雑記:”楽しい人生”度合いは愛想の良さに比例

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■愛想がいい人≒人が集まる人

最近よく思っていること。やもするとサルサだけじゃない、人生はまるごと『愛想を良くすればするほど楽しくなる』のではないだろうか。

根拠?! 以前に紹介したマコなり社長動画もそうですね。


でも究極は最近みつけたこの動画でしょう。

◆【15分で解説】Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である(クリスティーン・ボラス / 著)

ま、要約すると礼節のある態度が圧倒的に”お得”であり、逆に真逆な人には極力近づくな、という教えです(笑)

でも私が一番響いたのは「愛想のいい人は能力のある人より”成果”が上回る」 なぜなら他人が近づいてくるから。そして様々な事を依頼されるから。

■愛想がいい≒地位が下がってしまう?!

で、じゃぁ愛想を良くするんだ、笑顔をキープして機嫌良い演技をするのだ、と薦められるとどうでしょう。特に男性かな?! 少しく違和感があるのではないでしょうか。

なぜなら男性はヒエラルキ社会に生きている。愛想を振りまく≒地位の低い人、愛想を振りまかない≒愛想を振りまかられる≒地位の高い人って認識、ありませんかね。

つまり愛想を良くするのは自分の地位を下げる行為なのではと恐れるのです。

一番想像付きやすいのはヤクザ社会ですね。親分はデンと構えて子分に機嫌よく愛想を振りまいたり絶対しない。そして子分は親分に対し愛想を良くし、へりくだって接する。

これはねぇおそらく遺伝子からの欲求でしょう。ずっと以前の人間の姿、サルにおいてもそのような兆候が見て取れるのです。ボスザルだけが自由気ままに振る舞い、それ以外は常に忖度する。特に女性関係になってくるとね。

■他人が多く集まる人が得をする”時代”

で、じゃぁこの研究はなぜ愛想を良くして”得”となったのか。私は人間の住環境が圧倒的に安全になったから&農業によって食料が豊富に確保出来るようになったからだと思う。

つまり狩猟生活ではありえない程の大きな人口、圧倒的に大勢の他人と一緒に過ごせる様になっただと思うのです。小さな収穫(パイ)を奪い合う社会ではなく、より分業の進んだ大きな生産力から”情報が集中する人”に富が多く流れ込む社会になったから!?

小さなパイを奪い合うなら腕っぷしがものを言いますよね。まさに猿山のボスが特をする。でも大きなパイなら在り処を知っている人が多めに取っていく。情報強者が強い現代社会となるのです。だから、他人を多く集められる性質の人が得をする。

で、どうすれば情報強者になるか。今でも本当にお得な情報はネットに掲載されません。なぜならアカの他人が獲得競争に参入しちゃうから。自分の取り分減っちゃいますからね。

要するに口コミ以外で本当のお得情報は来ないのです。その口コミが一番集まる所?! 間違いなく愛想のいい人でしょうね。

つまり愛想の良い人が得をする時代、それが今の文明社会な訳です。

■違和感に負けず、八方美人で愛想を良くしろ!

なので特に男性に対して私がいいたい事。

「愛想をよくするのは違和感があるでしょう。他人に負けた気がするのでは?! でもそれは自然な事。猿山時代に培われた、遺伝子からの傾向だからです」

「なので楽しい人生にしたければ、その違和感に打ち勝って愛想を良くする必要があるのです。意図的、無理やり、あるいは多少のプライドをかなぐり捨ててでも! 常に愛想をよくしていきましょう」

で、こう〆たいわけ。

「そうすれば、楽しい(サルサ)人生を得られます。それは科学的に証明されているのです」

PS:日本人は極端に”職人気質”に憧れる

「営業したくないから手に職を付けたのに!」

このセリフはちょっと昔の大企業、技術部門の人が放った言葉です。要するに愛想なんて誰にも振りまきたくない。その必要の無い職につく様努力をしたのに、という事。営業部へ転属を指示された時の話です。

「他人に頭を下げるのが嫌いで、、、」とかも昭和ではよく言われましたね。出来る男の当然の権利、みたいな風潮もあった。

でも考えてみると日本も江戸時代にはかなりの人口を抱えていました。愛想を振りまく方が有利だったはずです。その証拠!?に当時一番富を集めた人は商人でした。人格者&愛想のいい人達だったと記録されています。

ではなぜそんな歴史があっても日本人は「愛想を振りまく」が悪い事の様に思われているのか。私はおそらく江戸時代の「ほとんどの人間は住む場所の自由を得られなかった」状況が起因していると思う。

つまり例えば刀鍛冶。愛想なんて振りまかなくても仕事は安定して供給されたのです。外部から競合なんて現れないからね。後継も徒弟制度で無駄に長い時間を掛け、自分が引退する頃にやっと独立出来るようなシステムを作る。

「親方は偉そうにふんぞり返っても収入は安定」&「遺伝子から偉そうにしたい欲求が湧き出る&する」=「偉そうにするのが親方」

偉そうにしたい人の究極の憧れ、それが職人気質なんですね。

でもここには大きな落とし穴があります。この親方連中、やっぱり無礼な態度を取る事であまり儲かりませんでした。収入は安定してても常に細々。現在のサラリーマン的ですね。やっぱり愛想を振りまかないのはその時代でも損していたのです。

愛想を振りまかないのはどう考えても損です。愛想を良くして、笑顔を絶やさないのを目指しましょう。違和感があってもね!

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