■外見では本当の”楽しさ”は分からない
サルサと全然関係ない話をしてもいいでしょうか。私、先週末に式根島に行ったんです。絶海の孤島。東京から船で8時間という場所ですね。(ジェット船なら3時間ですが)
目的はシュノーケリング。道連れを募集したら8人も集まってくれました。楽しいのなんの。小学生より全力で遊んだでしょう。私を含む一部は老体に激しくムチ打ったのでは無いでしょうか(笑)
そこでちょっと驚いた事。実はこの内の3人、シュノーケリングを殆どやった事無かったんです。でもめっちゃ楽しめた模様。「想像の1000倍楽しかった」と言われました。
いや、わかりますよ。天気最高だったし、水温は多分温泉が湧いていたんだろう暖かさ。集まった人達もメンドー一切無い性格(←ありそうで無いよねぇそーゆーケース) ちょっとチャンピオンデータだよね。
でもシュノーケリング未経験者の「想像の1000倍楽しかった」の言はちょっと心に残りました。私もそれくらい楽しいと思っていたので。
■ソーシャルの”楽しさ”もやってみないと分からない
で、強引にサルサに繋げましょう(笑) ソーシャルの楽しさも、見ているだけand/or想像するだけだと分からないでしょう。
個人的、未経験者を「想像の1000倍楽しかった」と言わせ得るくらいだと思う。それほど楽しい。なぜなら私がそうだったから(笑)
でもね、他のソーシャル狂いも異口同音にそう言いますよ。だから実際そうなんだと思う。これは確信に近い。
ただ条件があるんです。「人間関係を上手くやる」 シュノーケルの『気温、水質、一緒に行く人』と同じですね。これがソーシャルを楽しむ必要条件だと思います。
これがある程度のレベルで出来て、初めてソーシャルの楽しさが理解出来る&継続されると思います。
■「人間関係を上手くやる」は日本人共通の苦手事項
で、残念な事を書きます。あくまで傾向としてですが、日本人はこの「人間関係を上手くやる」が苦手でしょうね。外国人の方が上手いかも。アメリカ人、メキシコ人、シンガポール人くらいしか深くは知らないですが。
なぜなら圧倒的に下手なんです。笑顔/親しげな態度/社交性を発揮する事が。
私の勝手な予想。恐らく長年の幕藩体制から形成される人流の閉鎖性から、それを発揮しなくても生きて行ける・生きざるを得ない状況だったからなのでは?!
よって「親しい」というステータスは良く分からない。「上下関係」で繫がりを認識する癖がついている!? ”上手くやる”必要なんて無い。命令するか従うか。そんな癖が染み付いている気がするのです。
私のクラスでも近年まではソーシャルに定着する人は少なかった。例外は私とはあまり関係の無い所でソーシャル界に残った?! 本人の多大なる努力があったっぽい。
つまり初回レッスンに出るまでで人的交流を広げる勇気を使い切った?! 「もういいや、レッスンだけでも楽しいし」 敢えてソーシャルまで進もうとは思わなかったというケースが多いのではないでしょうか。
でもレッスン仲間って絶対減る一方だよね。だからサルサと疎遠になる。そんなメカニズムだと思う。
■サルサの先生も95%苦手派。ロールモデルが居ない
で、実はそれを助長する事がある。それは95%のサルサ先生はソーシャルを楽しんでいないという事。レッスンより1000倍楽しい事を知らない、と思うのです。
私の知る限り##・###さんだけじゃね?! 他に何の用事も目的も無くソーシャル会場通っちゃうのって。他にも数人の先生でそういう人も居るというのを聞きますが(会った事はない)
大抵ソーシャル会場で見る先生は事前にその会場で自分のレッスンがあったから and/or 自分のレッスン&イベントの宣伝になるから。でそこに居るのでは無いだろうか。
つまり、サルサを教えている側でソーシャルが楽しいと気づいている人が居ないのです。と、その生徒さんも思うでしょう。「ソーシャルはハマる程楽しいものでもない」 ロールモデルが居ないのですから。
で、行き着くのでしょうね。「もういいや。レッスンだけでも楽しいし」 考えてみれば自然な事です。
■なぜサルサ先生はソーシャルに行かないのか
では腕も名声も十分の先生が、なぜ敢えてソーシャルに行かないのか。なぜ先生でない人が感じているソーシャルの楽しさを感じる事が出来ないのか。
心に秘めてても仕方ない。勇気を出して敢えて暴言を吐きます。
ソーシャル的「上手い人付き合い」が出来ないのでは?! 先生というプライドが邪魔をして、笑顔を見せても冷たくあしらわれる可能性や親しくして拒否反応をされるリスクが取れない。整理して書くとサルサ界での「上下/利害関係の無い人付き合い」が出来ない?!
確かに「我は老舗有名な先生でござい!」という人が初めて2週間の初心者を誘って断られたりしたら、そのプライドはズタズタでしょうね。でも仕方ない。初心者は業界老舗高名の先生なんて知らないんだから。そんなリスクは常にある。
「僕はお金を出してくれる生徒さんの手前他の人とは踊れないんだ」なんて言った男性インストも居ました。上手い言い訳言ってるつもりなんでしょうが論理は崩れています。生徒はレッスンに金払っている。ソーシャルで誰と踊ろうと怒ったりしない。
単に怖いだけでしょ?! 冷たくあしらわれるかもなのが。散々努力して技術を磨いて、でも”下の者”にそうあしらわれる可能性が恐ろしいんでしょ?! 「それを生徒さんに見られたら、、、」なんて想像して背筋も凍る思い?!
■先生以外はソーシャル楽しんでいる人は居る
でもこの世には(笑)ソーシャルを頻繁に楽しんでいる人達も居ます。その大多数は考えてみると笑顔/親しげな態度/社交性が高いですね。多少見た目怖そうな人も居ますが、話してみると社交性巧者です。
で、そうなるとソーシャルサルサの1000倍の楽しさが容易に得られる。レッスンなんて前菜でさえ無い、食前酒程度の楽しさでしかないしね。(←意味不明(笑))
じゃぁどうすればいい?! いつか私が得たノウハウを纏めてみたいですね。ちょっと他のテーマにも飛び火していますが、こちらは参考になるのかも。分量多くて申し訳ありませんが、興味あったら見て下さい。
http://manateesalsa.wp.xdomain.jp/?p=1096
■脳科学的にも絶対楽しいはず
そもそもソーシャル会場は「新しく会った人と楽しく過ごす」 オキシトシン分泌効果があります。脳科学的にも比類なき楽しさがある可能性、証明されていると言えるのではないでしょうか(笑)
https://seis-salsa.com/20220922_afterreport_gravity/2187/
https://seis-salsa.com/salsa-most-effecive-for-happinss/595/
オマケを付け加えると、本当に会場でソーシャル楽しめている人は若々しいよね。エネルギッシュで明るい。これもオキシトシン効果でしょう。類友になって相乗効果がある。
そんな人達とソーシャルで交流してみて欲しいです。知ったら違うと確信するはず。ソーシャルは見ている/レッスンよりも1000倍楽しい。体感してみて欲しいです。
合う合わないはあるでしょう
楽しくなる条件もあるかもね
でもやらないと”楽しさ”の本当の所は分からない
楽しそうな事、ぜひ一度やってみよう
そこに想像を超えた楽しさが
味わえるかもしれませんよ!
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