雑記:肝心な男性には誘われない”とある女性”に伝えたい事

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さて今度は女性編です。いつもは行かないサルサ場に行って、そして気づいた事。

私は女性では無いので内情の理解は無理でしょう。でも論調として「男性からはこう見えます」「こう感じます」というのは書ける。そんな感じに行ってみたいと思います。

■異常値なまでにつまらなそうな初心者女性

その女性は会場に入った時から気になっていました。初めてあった人。背はけっこう低いかな。中肉中背。年齢は正直ですみません、おそらく50オーバーでしょう。

服は黒ずくめとかではありませんでした。寒色系ではありましたけどね。(江原啓之さんが女性は暖色の方が運気が上がりやすいと言っていました。私も同意) 私が靴を履き替える頃にはもぉ踊っていましたね。

で、なぜ印象に残ったか。“長州力”氏と一緒ですね。表情が硬かったのです。いや、もっと言いましょう。つまらなそうでした。それも異常値なまでに。

ま、女性なら前回の男性編と同じくサルサあるあるですけどね。腕の善し悪しやキャリアの長さには関係ない。つまらなそうに見える事に無頓着な人はサルサ界多く居ます。

そしてわかってもいます。本当につまらないわけでも無いんですよね。半分は単にデフォルトでつまらなそうなだけ、もしくは緊張している?!

「この人優しいかな、私大丈夫かな」 不安なんて考えていればいくらでも出てくるもんね。初心者ならなおさらでしょう。うん、彼女もまぁまぁ初心者な腕前でした。

■初対面ブスったれ女性は日本人あるある

というか、日本人にはそもそも初対面の人に笑顔で明るく接するというコンセプトがありません。小学校だと「知らない人についていっちゃいけません」なんて教わる。初対面の、特にアヤシゲなオジサマには要注意?! 日本人女性にはそんな癖もあるかも知れない。

そしてもっと言おうか。初心者女性限定ですが、如何にぶすったれても会場での相手獲得はほぼ困りません。ごく最初の内はね。

なぜならベテランながら練習は中途半端で終わらせちゃったオジサマ達は、そんな女性を専門に誘うからです。上手い女性はいつまでも痛かったりリズムに合わなかったりの腕前から断ってきたりもするしね。

つまり女性は別段しかめっ面でも、会場で踊る相手に困るという事は感じられない。だから改善しようとも思わない。概念が生まれないんですね。

その女性も正直に言おう、ある程度そんな男性ばっかと踊っていました。誘われるのを受けていただけですけどね。

■男性と女性の違い:だから上手い男は”誘ってこない”

で、私は思うんだな。「同じ時間を過ごすなら、どうせなら楽しくなる可能性を最大化した方が良いんじゃない?!」 もっと書くと「もったいない」 なぜならその最大化、結構カンタンだからです。

方法?! 勘づいているんでしょ?!(笑) 笑顔と人懐っこさの演出ですよ。最強だよね。それだけで大分楽しめる様になるんだから。

なぜなら腕前のある男性から”も”誘われる様になるからです。そのメカニズムは行かの通り:

・男性は「全ての女性から好かれたい」と思っている

女性は一人の男性、それもとびきり高性能の男性にさえ好かれれば、後はある程度どうでもいいと思っているのではないでしょうか。なぜなら進化論的理由。原始時代は、群れのボスが女性を独り占めしていたからです。ボスにさえ気に入られてれば、食糧から安全まで問題ありませんね。

もっというと女性はその他の男性、特にイケてない男性とは関わるのさえ敬遠しがちでしょう。それも当然といえば当然。万が一変に好かれちゃって襲われた場合、腕力では敵わないからです。もしそれで妊娠なんかしてしまったら?! 原始時代なら命取りです。獲物を獲得出来ない男性につく=子供共々命の危機だからです。

つまり女性は「イケてない系の男性は嫌われていい」 もっと言うと「嫌われる方がいい」とさえ思うのではないでしょうか。これが女性の、対男性に対する考え方ですね。

でも男性は考え方が180度違います。男性はおそらく老若問わず、女性からは須く好感度が欲しいと思っています。なぜなら男性は原始時代、集団のどの女性から嫌われても命の危機だったからです。

何故なら集団の女性はある意味全員ボスの“女”だからです。妙齢はもちろんですが女性同士は結合力が強い。その一人に嫌われて色々告げ口されたら?! あるいはボスからボコられる可能性があるのです。悪いと群れ追放かも知れません。つまりは死を意味するのです。

よってどの異性からも嫌われたくない。どんな女性からも一応の好感度は保ちたいと思っています。これは遺伝子から来た癖と言ってもいいでしょう。

なのでサルサ女性は知っておいた方がいいでしょう。例え妙齢でなくとも、美人でなくとも、「私は恋愛対象市場からは大きく外れているから」と思っても、ブスッとしかめ面して踊られるのはかなり”怖い”のです。遺伝子の培われた”恐怖感”を感じるのです。

「はぁ?! 私もうお婆さんなんだよ?! 別に私がどんな態度とったって眼中に無いでしょ!?」 うん分かる。女性はイケてない男性なんて、なんだったら気に入られたく無いもんね。でも男性はどんな女性でも気に入られたい。どんなに恋愛対象外でも。

・男性は上手い人程踊る相手を限定する

で、男性が全ての女性から好感度が欲しいのはわかったと思います。その上でサルサが上手い男性はどんな境遇にあるでしょう。ほとんどの場合周囲には必ず好感度を表現してくれる女性がいます。一緒に踊って絶対ブスったれた無表情、つまらなそうな顔をしない女性です。

なぜか。答えは単純、上手くなるのに時間がかかるからです。特にソーシャルは実践経験が豊富で無いと上手くなりません。ほとんどの場合、その会場に長く一緒に過ごしている女性群がいるのです。その女性達が「絶対笑顔で踊ってくれる」

つまり上手い男性は楽しく踊れる相手が沢山いる。敢えてリスクを冒して「現在つまらなそうな顔をして会場脇に立っている見知らぬ女性」を誘う必要がないのです。

もちろん「新たな相手と踊る」快感があるのを上手い男性は知っています。もし笑顔で応えてくれて、曲に合わせて楽しく踊る様共同作業出来たら最高ですね。それをやりたいとは思っています。本音では「知らない女性とも踊ってみたいなぁ」なのです。

でも少なくとも踊るなら”そうなりそうな人”がいいですよね。そうならなそうな、見知らぬ初心者っぽい、緊張だかデフォルトだか知らないけどブスッとした顔をし続ける女性を、誘う必要はありませんね。

上手い男性程、誘う相手は笑顔で楽しそうにしている女性に限定するのです。

■彼女が笑顔になった後

で、この女性。私、誘いました。そして驚いた事。最初はめっちゃブスったれて踊ってましたよ。でも私の踊り方があまりにも変だったのでしょうね(自覚あり) だんだん「おめーなにやってんの?!」的に笑い始めたのです。

でね、踊り終わった時です。もぉ失笑気味に「面白かったです」と言ってきました。まぁ笑顔でしたよ。ちょっと苦味が混ざっていましたが。と、その後です。私が知っている、まぁまぁ上級者が誘いました。今までの”ベテランながら練習は中途半端で終わらせちゃったオジサマ”ではありません。

「ほらぁ、私が言った通りでしょ?! 笑顔なら”いい男性”にも誘われるんですよ」 もし彼女がこの文章を読んだなら、ぜひそう言ってドヤりたかった(笑) そんな瞬間があったのです。

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