雑記：振舞面の重要度と効果　３

久々のシリーズもの最終回。以前のはこちらから見てね。
雑記：振舞面の重要度と効果　１
雑記：振舞面の重要度と効果　２

■”尊敬しない”の負の作用

で、じゃぁサルサではどうだったか。このシリーズの最初にも書きましたが、実に苦労しましたね。なぜなら振舞面の真逆をしようとしたからです。

おそらく合気道と違って段とか無かったから？！　もっというと実力認識が曖昧に感じました。だから鵜呑みで先輩だからとかで、尊敬の態度が出来ませんでしたね。

スタジオやクラブ内でのヒエラルキー「あの人が上手い」も、ポジション（誰々先生の生徒だからとか）やキャリア年数とかだったみたいな。ホントに上手いの？！　初っ端から敬語ゼロでこっちに喋ってくるけどさ、みたいな。

そしてもっと言うとサルサって異性との交流が主。そして私も典型的な男性なんですねー（笑）　かっこつけたくなっちゃう訳です。女性に「すごーい」なんて言われたい思われたい。本当はかっこつければつけるだけ逆効果なんですけどね、、、

で、カッコつけるなら猿みたいな発想、ヒエラルキ上位に居ないといけないと思っちゃう。殆ど本能の癖ですね。で、出来なくなるのです。振舞面が。これをやると自動的に自分が下になっちゃうかも、のトラウマですね。

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笑顔付きの挨拶をする
機嫌が良さそうにする
愛嬌がある
愛想が良い
楽しそうにする
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■振舞面をしない＝友達が出来ない

で、これをしないとどうなるか分かります？！　ほぼお友達出来ないんですね。出来ても非常に限定的。よっぽどクローズド・レッスンで一緒だったとか、パフォで同じチームだったくらいでないと。ピュアにソーシャル場だけではまず絶望的。誰もほぼ話しかけて来てくれない。誘っても断られる率高い。

そりゃそうだよね。書き出すと
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挨拶は絶対にしない
機嫌悪そうって程でも無いが良さそうでは全然ない
ニコリともしない、愛嬌ゼロ
親しげな会話とか絶対しないし受け付けない
つまらなそうに一人佇む
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ね、分かるでしょ？！　そりゃ、友達なんて出来ませんよね！　声も掛けたくないですよこんな奴(^。^;)

■振舞面に気づいたのはYouTube

そして克服方法、つまりもう一度書くと：
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笑顔付きの挨拶をする
機嫌が良さそうにする
愛嬌がある
愛想が良い
楽しそうにする
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をするべきだという発想。分かって来たのはねぇ、ついつい最近ですよ。沢山のYouTube見てです。基本はマコなり社長と橘玲モノですね。このブログでもいくつか紹介しました。それを見て「マジかー」と思ったんです。

それまではサルサ生徒さんにもどうやってサルサ場で楽しくなるのか上手く言えてなかった。コロナ禍後はクローズド・レッスンもパフォもレア活動になりましたよね、「毎週通ってだんだん顔になるしか無い。ザイオンス効果を狙え」しか言えてなかったです(^。^;)

「これがもしかすると生徒さんをソーシャル・サルサ界に定着させられる方法か？！」　今まで卒業生は出せても、私の目標としているサルサ場で会える人は殆ど排出出来なかったのです。希望の光が差してきた気がしました。

■サルサで実験＆効果を実感

で、まずは私自身で実験してみたのです。振舞面をするとどうなるか。で、蘇りましたよ！　合気道で味わった感じ？！

やった事は会場で会ってこちらから挨拶を仕掛ける。機嫌良さそうに振る舞う。愛想良く話しかける。何よりも努めて楽しそうに振る舞う、、、不思議と本当に、そして段違いに楽しくなるのです。

なぜなら皆親しげに接してくれる様になったからです。

あまりの変化に”今までの私はなんだったんだ”と思ったり。大人しめの変なハゲでしか無かったんじゃないか！？（今でも変なハゲではありますが）　でも今は居るとちょっと楽しい気分になれるハゲ！？　そうなったのではとも思われる（笑）

特に私は小学校～高校１年までの人間関係どん底世界も経験しています。その両者における人生の楽しさの違いは歴然であり、絶対にこっちのほうがいいと言える。性格の悪い時期の経験も確信を持つ気づきを得るのに大いに役にたちました（笑）

もちろん今でも完璧じゃありません。女性に断られたりしたら暗くもなりますよ（笑）　でも知識として「これが楽しくなる方法！」とわかりました。少しづつこれを加速させていけば、私に対する私の周囲はより楽しいサルサ界になる。確信めいたものがあります。

■本来は小学校で教えるべき事（と思ってしまう）

ちょっといろいろを飛躍して考えると、人生最大の落とし穴は親も学校の先生も、この振舞面の重要性を子供に全く教えない事です。

もし小学校一年生でこう習ったら、そしてそれを国語算数理科社会並に強制されていればどうだったろう。

「人に会ったら誰に対しても自分から率先して笑顔で挨拶するんだよ。機嫌は良さそうに見せるんだよ。愛想よく振る舞うんだよ。それが社会のルール／マナーだからね」　で、更にそれを教える学校の先生がこれを全員実施していたら？！

おそらくその学校の卒業生は皆相当に楽しい人生を送れる様になっているでしょうね。そして多分多くの成功した企業家、芸能人、スポーツ選手が出てきたでしょう。

でも日本だけなのかな？！　教えませんね。そもそも先生も親も振舞面がどれだけプラスのパワーがあるか知らないのでしょう。これをするとどれだけ楽しい人生になるか。これをするとどれだけお得な人生になるか。

今私は５１歳になってようやくおぼろげながらに分かってきました。そしてそれはサルサ場では常に磨く機会を得られるし、磨くことが出来る。磨く実利を実感する事も出来る。如実にね。

なのでぜひこの考え、ぜひ広めたいと思いました。そんな唐突に話で〆。