■彼は継続力で上手くなった
「やっぱり続けると違うんだねー」
帰り道に奥さんが言いだしました。曰く以前は踊っててリードが痛かった人が、めちゃくちゃ改善されてたと言っているのです。「あれなら踊りたい人も増えるでしょー」
私もちょっとだけ彼の素性は知っている。かなり頑張ってレッスンやっている。私もそこまでは出来ないレベル。私も最大時は週4とかでレッスン受けてたけどね。
■継続すると出来る様になるメカニズム
で、まさに私もそうだった、習った事、出来ない時ってマジ出来ないんだな。特に体を動かす系の習い事はほとんどの人がこれを経験するでしょう。特に複雑なものになると。
でも続けるとある時突然出来るようになる。徐々に出来るようにはならない。突然なんですね。なぜなら”出来る”とは脳内の”特定の運き”をする神経シナプスが繋がる事だから。
このシナプスは何度か同じ事をやろうとすると「この動きが必要なのか」と学習し、回路の様に繋げるんだそうです。要するに出来なくても何度もトライするとパチっと繋がる。突然出来る様になるんですね。
だから昔から言われる。”継続が大事”なのでしょう。
■その継続は出来る様になりたい事か
で、じゃぁサルサとかのダンスを上手くなろうと思ったとする。継続ですね。出来なくてもある程度繰り返しレッスンに出るのです。同じ事をやってればやってる程すぐ出来る様になる。
ぶっちゃけ大抵はすぐには出来ないですよ。サルサで使うシナプスなんて日常生活ではほとんど使わないモノだからね。最初からつながっている人なんてほぼ居ないのです。
でもそれと同じくらい大事なこともあるような気がします。それは「どんな動きをやるか」
例えばあるレッスンは「かっこよく、パフォーマンスで拍手を貰えるような」反復練習をしているとする。と、例えばソーシャルで踊れるようになるかというとかなり疑問ですね。私見ですがかなり違う技術を使っているから。私は強くそう思っている。
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・「何をするか」「誰とするか」「いつするか」が重要(>努力量)
・判断は過小評価されている:正しい方向性かどうか
■手当たり次第やる→方向が合っているか定期的に見直す
つまり努力をする場合、どんな事でも『「何をするか」「誰とするか」「いつするか」が重要』なんですね。これに鈍感になっちゃいけない。
で、じゃぁどうやって自分に最適な「何」「誰」を見つけるか。(”いつ”は”その商売はこの時代にバズるか”という意味なのでダンスを習うのとはちょっと違う) 私はとりあえずやってみるしか無いと思う。最初は手当たり次第で出来る事をやるのです。
でもそれが本当に正しい方向なのかどうか、それを常に判断し続けるというのも重要なプロセスでしょうね。「果たしてこのレッスンで私は踊れる様になるのだろうか」
そしてそれが疑わしければ他のレッスンも試す?! 自分で自主練をアレンジして補填する!? そーゆーのもまた必要でしょう。私の場合は他のレッスンも大体同じ流れだったので、仕方なく自分で自主練をアレンジしました。
今私はそのメソッドをレッスンに取り入れています。そして反復もね。中級までは毎週同じ事しかやりません。その方がシナプスが繋がるから。生徒さんは飽きるかも知れませんけどね(^。^;)
(他のレッスンの殆どは”毎週違う事をやる”が基本ですね。私は上級者には良いだろうけど初心者には向かないと思っています)
■周辺の色々でやれる事も試す
そしてもっと思う事。「なるべくそれに関連する周辺の”やれる事”もやっていかないとな」 なぜなら私が「自主練しよう」と思い立ったきっかけが一見何の繋がりもない「クラブに踊りに行く」だったから。
本当は見学のつもりだったのです。誘われて、そして私より出来ないクラスメートが行くというので「私が集中的に一人バカにされる事はないな」と思ったから。(プライド高すぎる弊害ですね。なかなか新しい事が試せない。損な性格です)
でも行って色々気づきがありました。そしてそこで初めて「これかも」という方向性が見えたのです。
「クラブも楽し」
ぶっちゃけその気付き、どこに落ちているのか予測不能です。もっと違う事でもそう思えたかも!? もはやそれはわかりません。
なので最終解答はこうなるでしょう。「とにかくやる。そして関連の周辺の事も積極的に試す。好奇心と行動力、トライアル精神しか勝たん!」
そんな事まで考えが及んだ夜でした。
◆この記事に関連のイベント・アフターレポート:
https://seis-salsa.com/20230214_afterreport_omatsurimambo/3228/
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