メランコリックシリーズ、更に行きます。この前サルサ会場でも言われちゃった。「メランコリック続きますね！」 うん。多いよ。だって人間アラフォーあたりから素の顔はメランコリックに見えますからね。で、それがサルサを楽しむのにはマイナスだと思うという話。
生物学‐男性が思うかっこいい男（サルサに不向き）
まず知っておいて欲しい事。性格やその他の要素も大いに含まれますが、生物学的に言うと（文化人類学的かもだけど(^。^;)）男性が思うかっこいい男性は女性にもそうな訳じゃない事が多いです。
なぜなら男性が憧れる男性像はボスザル（Alpha male）だから。それ以外のサルは異性を獲得するのに制限がある。ね？！ 生物学的に憧れるはずでしょ？！
で、ボスザルはじゃぁどんな振る舞いを同棲サルにしているのか。威圧的かつ非フレンドリー。あまりフレンドリーだと舐められる≒反旗を翻される可能性があるからね。
つまり男性が思うかっこいい男性とは「ゴルゴ１３」みたいなんですね（笑） クールでニコリともせず、そしてケンカはやたら強い。特に自分に自信の無い男性であればあるほど、笑顔は見せるべきではないと思ったり？！ 舐められやすいから and/or 一旦舐められたら腕ずくで挽回出来ないから。
生物学‐女性が思う近づきたい男
で、今度は女性から見た男性。生物学的にはどうか。もちろんボスザルがいいのです。子を産んだ後の食料分配から外敵から守ってもらうのにも有利だから。
でも女性目線でのボスザルは男性のそれとは違うでしょう。相手側に支配対象じゃなく、共同作業者と見る側面があるからです。
というのも「自分の子孫を残してくれて、育ててくれる」から。自分じゃ出来ないのです。引いて継続的な庇護や食料分配をしたくなるモチベーションがある。つまり、自分のリソースをそこに費やす気があるのです。
つまり女性は生物学的に、こんな男性に近づきたい：
・分け与える寛容さ
・自分に自信がある振る舞い
・仲間を助ける誠実さ
・精神安定性（意味の無いDVをしない）
私はこれらが生物の構造上および進化論的に、この傾向があるのではないかと思うのです。で、これがある男性って「ゴルゴ１３」？！ ちょいと違いませんか？！
・寛容さ≒優しさ・思いやり
・自信≒笑顔の多さ（余裕）
・誠実≒リソース共有、献身さ
・精神安定≒非ヒステリー性
もしあなたが女性だったら、どんな表情な男性と踊りたい？
で、これを読んでいる男性に問います。あなたが女性だったとしましょう。サルサ会場に居ます。そこでゴルゴ１３とルフィ、どちの方が誘ってきたら踊りたいですか？
そう、もう分かりますよね。どう考えても変化無いメランコリックな顔つきの男性はマイナスなのです。男性が思うかっこいい男性は、女性にとってそうでもない。いや、そうではないとさえ言えそうです。
でもじゃぁ今のサルサ会場どうか。んーーーちょいメランコリック多くないかなー？！ 明確な笑顔で誘う男性、割と少ない気がする。それも初心者となると尚更ですね。
なぜならイマイチ技術に自信が無いから。初心者の内、会場で頻度高く誘われる女性なんて眩しいくらい上級者に見える。そんな人を「自分が誘っていいんだろうか」「誘って踊って、がっかりさせるのではないか」 そりゃ緊張で真顔にもなっちゃうよね。
そしてそれが癖になっちゃう。連続８回やった事は９回目はそれを自然にやっちゃうそうです。こうしてデフォルトな、メランコリック顔で誘う男性が出来上がってしまうのです。
その末路は？！ まぁ割と断られるかな。怖そうだし知らないし「ええいここは断っちゃえ」なんて思われちゃう。そしてそれが辛くてソーシャルに行けなくなる。サルサを辞める、、、かなりモチベーションが高く無いと、そうなりがちでしょうね。
意識する＆反復する＆癖にする
で、解決法は何か。自然にしているとアラフォーから後はメランコリックに見えてしまいます。仕方ない、笑顔を心がけるしかありません。「クールな男性に見せて威厳を保とう」なんて夢々考えない事。どうせ女性は”威厳”なんて興味ありません。男性同士だけです。
「へらへらしているのはバカみたいじゃないか？！ 気持ち悪いんじゃないか？！」
おっしゃるとおり。少々気持ち悪い（笑） でもしかめっ面や素の顔は更に気持ち悪い？！ 黙って突然セクハラして来そう？！ 楽しい事が行われるはずの会場で「真面目でクール」なんて、そっちも精神異常に感じてしまう。精神的に不安定なんだろうな、と見えてしまう。
なので同じ精神異常なら、ルフィー的明るさで居たほうが”マシ”でしょう。先ほど会場で女性になった時を想像してもらった通りです。
なーーーんて事を考えてみました。参考になれば！(≧▽≦)
ご意見、ご感想