世の不思議、木曜夜のアタルンバに参戦です。なぜ不思議か。木曜ってサルサ・イベントは集客難しいのだそうですね。でもこのイベントは別。だいたい大盛況です。
まぁ木曜集客が渋いのはよく分かるね。あと１日我慢すりゃ次は金曜夜なんだから。次の日休み、「明日あそべばいいや。今日はやめとこ」となりやすいでしょう。自然な考え方です。
なぜアタルンバはそれでも集客出来るか。マーケターとしては非常に興味深いテーマですね。グラビティもそうですが、ぜひ解明してみたい。
今の所の考察。強力なリピーターを付けたから。そのリピーターを満足させるサービスを優先させているから。そんな感じに見受ける。「リピーターの好みに合わせた選曲」＆「楽しめる舞台装置の研ぎ澄まし」 ここにサルサ界イチの天然キャラ、アタル先生の愛され性格がミックスなのか。
この日も集客は十分。曲もそこそこ安定。クリスマスソングが３曲程かかったかな。ただそれも飽きない感じには順番繋がってた。（ゆっくり、早い、ゆっくり、と緩急あった）
非常に楽しめました。帰る時は「たのしかったぁ」で帰れる。これがまたリピーターを繋ぎ止める。そんな事を思った夜でした。
ｐｓ．
リピーターを喜ばせる事を最優先にする、と割り切った運営をするのは実は結構出来ないものです。「初めて来た人を喜ばせてリピーターにしたい」気持ちが強くなる？！ いつも来てくれている人をある意味無視した事をしちゃいガチな気がする。
特にサルサのイベント／クラブなんて『いつもお金を落とす人』はソーシャルのサルサをしたい人なんですね。逆にいうとそれ以外で”いつも”お金を落とす人なんて居ない。
例えばパフォ＆その応援団なんてパフォやらなきゃ来ない。いつもパフォ大会開催出来ますか？！ その日以外は全く閑古鳥でいいですか？！
例えばほぼ踊れない外国人観光客は来週すら来ない可能性大。そんな人達優先の選曲（メレンゲ、レゲトン、バチャータ）ばっかにするべきなんですか？！
例えば「うるさい」とか「明るくしないと法律違反」とかクレームを付けてくる人は頻度高くお金落としてくれますか？！
そこまで考えると分かってくるはず。我田引水な意見に見えるでしょうが（そして我田引水ではありますが（笑））、マーケターとしても理に適っていない。悪手だと思うんですよね。
でもよくやられちゃうね。多分優しいから＆いつもの客への甘えがあるから。「今こーゆー人来てるから分かってね」 それが徐々にリピーターを減らしていく。
木曜夜アタルンバ／グラビティを見ての、今の所の私の見解です。
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