セイちゃんサルサ:2022/07/29 グラヴィティ・アフターレポート

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先週末熱中症で体調崩してからあまり復活出来ていませんでした。よって「多分行かないだろうな-」と思ってWebでの行く宣言は特にしていませんでした。行けたら行こうかな、、、程度。

でもやっぱDJがYOUさんで徒歩5分以内の場所で踊れるってんなら行っちゃいますね。体調万全でも無かったのですが我慢出来ませんでした。21:00ちょい過ぎに会場In。もぉね、Pepeなんて郵便受けの手紙取りに行くのと大差ありませんね。気持ちのハードルとしては。

人入りはーーーー、うん、でも結構あったな。木曜ってだいたい何処も集客苦戦するのですが、昨日Pepeにしては通常よりは相当あったと思いますね。

奥さん曰く「木曜だけは辛いよね。次が金曜で思いっきり夜踊れるし、今日だけは我慢しようってなりやすいでしょ」 一理ある。木曜夜だけはサルサ・イベント開催は鬼門かも知れません。

と考えるとグラヴィティはかなり健闘してると思いますね。(アタルンバも異常値だが)集客、ちゃんと出来ていると思っています。

DJはねぇジャズっぽいのが好きなPepe民を泣いて喜ばせてましたね。私もそれ系嫌いな方じゃないので(←好きなんでしょ?!(笑))十分楽しめました。

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ピロポって知ってますか? 詳しくはこちらね
https://context.reverso.net/%E7%BF%BB%E8%A8%B3/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%AA%9E-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/piropo

ま、要するに褒めるという意味です。そしてメキシコも首都からちょっと北の方に行くと、おそらくその辺りのローカル風習で”ピロポ”と呼ばれるモノがあります。つまり褒める風習です。

そしてそれは誰でも、何であろうとも、という訳じゃありません。「かわいい女性」に限定し、でも「かわいい女性」が居たら、誰であろうとかわいいと「褒める」のが礼儀&マナーであるという風習です。町中でも、通りでも、スーパーでも、学校でも、どこでもです。

私がこの風習に触れ、且つやり方を叩き込まれたのは大学時代でした。スペイン語学科を専攻し、3ヶ月メキシコ留学をした時です。私の大学はルールとして全員ホスト・ファミリーの所に入る、ホームステイをしなければなりませんでした。

で、私は自然ホスト・ファミリーと仲良くなる。特によかったのはそこのお父さんでした。心臓病を患って弁護士の仕事を最近引退。でも街のレストラン2つ、ホテルを1つ経営。ホストファミリー業なんて従業員雇いたいためだけの口実?! 悠々自適でしたね。

ルーティンは夜の飲み会でした。勉強してようがなんだろうがリビングに呼ばれるのです。行くと目の前にはテキーラの瓶。これでゆっくり一杯やりながら彼とお話するのです。マリアッチ(メキシコ音楽)とかを聞きながら、色々な話をするのですね。文学、音楽、ビジネス、、、

そしてだんだん気付いていきます。彼はなんでも”やり手”なんですね。特に若い頃の話が面白かった。「学生の頃はモテてねー毎日違う女がオレのベッドで寝てたよ」「大学時代は拳銃射的が得意でね。大分賭け射的で儲けたよ」 そんなエピソードのてんこ盛り。つまりメキシコでの典型的な”イケてる”系だったのでしょう。

で、ある時彼が私に言い出したのです。
「父:お前、ちゃんとピロポ言えてるか? ウチの息子は下手でね。困っとる」
「私:なんすか? ピロポ?!」
「父:なんだお前、ピロポも知らんのか。上手くないと人生絶対楽しくならんぞ」
そしてこの後始まったのです。毎晩の「ピロポ」の練習が。

やり方はこうです。とにかくテーブルに着く。テキーラに口を付ける。それから女性への褒め言葉を一つ言うのです。
「おまえ、それで褒めたつもりか! てか声が小さすぎる。そんなんじゃ伝わらんぞ!」
で、もう一口飲んで言い直す。それの繰り返し。声の出し方、目線の向け方、褒め方のバリエーション。。。色々学びましたね。

これで発見した事:
・練習すれば女性を褒めるのは必ず上手くなる
・ピロポすると、なぜかその日一日気分がいい
・知らない美女にピロポして微笑み返された時は、なぜか更に一日気分がいい
・ピロポするチャンスを探していると、意外なまでに美女(褒める要素がある女性)が周囲に沢山いる事に気づく
・ピロポが上手いと異様にモテる

皆に見せたかったですよ。ピロポを街中でやるようになってからの私のモテ度を(笑)(お父さんに宿題で1日最低10人のノルマが課せられていました) 通りを歩いているとだんだん街の美女が向こうから声掛けてくれる様になります。で、だいたいキスされる。メキシコの挨拶の仕方がそうだったからだけかもですが。

日本ではキモいと逃げられる方が多い?!はずの私でもこうです(笑) ピロポ、確実に男性の人生を楽しくさせます。

ちょっと前からですが(4年前くらい?!)、私はサルサでも積極的にピロポのチャンスを伺う様にしています。知人でも気付いている人は気付いているでしょう、私が妙に軽々しく女性を褒めている事を。日本人にはあまりにも馴染めない習慣でしょうから、マジ仲のいい女性にだけ限定ですけどね。もちろんかわいい努力が無い場合は言いません(笑)

で、そうするとどうなるか。モテる?! ぶっちゃけ知らん(笑) 既に奥さんも居るし実感できぬ。でも人生はなぜか圧倒的に楽しくなります。ぜひ皆もやってみて?! 絶対実感するはずです。女性も言われて別に嫌じゃないんじゃないかなぁ。日本サルサ界だけ、ピロポ習慣を定着させてみたいです(笑)

ps
練習したい人は私のレッスンに来て下さい。ピロポの言い方を教えます。メキシコのお父さん程スパルタじゃありませんけどね(笑)

psps

「女性も頑張るから街の女がきれいになる」とはホストファミリーお母さんの言。言われなくなったら「イケてないのかな。また言われる様に頑張らなきゃ!」と思うらしい。相乗効果じゃね?!

ご意見、ご感想

  1. […] 様になったのかは何度か書いているのでここでは割愛。詳しくはここをクリックしてね。 […]

  2. […] (ピロポ解説) […]

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