■孤独が称賛される時代?!
私は奥さんに会うまで孤独は”良い事”だとさえ思っていました。それを裏付ける書籍もありますね。
- 「孤独」のすすめ SB新書357/ひろさちや
- 孤独と上手につきあう9つの習慣/和田秀樹
- 孤独のすすめ/五木寛之
曰く、孤独に強くなれ、幸せを人に頼るな、孤高を貫いてこそ内省を促せる、、、まぁいろいろ主張されていますね。たしかに人間関係デトックスが必要な時もあるでしょう。あまりに参加集団が固定化した場合にはね。
私自身はそれほど孤独に弱いとは思ってません。例えば「年収今まで通りあげるから、これから10ヶ月山伏修行ね!」と言われても、あそっか、、、程度に思えたかも。もしサルサを知らない&奥さんが居ないならね。今はその両方から拒否すると思いますが。
てか、一人ヨットで太平洋横断とか興味あるかも。日がな一人でせいせいするんじゃないかなぁとか?! 必至こいて操船する時もあるだろうけど、のんびり溜め込んだ本とか読めたりも!? 最悪嵐で海の藻屑になって消えるのも、それはそれでやりきった感あるかもなぁなんて思ったりもするし(笑)
でも最近衝撃の事実を知りました。孤独って人間にとって持続的生存無理ゲーらしいのです。
■人間は遺伝子として孤独では生きられない
・【宮台真司のタワマン幸福論】
そう、過激発言で最近大学内で刺された人です。でも私は彼の喋り好き。論理的かつ統計学的だから。うーーーん私ってホント右翼(^。^;) 「科学的根拠は無いけど、なんとなく安心じゃん」とか寄り添えないからなぁ(笑)
で、私がいいたい事。お得意の話ですが人間の遺伝子は10万年前から一切変わっていない=その時の生活様式でサバイバル率最適化になっている、の関連です。
分子遺伝学、認知行動学、進化生物学、進化心理学の知見から言うと、人間は孤独だと免疫力が下がり、早死し、精神を病ませるというのが統計学的に出ているのだそうです。で、こう切り捨てました。
「孤独が幸せなんて言っているヤツはごまかしだ!」
つまり強がっているだけ、ウソを言っているというのです。私も半年仕事を一切辞め誰とも会わない様にした時期がありますが、週に一回のゴールデン街呑みや図書館通いとかはしたもんなー完全にやったら頭おかしくなった?! そうじゃないとは言い切れない。更に
「幸せなんて人によってちがう、というのも容認できない」
思い切ったなと思いましたね。確かに統計学的にはそうで、そうじゃないデータは無いという事。「遺伝子に逆らうのは無理だ」の暴論に、まぁ納得できないでもないロジックだと呆気に取られました(笑)
■幸せはゆるやかな共同体に所属する事で生まれる
で、上記動画はあまりに長いしシリーズだし、語り口調は高圧的なのであまり見るのはオススメしません。とにかく統計的にはそうだという事らしいとしておきましょう。
ただある一点見るに値する面白い事がある。それは安藤優子さんの「(血縁同士とは違う)ゆるやかな共同体を得る所に幸せがありそう」という話。
つまり、遺伝子的に我々は孤独には勝てないだろう。引きこもってゲームしてNetflix見てSNSしても免疫低下から死ぬか、良くて精神を病むかが関の山。でも血縁内や会社の様に強制や忖度を求められる共同体はこれまた辛い(^。^;)
なので解決は”緩やかな共同体に属する” ま、友達サークルに入るってノリ!? しかもそのメンバーは性質的にバラバラの方が良く、イコール多様化が容認され個人が尊重されやすい。ふぅむ、そんな事もあるのかね。直感的に分かったような分からんような。
■サルサ遊びは幸せに非常に効率的にフィットする
そう、で勘のいい人は私の言いたい事分かったかも知れませんね。ソーシャル・サルサ遊びは、これに非常にフィットするのです。もちろん参加するそれぞれがどれくらい多様化を容認出来るかにかかっていますが。
サルサの場合フルコンタクト格闘技じゃないけど相手に必ず触れるので、「痛くしない」「掴まない」「引っ張らない」等の特殊技能は必要ですが、まさに理想的な幸せを育むコミュニティとして機能すると思うのです。
もっというと触れるという要素は脳内ホルモン分泌の観点から他のコミュニティより幸せ獲得レベルは高い?! 相当有利なのだと思ったりもする。
■人と関わるのは無理、は遺伝子に反するごまかし?!
もちろん音楽が好きになれないならダメでしょうね。私もキゾンバは音楽がごく個人的に退屈でダメだった。
でも私も後ろから刺される覚悟で言いましょう。(特に女性からよく聞かれる)「サルサって不特定多数と組むんでしょ?! それは無理!」はごまかしだ!(笑) 脳内ホルモン的には快感を得るメカニズム。遺伝子に逆らっちゃいかんよ。なーんちって!
という訳で私がいつも言っている事に帰結します。皆、サルサやろうぜ(爆)
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