本当につぶやき。でも自分への戒めとしても書いておきたいと思います。
「そんなに金持ちになんてならなくてもいい。ちょうどいいってのがあるんだ。そうだな。例えば食べたい時にいつでも旨いカツが喰える。そんなのがちょうどいいってんだ」
このセリフは美味しんぼの一桁卷（か10の桁卷）くらいで見たものです。なんらかの理由で一気に文無しになった人に、引退していた有名カツ丼屋の亭主が言った言葉でした。
この話はバブル崩壊直後の頃だと思う。ものすごい羽振りよくやっていて、でも一気に資産も仕事も失った人が多かった。借金を抱えて空や喰わずみたいな？！ その頃にはやけにフィットしたシーンだったんだろうな。
今にして思うとまぁカツはいつでも食べられるよね。私は”ちょうどいい”には達成している模様だ。よかったよかった（笑）
そして今回私が思う事。マンガのセリフを借りましょう。
「そんなに偉い人に見られなくたっていい。ちょうどいいってのがあるんだ。そうだな。例えば踊りたい時にいつでも３時間程時間が融通出来る。そんなのがちょうどいいってんだ」（笑）
というのはね。例えば私の生徒さんでも人生頑張っている人は多い。独立して自営業で喰べて行こうとかね。そして言う。「踊り（／レッスン）に行って楽しいのは分かるんですけどね。時間が無いんですよー」
違うね。多分まだそこまでサルサやろうとは思ってないだけでしょ。そして気持ちは分かる。サルサって結構特殊な遊びで、特に”常に他人と共同作業”。その中には初対面も多い。
気が休まらない？！ いつも緊張？！ 私の様な引っ込み思案で対人恐怖症みたいな人は二の足を踏む。なかなか他の予定を押しのけてまでやろうと思わない。上手く行った時はこの上なく楽しいんだけどね。それは分かっていたとしても。
でもそうじゃない人も居るだろう。本当に仕事で埋まってて、どうにも時間の融通が取れない人もいる。もちろんそれが好きならOK。ホリエモンやイーロン・マスクがそうなんじゃない？！ 夜に仕事で疲れ切って即値落ちが目標、なんて人もいるんだし。
でもそこまで仕事好きじゃないが忙しい。誰かに楽しいだろう何かを誘われてもその３時間は作れない？！ んーーーーどうなんだろうね。それは、、、例えばその好きでも無い事、なんでやってるの？！
多分ね、やらなきゃいけないからなんだろうね。でなんでやらなきゃいけないかと言うと「他人からやる事を求められているから」 つまり自分の時間の使い方を決定するのは、他人になっているという訳です。
「それはマズい。その仕事をキープする為に、他人が決定する自分時間も受け入れないと！」
受け入れないと、金持ちにならない？！
受け入れないと、責任もった社会人として認められない？！
受け入れないと、仕事ちゃんとしている人と見られない？！
↓
受け入れないと、「あの人は偉いねぇ」とならない？！
そして最初に戻ります。
「そんなに偉い人に見られなくたっていい。ちょうどいいってのがあるんだ。そうだな。例えば踊りたい時にいつでも３時間程時間が融通出来る。そんなのがちょうどいいってんだ」
あなたにとって幸運ってなんですか？！
「オレ、運がいいなぁ！」ってなんですか？！
予期せぬお金がガッツリ入ってきた時！？
”そんなに金持ちになんてならなくてもいい”
多くの人に認められた時？！
”そんなに偉い人に見られなくたっていい”
ちょうどいいってのは好きな美味しいものがいつでも食べられる程度。やりたい事があった時突然でも３時間くらいは融通が効く程度。
私にとって幸運とは色々やって楽しくなった時。ドライに書くと脳内にセロトニン・オキシトシン・エンドルフィンが分泌された時。（ドーパミンは努力の結果出るので幸運って訳じゃない。運にあまり頼ってない）そんな風に思っています。
そして「幸運の女神は前髪しかない。来た時にすぐに掴まないと。遅くなったらもぉ捕まらないぞ！」
楽しそうならやってみよう。時間は融通効く様にしよう。
それが人生”ちょうどいいってもんだ！”
ｐｓ
一時期仕事に踏ん張りどころとかはあると思う。でもそうなら仕事がやりたい事にもなっているでしょう。そうじゃなくて誰かの手前、とか言われたから受けるしかない、とかはちょっと違うかな。人生の時間を無駄にしている。すぐに年寄りになって死ぬ？！ そっちの方が私は怖い。
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