セイちゃんサルサ:2022/07/19 お祭りマンボ・アフターレポート

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昨日は結構な人。爆発でした。でもこれには明確は訳がある。パフォーマンス2本立てだったのです。その応援の人が来ていた。いつもはあまり来ない人も!? 改めてパフォって人集めるんだね。###し###さんがパフォ大会ばっかり企画する気持ちはわかる。儲かるってか、収益読めるので仕掛けやすいんだろうな。

DJのミゲルさん、なかなか乙でした。「こんなのミゲルさんでしか踊れないだろうなー!」という選曲が多かった。2曲ばかりどーすりゃええの!?ってのもありましたがご愛嬌。後はなかなかトランス的に乗れましたよ。

てかペルー人DJ(←多分全員ペルー人だよね。私が遭遇する外人DJって。ルイスさんとかは違いそうだが、、、ルイスさんはそもそもそんなに行かないが、、、)の選曲って、曲頭はちょいつまらなそうなの多いですよね。「ん?! 駄曲?! スルーかな?!」なんて踊らないと中盤あたりから鬼盛り上がったりする。

そーゆー時は「むきーーーーーーーー踊っときゃよかった。ちーーーきーーーしょーーーーー!!!」となります。だからカリベがあった時は元気なら曲頭つまらなくても踊ったりしてた。保険で。で、大抵保険が生きた。

そんな事を思い出した夜でした。

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しかしパフォ開催ってすごいですね。やっぱ人集まるんだなぁ。これを当てにしてイベントやっている主催者はどうしても外せない魅力なんでしょうね。

でも私はパフォで集客するって諸刃の剣だとも思うんですよね。一番相性が悪いのがクラブ。次にソーシャルをメインにするイベントかな。

なぜならパフォが用意出来ないと人は来ないから。安売り戦略が長い目で見ると悪手なのは大学レベルの経営学でさえもはや常識といった所ですが、(赤字経営の時しか来ない客の集客)それに似ている所があると思う。

つまりパフォで集められる集客って、パフォが魅力で来ているのです。それもねぇパフォを見るので来る人じゃないでしょうね。パフォ演者のお友達で、そこにつるみたいから行くのでしょう。主に自分が所属している仲間内と交流したいんですね。(Yamleeとかは別でしょうけど。中国雑技団やサーカスを見に行く感じになる。別枠)

で、だからクラブとかでパフォ大会やりまくると危険となる。「いつも来てくれるソーシャル好き」の客のニーズを無視するからです。「さーて踊りに行こうかな! あれ?! 今日はパフォいっぱいあるって?! じゃぁ踊れないな。他に行くか」 で、それが頻発するとだんだんその層の足が遠のく。で、新しくソーシャル踊れる競合場を見つける?! レギュラー客が奪われていくのです。

「いやぁ、きっかけはパフォ観戦だって一度来ればその場所行きやすくなるじゃない。ソーシャルも踊りに来てくれる様になるのでは?! 要するにパフォ大会やったってクラブもプラスあるでしょ!?」

ごめん。無いと思います。なぜならパフォだから来てくれる人はあくまで『仲間内』の交流が欲しくて行くのです。パフォが用意出来ない普通の日、店側として曲かけるくらいしか出来ない時は、そんな人達は来てくれません。『仲間』が居る保証が無いからです。

てか『仲間が居るから来る』って客をターゲットの中心にするのは何の商売でもきつすぎますね。だって仲間が居なければ来ないのですから。そして仲間ってのは必ず目減りしますから。仕事、家庭、その他の事情で徐々にbut確実にね。

そして一番の問題はパフォは概ねの場合ソーシャル好きにとって”歓迎されない”ものであるという事。たしかに2~3分しかやりませんよ。でもその後パフォ演者によるMCとかその場での写真撮影とか、どうしても20分くらいかかりますよね。

MC長い人とかも多い。マイク持つと時間の流れが麻痺しちゃう。聴衆の半分以上が飽きている素振りモロ出しでも分からないし気付けない。ま、私も含めた人類全体がそうなので、これは不可避だとも思いますが。(事前に「MCは手短に!」と釘を刺す主催者も居ますね。パフォ頼んどいてこれ言うの心情的にキツイでしょうが。優秀!)

もちろん応援団達は喜びますよ。見た感じ会場全体がウケて盛り上がっている様にも見える。でも応援団な一過性で集まってくれる客以外の、レギュラーで来てくれる一番助かる一番大切にしなきゃいけないリピーター客のニーズを蔑ろにしています。これが毎週続くと、、、おそらく足は遠のきますね。「あそこはもぉ変わっちゃった。行ってもなかなか踊れない」

ごめん、書いちゃいます。晩年の###はこれでダメになったと思う。クラブはこれ絶対やっちゃダメ。年1回とかにした方がいい。ソーシャル客狙いのイベント運営でもそうかな?! リピーター無くします。これ、商売として一番やっちゃダメぽ。

その意味でいうと###し###さんは上手い。絶対にレギュラーイベントはやらない。季節でのスポット・イベント。そしてほぼパフォ発表会にしちゃう。カッコいい見た目の会場を抑える。皆でドレスアップする。ただ参加するだけである程度のネタになる。

で、パフォで内輪ネタでガチで盛り上がってもらう。ソーシャルなんてサイドディッシュなんですってスタンス。素晴らしいマーケティング。ここまで割り切ったのはあっぱれ! マーケターとして尊敬!(私はまず行きませんけどね(^。^;))

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で、昨日ですね。お祭りの主催者はマジ上手くやった。パフォ好きとレギュラー客をほぼ両立させられた気がします。パフォ1個やって、何かの事情で2個めがちょっと出来なくて、そしたら言ったもんね。

「3曲かけます。がっちり踊って疲れて下さい。休みがてらパフォを見てもらいたいと思います」

正直昨日集まったソーシャル好きはパフォどうでもいいってか、まぁ歓迎かといえば微妙だったろう。いかに皆が大好きな主催者が演者だっとしても。

でもその人達の気持もがっちり掴みましたね。気持ちよく見ましたよパフォ。主催者の衣装姿かわいかった(笑) 満足。(あ、パフォも上手かったと思うよ(^。^;)) その後のMCちょい長かったけど、それも割と許せました(笑)

ま、とにかく珍しくパフォを堪能しました。いつもじゃ困るけどここまで気が回る主催者なら偶にならWelcomeかな。そんな事を思いました。

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