サルサ遊びは、レッスンの先にあります
サルサは、
レッスンだけで完結するものではありません。
技を覚えることも、
踊れるようになることも大切ですが、
本来のサルサは
人と時間を一緒に過ごす遊びです。
音楽が流れて、
知らない人と踊って、
うまくいったり、いかなかったりしながら、
その場の空気を楽しむ。
そういう時間の中でこそ、
サルサは少しずつ体に馴染んでいきます。
とはいえ、
いきなり外の場に行くのは
簡単なことではありません。
雰囲気が分からない。
ルールもよく分からない。
一人で行くのは、やっぱり少し怖い。
そう感じるのは、とても自然なことです。
このページでお伝えしたいのは、
「行きましょう」という話ではありません。
レッスンの先には、
こういう時間がありますよ
ということです。
教室では、
その先につながるための場や機会を、
いくつか用意しています。
無理をしなくていい形で。
置いていかれない形で。
サルサ遊びは、
特別な人だけのものではありません。
少しずつ慣れて、
少しずつ楽しめるようになれば十分です。
そのための話を、
ここから順番にしていきます。
サルサの場って、どんなところ?
サルサの場は、
思っているほど特別な場所ではありません。
照明が少し暗くて、
音楽が流れていて、
人がそれぞれ自由に踊っています。
うまい人もいれば、
まだ慣れていない人もいます。
決まった進行があるわけでも、
誰かに評価されるわけでもありません。
基本的には、
踊りたい人が、
踊りたいタイミングで、
一曲ずつ踊るだけです。
とはいえ、
初めてだと分からないことも多いと思います。
どうやって誘うのか。
断られたらどうなるのか。
一人で立っていても大丈夫なのか。
誰でも、
最初は同じように戸惑います。
サルサの場は、
「うまい人だけが楽しめる場所」
ではありません。
むしろ、
場の空気に少しずつ慣れて、
相手とやり取りしながら踊ること自体を
楽しむ場所です。
踊りが完璧でなくても、
途中でうまくいかなくても、
その場にいること自体が
自然なこととして受け取られます。
少し失敗しても、
それだけで居づらくなることはありません。
大切なのは、
いきなり馴染もうとしないことです。
まずは、
「こういう場所なんだな」
と知るだけで十分。
このあとに紹介する引率やプチ・パーティは、
そのためのきっかけとして用意しています。
教室としてやっていること
教室では、
レッスンだけを行っているわけではありません。
サルサを
レッスンの中だけで終わらせないために、
その先につながる形も、少しずつ用意しています。
それは、
「外に行きましょう」と背中を押すためではありません。
行ける人だけが行く、
行きたい人だけが行く。
その前提で、
選択肢として置いているものです。
教室としてやっているのは、
大きく分けて二つあります。
一つは、
外のサルサの場へ一緒に行くこと。
もう一つは、
教室の中で、サルサ遊びの時間をつくること。
どちらも、
特別なものではありません。
「いきなり一人で行くのは不安」
「どういう雰囲気なのか、まだ分からない」
そう感じている人が、
無理なく触れられる形を考えた結果です。
レッスンで覚えたことを
すぐに使わなくても構いません。
まずは、
その場の空気に慣れること。
人と一緒に過ごす感覚を知ること。
そこから、
少しずつ広がっていけば十分です。
このあと、
それぞれについてもう少し具体的に書いていきます。
- 引率同行について
- プチ・パーティについて
どちらも、
教室の延長として考えてもらえればと思います。
引率同行について

引率同行は、
サルサの場に慣れるための
大切な最初の一歩として考えています。
無理に参加するものではありませんが、
教室としては、
できれば一度は一緒に行ってほしい
と思っています。
サルサの場には、
はっきりと書かれてはいないけれど、
自然と共有されている
暗黙のルールや空気があります。
それを知らないまま行くと、
本人は普通にしているつもりでも、
相手にとっては
少し戸惑う場面が出てしまうことがあります。
たとえば、
男性であれば、
どう誘うと失礼にならないか。
女性であれば、
最初のうちは
どう振る舞っておくと、誘いやすい存在として見てもらえるか。
どれも、
レッスンの中だけでは
なかなか伝えきれないことです。
引率同行では、
そういったことを
その場の空気ごと体感してもらいます。
説明するというより、
一緒に居て、
「こういう感じなんだな」
と知ってもらうための時間です。
最初の一回で、
すべてを理解する必要はありません。
ただ、
一度その場を知っているかどうかで、
その後のハードルは
大きく変わります。
引率同行は、
必ずしも一度きりで終わるものではありません。
それぞれが
「ここが自分のホームだな」
と思える場所ができるまでは、
何度か一緒に行くのも、もちろん歓迎です。
最初につまずかないためのもの。
そして、
サルサの場に
自然に溶け込むための準備。
引率同行は、
そのための時間です。
プチ・パーティについて

プチ・パーティは、
教室で行っている
人が集まるための時間です。
何かを学ぶ場というよりも、
顔を合わせて、
話して、
一緒に過ごすことを大切にしています。
参加の中心になるのは、
今通っているレッスン生です。
そこに、
以前通っていた人や、
しばらく顔を見ていなかった人が
ふらっと来ることもあります。
「久しぶりだね」
そんな会話から始まることも、
特別なことではありません。
準備や理由は必要ありません。
少し立ち寄って、
近況を話して、
知っている顔と時間を過ごす。
その流れで、
音楽がかかって、
気づいたら踊っている。
プチ・パーティは、
そういう時間です。
最近は、
現役のレッスン生同士に加えて、
OB・OGや、
少しサルサから距離が空いていた人も混ざり、
自然に踊る場面が増えてきました。
レッスンの続きでもなく、
外のサルサ場そのままでもない。
セイちゃんサルサらしい空気の中で、
人と関わりながら
サルサ遊びを感じられる時間になっています。
今通っている人にとっては、
「続けていくと、
こういう時間になるんだな」
と見える場。
そして、
少し間が空いた人にとっても、
「また顔を出しても大丈夫そうだな」
と思える場。
プチ・パーティは、
そういう役割を持っています。
それぞれの段階で、感じてほしいこと
このプチ・パーティでは、
レベルごとに
何かを達成してほしいわけではありません。
ただ、
参加するタイミングによって、
感じることが少しずつ違うことがあります。
初級の人は、
「こうやってサルサ遊びが行われているんだ」
という雰囲気を感じてもらえれば十分です。
知らない人がいても、
会話があって、
音楽が流れて、
自然に踊りが始まる。
まずは、
その空気を知ることが一番大切です。
中級の人は、
知らない相手と踊ってみて、
「思ったより何とかなっているな」
と感じることがあるかもしれません。
完璧ではないけれど、
止まらずに踊れている。
少し余裕が出てきている。
そんな手応えを、
どこかで感じてもらえたら十分です。
上級の人は、
踊ることそのものより、
場の中での立ち位置が
少し変わって見えてくるかもしれません。
「ここなら、外に行っても大丈夫そうだな」
「引率に参加してみようかな」
そんな気持ちが
ふっと浮かぶこともあります。
どの段階で参加しても、
正解・不正解はありません。
感じることがあれば、それでいい。
プチ・パーティは、
そういう体感を
自然に持ち帰るための時間です。
サルサという遊びの時間
サルサは、
技を覚えることや、
上手く踊ることだけが目的ではありません。
音楽が流れて、
人が集まって、
その時間を一緒に過ごす。
サルサの楽しさは、
その中にあります。
引率同行やプチ・パーティは、
その「遊びの時間」に
自然につながっていくためのものです。
レッスンで積み上げたことを、
試す場所でもあり、
忘れてしまう場所でもある。
うまくいかない瞬間も含めて、
その場を楽しめるかどうか。
そこが、
サルサを続けられるかどうかの
分かれ目になることもあります。
評価されることも、
比べられることもありません。
誰かより上手くある必要も、
目立つ必要もありません。
ただ、
その場に居て、
人と関わって、
音楽を感じる。
それだけで、
十分にサルサです。
サルサという遊びは、
一度身につくと、
長く続いていきます。
少し間が空いても、
また戻ってこれる。
踊りが変わっても、
関わり方が変わっても、
楽しみ方は残ります。
レッスンは、
その入口であり、
引率やプチ・パーティは、
橋のようなもの。
でも、
最後に残ってほしいのは、
**「一緒に過ごした時間」**です。
サルサという遊びの時間を、
無理なく、
自分のペースで。
この教室が、
その一部になれたら嬉しいです。
最後に
サルサは、
がんばり続けないといけないものではありません。
うまく踊れない時期があっても、
行けない期間があっても、
それで終わってしまうものではありません。
レッスンで始まって、
引率やプチ・パーティを通って、
少しずつ外の場に慣れていく。
その途中で、
立ち止まってもいいし、
遠回りしてもいい。
自分のペースで関わっていければ、
それで十分です。
この教室で大切にしているのは、
「続けること」そのものではなく、
続けられる形を見つけることです。
踊りだけでなく、
人との距離感や、
その時間の楽しみ方も含めて。
サルサという遊びは、
誰かに評価されるためのものではありません。
音楽があって、
人がいて、
一緒に過ごす時間がある。
そのシンプルな楽しさを、
それぞれの形で持ち帰ってもらえたらと思っています。
行きたいときに行って、
戻りたくなったら戻ってくる。
そんな関わり方ができる場所として、
ここがあり続けられたら嬉しいです。
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