振舞面 愛嬌がある 第2話

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前回で愛嬌とはどんなものか研究しました。かなり曖昧ですが傾向が無いわけではないというコトバですね。

愛嬌≒
・”人の心”にプラス印象を与える
・第一印象で特に効果が発揮される
・喜怒哀楽の表情が豊か
・基本笑顔
・自分から話しかけに行く
・リアクションが大きい
・挨拶をする
・お礼を言う
・約束を守る
・敬語を使う
・相手の立場になって考える
・人の話を聞く
・素直である
・謙虚である
・アドバイスに対して感謝→実践→報告

で、続きです。これをサルサに当てはめていきましょう。

■サルサで愛嬌のある人はこんなの!

「サルサで愛嬌がある人」はどんなのか、想像していきましょう。

まず会ったら向こうから挨拶してくれます。お互いなんとなくシカトして気まずい時間とかは流れません。自分は何もしなくても、そんな気楽なシチュエーションを向こうが作ってくれる。

また笑顔を向けてくれますね。機嫌は良さそうというか、話かけていいよオーラに溢れています。で何かを話はじめたら”ちゃんと”聞いてくれる。内容を理解しないと出来ない様なリアクションをしてくれる。しかも大きくね。

つまり嬉しい話は嬉しそうに、辛い話は辛そうに、悲しい話なら悲しそうに、楽しい話は楽しく聞いてくれます。悲しい話して楽しそうにされたらなんか嫌じゃない?! そーゆー乖離が無い、自分の感情に寄り添ってくれるのです。

また等身大の自分を見せてきます。カッコつけたりしない。イコール、「あなたにだけは本当のこと言うわぁ」みたいな無防備感&信頼してるよ感?! 言動からそんな印象を植え付けます。

そしてこれが極めつけ? リスペクト感ですね。日本では敬語で表現されますが、まぁここでは「あなたは自分と同等もしくはちょい尊敬する所がある人として認識してますよ」な雰囲気で接してくれる。”上から目線”の微塵も感じさせない。

おそらく愛嬌のある人って、こんな感じなのかなぁと思うわけです。

■愛嬌ある≒好きになってくれる

と愛嬌のある人って結局の所どんなポジションな人?! 多分ですが「私の事が好き嫌いでいえば、まぁ好きなんだろうなぁ」と思わせてくれる人ですね。穿った言い方をすると「私の事が好きなんだろうなぁ」と錯覚させてくる人。これが愛嬌がある人なのでしょう。

そしてこれの何が重要と私は感じたか。仲間を得、協力を得る人は周囲に対して真っ先に「私はあなたが好きなんですよ」と体現する人なんですね。それが演技かどうかはともかくとして(笑)

端的に書きます。「あなたの事勝手に好きになっていますんで?!」なポジションを明確に取るんです。誰にでもわかる様に。それが”愛嬌がある”という事なのです。私はそう理解しました。

■すぐ好きになるのは遺伝子に反する行動

でもこれがね、難しいですね。なぜなら遺伝子的に男性は同性に対してヒエラルキー上下を意識するし、女性は同性には”男性獲得ライバル視”、異性は「たった一人意外は嫌われてもいいや覚悟」指向があるからです。(←以前この件について沢山書いたので詳細は割愛(^◇^;))

どちらも無防備に、そしてかつちょっと下手に出てもいいから”愛嬌”を発揮するのは、メンタル的に男性→女性以外は難しいのですね。潜在意識的ブレーキがかかると言っていいでしょう。

なのであえて強調します。サルサで楽しくなりたいなら、その潜在意識の欲求に逆らってでも”愛嬌”を出す努力をするべきでしょう。

端的に言いましょう。よっぽど危害を加えられた訳でもない限り、最初は無条件に「この人好き」で入っとくべきでしょう。「なんかまだよく分からないから好きとか嫌いとか決められないなぁ」は正常。男性→女性以外は、みんなこうです。でも敢えて演技する。愛嬌をゲットしてサルサを楽しく過ごそうと思うならば。

(もしくは能力も努力も無くともビジネスで成功したいなら(笑))

■私は”愛嬌”を努力したい

最後に問います。あなたは初対面もしくはあまりよく知らない人と対面する時、「あなたが好き」となるべく分かる感じで接しられますか?! おそらく答えは否でしょう。

プライドでもないのでしょうね。なんとなく気が引ける?! そんな事をしても相手が「お前なんて好きでもねーし」な態度を取られたら悲しいし、、、だったらそんな惨めな思いをしない様にしときたい。。。

うん、私もそうだったし今でもそうです。でも頭ではわかっています。まず間違いなく愛嬌がある演技をするべきだと。その方が圧倒的にお得だと。

「いやー勝手でなんですが、私はあなたの事好きなんすよ」

こんな態度をいっぱい体現出来る様にしたい。それがサルサを楽しく過ごせるテクニックだから。ひいてはビジネスも簡単に成功させる!? 努力しない手はないのですね。

私はそう解釈しています。

Ps.愛嬌が圧倒的に”上手”い人

私に近くにこの愛嬌を体言するのが圧倒的に上手い人がいます。●●●●センセーと●●●ちゃんが最右翼。なんだろうね。演技なら上手すぎ、そうじゃないならいい人過ぎ。あの人達を好きにならない人は精神のどっか狂ってますよ。

そして私も見習いたい。なるべく機会があったら彼らに会って、その技を盗みたいと思っています。尊敬しかない。

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