社会人で習い事を続ける:サルサの場合 2

Uncategorized

■続けるには”覚悟”が必要?!

前回は一般論として、社会人から始める習い事を続けるには”覚悟”が必要かも知れないと書かせていただきました。

何しろ強制する事は何もないのです。ちょっとした理由で「今日はスキップ」が癖着いちゃうと、こと社会人では恐らく何も続けられないというモノ。ここが学生との一番の違いでしょうね。

極端な話ですが親族の葬式くらいでないと休まない、くらいの”決め”が、仕事してからの趣味では必要かも知れません。

■サルサは第一目標「クラブで踊るまで」が良い

でサルサの場合。とりあえずのゴールは「クラブで踊るまで」にするのが良いと思います。なぜなら初心者向けレッスンのゴール設定がそもそもそうだから。外目からはなかなかわかりづらいですけどね。

もちろんクラブで踊るだけなら別にレッスンしなくたって出来ますよ。今すぐ行って、女性なら待っていれば誘われちゃうし男性なら誘えばいいだけ。でもある程度知らないと「楽しい」は感じにくいかな?! 特にサルサ本来の楽しさね。

もちろん社会見学として覗き見に行くのは大いにプラスでしょう。私もそれをやって大分”掴んだ”。でもまぁおすすめは基本的な所の最低限を知った方がいいか。ディスコダンスと違い、サルサはそんな部分がありますね。

■女性ならレッスン4回、男性9回?!

「え、そんな少なくて大丈夫?!」

んーとね。もしその人がある程度ダンスに対する勘が良くて、曲に合わせてステップする事が出来るならね。それで私のレッスンを毎週受ければ?!(←ガチ宣伝!)これくらいやれば「サルサがなんで楽しいのか」は体感出来るでしょう。

特に女性は曲に合わせてステップが出来るならかなり有利でしょうね。すぐサルサの楽しさが体感出来る人も居る?! ま、相手男性が複雑技をしなければね。(そしてそんな事をする上級者男性はほぼ居ない(^。^;)) 一般に概ね女性は楽かも。ここまで到達するのはね。

そして逆に男性はちょっとむずかしい。何しろ自分が「2人がどう踊るか」を決めないといけない係なので。どうしても知識と経験、そして慣れが必要なのです。

私が習っていた時は「女性半年、男性3年」と言われていました。私もガッツリ3年以上掛かりましたね。クラブで楽しく踊れる様になるには。

でも私は気づいてしまった。男性は「考えない&癖で踊る」が出来る様になると楽しく踊れる様になっちゃう。そして癖で踊るを構築するのはそこまで難しくない。。。毎週練習して9回?! 可能だと思います。もちろん勘がいい必要はあるかもですが。

■クラブで”楽しいか”を試してみて!

で、例えば私の所でこれだけ習ったとしましょう。多分その間に必要な事が出来ていれば言われるでしょうね。「今なら外に踊りに行っても大丈夫」 それを聞いたらぜひクラブで踊ってみて欲しいです。

おそらくここでも女性は有利かな。会場で立ってフロアを見ていれば誘われちゃう。半強制的に踊る事になるでしょう。体感は簡単です。男性は難しい?! 自分で女性を誘わないといけない。最初の一回は知り合いと行くのがいいか?!(^。^;)

そこでチェックするのです。「この遊びは自分にとって楽しくなりそうかどうか」

私はねぇ超楽しいと思いましたね(笑) そして強烈に「もっと上手くなりたいなぁ」とも思いました。ま、だから今も続いているのでしょう。

■”合わない”という人も居る?!(超少数だと思うが)

ただ正直に申し上げます。何らかのトラウマとかで「知り合いじゃない人と突然一緒に踊るはきつすぎる」という人は居るかも。もちろんそれを克服するためにサルサだというなら最適ではありますが、ただ苦しむために続ける事もない。そんな風には思いますね。

特に人間はおそらく遺伝子的に「未知の人は警戒しろ」と思う傾向にあると思います。この本能を理性で打ち消すのは無理、という人は、サルサ遊びはきついかも知れない。そうとだけは言っておきましょう。

でもこんな人はおそらくかなり少数派かな。それよりも”音楽に合わせて体を動かす”楽しさってあって、それはかなり本能的な物の様に感じます。それを理由にするだけでも試す価値は十分にあるのではなんて思います。

もしサルサを趣味にしようかと考えていただけるなら、ぜひここまで続けてみて下さい。きっとこの特徴的なダンスを、好きになってもらえると思いますよ。

There are short-cuts to happiness, and dancing is one of them. ~Vicki Baum
”この世には幸せになる近道がいくつかあります。その一つがダンスです” ヴィッキイ・バウム (作家)

”サルサ未経験者の為のページ”に戻る

ご意見、ご感想

タイトルとURLをコピーしました