初心者専門セイちゃんサルサ:つぶやき:”触り方”の重要性

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最近教えてて思う事。男女共ですが、相手の”触り方”ってあるなぁって事。

これ、特に男性は意識が難しい。何しろ最初に「こう動け」と教えられるから。そう、動かし方は指定されちゃうのです。まずはそれをやらなきゃいけない。で、勘違いするのです。「こうすれば正解」

で人間なんて短絡的なもの。誰かに正解を教えられたら、それさえ出来ていれば受け入れられる。受け入れられるべき。受け入れられない場合は相手が”悪い”、、、なんてなりがち?! てか受け入れられない事なんてありえないと思っちゃう?! だって正解だって教えられているから。

これ、第二次世界大戦に突入した日本やドイツの状況に似ているよね。鬼畜米英と教えられたから、ユダヤ人は人間じゃないと教えられたから、、、誰かに「正解」と教えられるって、考えてみるとちょっとアブない事です。それがサルサには必ず起きる。不可避です。

でね。もし先生が「私はこうやっている。こうやるのが良いと思う。でももし違うと思うならそれもやってみて下さい」なんて言ったなら、そのバイアスは避けられるよね。でもそんな事いう先生は居ない。盲目/謙虚じゃないからじゃないよ。いちいちそんな事言っているのが”面倒”だから?! 私は少なくともそうですね。

でも最近思う事。サルサってさぁその動かし方の正確さ(というか汎用性の高さ)よりも、触れ方、触れ合い方の方が重要かもね。もし踊っている時の”楽しさ”を最大化するとしたら。

なぜそんな事を最近特に思い始めたか。きっかけはとある私の生徒さんの踊り方でした。なーーーんか触り方が違うんだな。優しい?! 柔らかい?! ちょっと違うな。誤解されるのを承知で書くと”やらしい”(笑) 艶めかしいというよりか官能的なんだな。

で、彼は最近踊り場でも人気を博しているわけだ。方々で好感度な意見をいただく。正直技は私がやっている程度。●●ちゃんさんとか●●先生とか、圧倒的な技セットの華麗さとかは無いんだけどね。

そしてあらためて思い出す。●●ーさんのリード。彼はおそらくソーシャル踊りでは日本でも屈指の腕前だろうが、最大の違いは技セットじゃない(失礼ながら技セットは地味とさえ言える) 触り方なんですね。

これも言語化が難しいですね。意味不明を承知で敢えてストレートに書くと踊り始めの2秒で「あーこの人は全く違う、めっちゃ上手い、めっちゃ凄い」となる。高級料亭のおでんみたい?!(笑) 見た目セブンイレブンと大差ないけど口に入れた途端に気づく。「あーこれは全く違う、めっちゃ美味い、めっちゃ凄い」

女性だとねー●●●●さんや●●●さんがそれですね。触っただけで全然違う。圧倒的な柔らかさと言うかふわっと感と言うか。この世のものではない感じ。天使?! 妖精?! 精霊?! 小悪魔?!?!(笑)

そして自分を戒める。相手への触り方にこだわったレッスンをしないと。もちろん最初は動きを覚えてもらわないとダメだ。でも同時に触り方も伝える。男性は「相手のやりやすい動かし方で。それが教えられたのと違ったら違う方がいい」 女性は「相手がやりやすい触れ方で。繋がってても圧はかけない」

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