さてシリーズの女性編最後になりました。もしサルサ~5年くらいの女性においていまいちサルサ会場で楽しめてないという人へ。「断るテクニック」ですね。個人的には女性の”ラスボス的問題”だと思います。
逆の立場だったらどうだろう?!
で、まず言えること。断るのは仕方ない。私もそこは理解します。終電が近い、トイレに行きたい、疲れすぎた。。。厳しいリードで速い曲の後とか、直後に誘われても無理だよね。分かります。分かるんです。男性だって。
でもちょっと考えてみて下さい。あなたが例えばその日会場で初めて会った男性が居たとしましょう。明らかに上手い。しかもルックスは竹野内豊?!(←古いな(^。^;)菅田将暉でもいいよ) 勇気を出して逆誘いしたとしましょう。
「(あなた)あの、すみません、踊って下さい!」
「(将暉)あ、ちょっと、、、」
彼は真顔でそれだけを言い残し踵を返しました。(そこから即座に他の女性を誘って踊ったなんて想像してもいいね!) で質問です。暫く時間が空いてから、再度将暉にアタックしますか?
そして更に聞きましょう。その日は何もなく、でも後日将暉に会ったとしましょう。再度アタックしますか? よぉーーーーーく臨場感もって想像した場合、おそらくYesという人は少ないと思われる。よっぽど空気読めてないか、よっぽど精神的に強いか(or異常か?!(^。^;))でもない限り。
「仕方ないじゃん。なにそんなので凹んでるの!」
「そんな意気地なしキモいからこっちらからお断り。踊る必要ありません」
昔はそんな意見も聞いたなぁ。でも上記を想像をすればおそらく分かったでしょうね。辛いよね正直。自分の身に降り掛かったら、おそらく簡単にはそう言えないと思う。
多分「ちょっともぉ二度と自分からは誘わないかな?!」になりません?! もちろん断った時の真顔度やつっけんどん口調度にも寄るんでしょうけど。
上手い男性程敬遠!?
で、ここでも食い下がる女性も居るでしょう。
「別にいいわ。その人から二度と誘われる事無くたって。他に踊る男性いっぱいいるし!」
うん。そうでしょうね。それも分かる。でもこれには2つのマイナス要素があります。まず『他にいっぱいいる踊ってくれる男性』は目減りするばかりである事。家庭の事情、転勤、病気、、、新しく踊る男性を補充しない人は、その内相手に困る様になるでしょう。ほぼ不可避なのは理解出来ると思われる。
と次に考えられるArgumentは:
「いや、変なヤツじゃなければ初めてでも踊るわよ。そいつがなんか見た目キモいから断っただけ」
うん。それも分かる。例えば上記の将暉なら、誘われたら初めてでも踊るでしょうね。でもここでも大きな落とし穴が。おそらく上記の将暉、あなたを誘う事はしないよ。もし彼が本当にサルサ上手かったらね(^。^;)
なぜならサルサが上手い男性なんて所詮?!神経質で臆病だから(笑) 「俺についてこい」系の頼もしい男性?! おそらくサルサはあまり上手くならない。少なくとも少々「痛いリード」になってしまうだろう(^。^;) 詳しくは最近書いたこれを見てね↓
https://seis-salsa.com/donttalkcloselyorseesmartphone/
という事はです。おそらくよっぽどその土地のサルサ業界に長い”サルサ上手い男性”以外は、男性を無下に断る女性はチェックしているでしょう。同じ轍を踏まない様に、それ以外の女性を誘います。
つまり相手がどんな男性であろうとも、『無下に断っている』シーンを周囲に見せるのは損なのです。新規なサルサ上手い男性には、敬遠されてしまう運命にあるのです。
男性は遺伝的に”女性に断られる”に弱い
そして女性がもう一つ理解しておくといいかもな事。それは男性はおよそどんな異性でもネガティブな反応をされると、それに非常に強いストレスを感じます。なぜなら類人猿由来の遺伝子だから。人間もほんの5000年前くらいには、ニホンザルとかと同じ社会構造の中に居たからです。
それはどんな社会か。ボスザルが群の全ての女性の所有権を有しているんですね。で他のオス猿に接触を「許可」する。要するにどんなメスザルも基本的にはボスの女なのです。それにいかなる不評も買った場合、ボスザルからのお仕置きがある可能性がある。
だから例えばサルサ場でまっっっっったく意中でない女性にでも、断られたたら傷つくのです。必要以上にね。偶にこれに鈍感な人も居ますけど、そして平気な顔で20分後に誘ってくるとかの人も居ますけど、それは少数派。
てか思い返して下さい。そーゆー鈍感?!な男性、サルサ上手かった試しあります?! 大抵はリード「痛い」よね。そーゆーのに鈍感な人はサルサは上手くならないのです。
一方女性は「私は●●●●さんさえちゃんと私と関わってくれるなら、他の男はどーでもいいわ」という遺伝子です。なぜならこちらも類人猿出身、ボスザルにさえ気に入られていれば人生が安泰だからです。それ以外の男性に冷たくされても殆ど傷つかない?! もしボスザルが優しくしてくれるならね。
要するにさっき将暉のケースを想像してみて下さいといいましたが、男性の本当の精神的ショックや悲観は分からないでしょうね。遺伝子構造からして違うのですから(^。^;)
そもそも”サルサで楽しむ”ってかなりの特殊環境ですよね。誘い誘われ、恋愛に似てなくもないけど5分毎に相手が変わる。その状況にピッタリマッチした遺伝子・精神性なんて、人間は持つのは不可能でしょう。色々な問題の発端は、つまりはそーゆー所からの齟齬から来ているのです。
断り方テクニック
で、じゃぁ女性はどうすればいいのか。サルサ~5年くらいのいまいちサルサ会場で楽しめてない女性?! 私がオススメするのは「断っているシーンをなるべく見せない」です。
つまり誘われた、でも終電だ、となったらこうです。ちょっと男性に近寄って、彼にしか聞こえないように(でも彼には明確に伝わる様に)言いましょう。
「ごめんなさい、もぉ終電なんです!」
コツは”ちょっと近づいて”部分かな。これが「親しみはあるんです」や「拠無い事情で」の雰囲気を作るんですね。もちろんべったりする必要はありませんが、ほーーんのちょっと腕に触れながらとかなら120点。
「ごめんなさい、ちょっと疲れすぎて」
もちろんこれもありです。一つ注意なのは直後、同曲中に誰か他の人に誘われて踊らない事(笑) 将暉の件思い出して。自分もかなーーーーり嫌でしょう?! ま、これはちょいマナーみたいなものかも知れませんが。
(というのはサルサが上手い男性もそこまでは観察していない。これをやってもぶっちゃけ実害はない?! もし断った男性から二度と誘われなくてもいいのならね)
ps
色々書きましたが要するに女性がサルサ場で楽しめる度合いは、ちょい人気投票みたいな性質があります。仕方ないよね、誘われないと極めて楽しみにくいから。
ちょっと女性の本能から鑑みると理解しがたい所もあるでしょうが、そーゆー違いがあるという知識があるといいのかも。対処も上手くなるのかと思った。頭の片隅に入れてもらえれば。
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