前回『ソーシャル・サルサは現代男性に特にキツい?!』という話を書きました。一言でいうと「現代日本はモテない男性を量産する社会風潮、ますますソーシャルを楽しむ男性が居なくなる」という話。
で、今度は女性版を書いてみましょう。ソーシャル・サルサ場でモテる女性はどうなるか。モテない女性とどう違うか。そして、結局どうなると得なのか(サルサを楽しめるか)。そんな事を書いてみようかと。
女性はサルサ遊びに混ざるのは簡単
まず女性はサルサ場では誘われる側です。ただボーッと立ってても誘われます。勇気一番、能動的に行動しないとサルサ遊びが一切始まらない男性とは全く違う条件です。
そしてサルサ男性は慢性的に踊る相手不足です。会場にいて踊る相手が常に列をなしている事は皆無でしょう。(ごくレアに2,3人の女性が一瞬同時に同じ男性の踊り待ちをしている時はありますが) よっぽどでも無い限り、とある女性が会場で全く誰にも誘われない事なんてありません。
つまり初心者女性が初めて会場に行ったとしても男性とは雲泥の差。サルサ遊びに参加するのは造作もありません。老若美醜もモテも、あまり関係ありません。
サルサ・デビューの成功/失敗パターン
違いが出るのはおそらく同じ会場同じ曜日で、3回目に行った時くらいからでしょう。デビュー成功パターンと失敗パターンを書いてみましょう。
成功パターン
- 誘ってくれる男性が増えてくる
- 誘ってくれる”上手い”男性が増えてくる
- 誘ってくれる男性の”上手い人”率が増えてくる
失敗パターン
- 誘ってくれる男性が減ってくる(ゼロにはならないが)
- 誘ってくれる男性の腕レベルが変わらない
なぜこんな違いが出てくるのか。デビュー成功の場合は相手から「この子と踊ると楽しいな」という印象を持ってもらえるからでしょう。と、リピーターが増える。だから新規+リピーターで、だんだん誘ってくれる人が増えていきます。
そして上手い男性の事。彼らは踊る相手に、とはいえそれほど困ってません。慢性的に不足はしていますが、本気で踊ろうと思えば”楽しく”踊ってくれる女性友人が会場に多くいるものです。それなり、困る事は少ないでしょう。
そんな男性が”楽しく・感じよく”踊ってくれるかどうか未知数の、しかもフォロー腕も期待出来ない新顔初心者女性を、わざわざ誘うでしょうか。否。誘いませんね。初めて来た初心者女性を積極的に誘う上級者男性はほぼ皆無なのです。※後述あり
だから、このような差が出るのです。(女性デビュー成功方法はこちらを参照。長いよ(笑))
モテる女性は『初対面フレンドリー』
で、今度はその上でモテるかモテないかの違いですね。男性版も動画を紹介したので女性版も出してみます(笑)
■なぜか男性にモテる女性の特徴7選
だいたいこの人何者なのでしょうね。でも登録者数10万人突破しているという事は良い時は年収1000万これで稼いできた?! 世間に認められた一家言ある人物の模様です。一応、言を信じる事にしましょうか。
私が気に入ったのは『初対面でフレンドリー』。もぉね、絶対だね。演技でも良いのでそれを全力表現すべきです。その他はまぁまぁ見栄えの話ですが、フレンドリーはガチだと思いました。モテます。デビュー成功の絶対条件でもある。
モテる女性はだんだん得をする(すぐではない)
で、じゃぁせめてこの初対面でフレンドリーに成功したとしましょう。どうなるか:
- 誘ってくれる男性の増えていく速度が上がる
- 誘ってくれる”上手い”男性の増えていく速度が上がる
- 誘ってくれる”上手い”男性率の増加速度が”爆”上がる
なぜならどんな男性ともフレンドリーに踊る姿を沢山周囲に見せられるからです。と、上手い男性もそんな女性と踊りたいので誘って来ます。(意外かもですが、上手い男性でも踊りたい相手条件は”上手い”<”楽しく踊ってくれる”です。上手くても仏頂面の相手とは踊りたくはありません。女性もそうでしょう?!)
で、上手い男性が一人誘いはじめると、他の男性も誘い始めます。「あ、あの人がわざわざ誘うのなら断ったり、つまらなそうに踊ったりする女性では無さそうだ。じゃぁオレも!」なんてね。で、どんどん上手い男性が群がっていく。
そしてもっと面白い事。「類友の法則」ですね。上手い男性が群がる女性には、腕微妙な男性はだんだん敬遠していくのです。「あの女性はもぉグルメだ。オレなんかがやる技とかマズい料理みたいなもん。きっと満足してくれない」って感じ?! 勝手に卑屈になって、勝手に遠ざかっていくのです。
女性はビギナーズラック期間にモテろ!
女性でもサルサ界、モテると非常に得をします。そのノウハウは磨くべき。でもそれは踊り初めて1、2回だと、モテようとしない人との差はありません。3回目くらいから徐々に、でも加速度的に違いが出てきます。
「女性はビギナーズラックあり」なんて言ってる人も居た。けだし名言! 突き抜けて上手い男性は来ませんが、それ以外はとりあえず誘って来るでしょう。そのビギナーズラック中に全力で『初対面でフレンドリー』をし、ぜひ成功パターンに入って欲しいと思います。
※
下手な男性は98%リードが痛いので、ベテラン女性はよく断ります。よって下手であればあるほど唯一(間違って)相手にしてくれる、その場の新顔である初心者女性を誘います。
で、痛くする男性は自分のやりたい事しか考えません。だから相手がいかに嫌そうな顔をしようとも気づきません。ちょっとでも気にいるとしつこくしたり妙に喋りこんんだり、悪くするとセクハラを働こうとしたりします。
よって上級者男性はそんな男と同類と思われたくないという欲求から、敢えて新顔の初心者女性を自分からは誘わない様にしている人も居ます。決して少数派じゃないと思う。
なので初心者女性はますます最初は上手い男性とは踊りにくい、そんな現状もあるのです。
ご意見、ご感想