初心者専門セイちゃんサルサ:レッスン参加前の心がけ:軽率に「えいやぁ」しかないよ

Uncategorized

入れない、そう、どうしても入れないのだ。
夕方も7時を迎えそうな六本木、私はまたも同じ場所を行過ぎた。
目的のビルの入り口は直ぐそこ、本来なら5秒も掛からずに到着できる。
ぼちぼちネオンの極彩色が目立ち始めた。客引きの黒人も所定の位置に付き始めている。
人出も活気を帯びてきた。楽しげな音楽も聞こえてくる。
そう、六本木の夜は始まりかけているのだ。
だがどうしても! 決心が付かない、目的のサルサスタジオに入れないのだ。
プリントアウトした地図をポケットの中で握り締めた。

本文はこちらを見てね
https://ameblo.jp/eb41977/entry-12523032318.html?frm=theme

これが私のサルサレッスンに行く直前のエピソードです。まぁホントーにどうしようもない男ですね(^◇^;) でも正直に答えなさい。あなたもこれの1/10くらいは躊躇したでしょ?! サルサ・レッスンに行き始めようと思った時は!

でね。もしそうなら次に書く話はちょっとはあなたの気を楽にするかも。そんなつもりで書いていきます。そう、かつての私にアドバイスするならって感じで。

躊躇するあなたは正常である!

まず何か新たな事にチャレンジしようという時、それは素晴らしい事です。でも知って欲しい。それは人間として、いや霊長類という生物として、自然な行為じゃありません。異常行動です。

その理由はこのブログでは結構書きましたね。人間の遺伝子は10万年前で進化が止まっているからです。10万年前の生活に最適化されている。

それはどんな生活か。どー考えても他の野生生物よりもフィジカル弱いですよね。スピード、耐久性、免疫システム、、、つまり集団で相互に協力して生活する以外、生き残る方法はない。その集団から村八分されたらすぐに死を意味します。

つまり遺伝子として「周囲の大多数と違う事をやる」というのは、恐怖や躊躇を感じる様になっているのです。それ以外の思考傾向を持つ遺伝子個体は10万年の歳月によって淘汰されたと言ってもいい。

で、これからサルサをやってみようかなと思っているあなたに質問です。周囲にサルサをやっている人、どれくらいいますか?! おそらく知り合い全体の1%に満たないと思う。それをやり始めようかって?! 恐怖や躊躇を感じて当然です。大体みんな同じ事になる、高校に進学するのとは訳がちがうのです。

「みんなそんなもんだ」 別にあなただけ、特別勇気や気合いが足りないわけじゃありません。それを知っといた方がいいと思います。

「えいやぁ」するしかないと知る

で、じゃぁどうやって遺伝子から湧き上がるこの恐怖や躊躇を消し去るか。多分ねぇそんな方法はないね。それこそ恐怖に頭が回らなくなるくらい酩酊するとかじゃ無いと(^◇^;) でもそうするとレッスン出来ない?! 本末転倒ですね。

よって結論。「えいやぁ」と行動しちゃうしかないな。崖から海に飛び込む感じ。そう覚悟を決める?! そして動いちゃう。

「もう少しちゃんと調べてから」
「もっといいのがあるかも知れない」

その気持ちは分かります。私も散々そう思った。そして調べればもっといい所もあるんでしょう。でもその作業を経て恐怖感が消えるかというと変わりません。同じですね。

つまり人と違った何かを始める場合、「えいやぁ」と動いちゃうしか無いのです。「そうやって初めての事は始めるんだ」 そんな知識を持つのがいいんでしょう。結局はね。

「えいやぁ」を”軽率”に起こす

で、最後に「えいやぁ」はどう起こすかという話。勇気?! んーーー私はそう思わない。勇気って慣れからしか出てこない気がするから。

だって「勇気あるねー」って人、それに類似した何かをやった事ある人じゃない?! なので「まぁ出来るでしょ」や「出来なくても大して痛くないでしょ」と思える。だからスッとやれてしまう。

私は類似のことをやった事ない場合、もっとも有効なのは”軽率”になる事だと思う。やってみようかと思ったら、なるべく後先考えずに動いちゃうのです。これが”軽率”。

稀に軽率が上手い人います。「えーーなんか流されてやっちゃいました。出来なかったら恥ずかしい!? まー考えてみたらそうかもねー」 こーゆーマインドの人は色々な事に手が出せる。やりだす事が増える。そしてやればなんでも新しい事はある程度楽しいですよ。そんなもんなんです。

皆様、ぜひ「えいやぁ」を。努めて軽率なノリを目指して。後先考えずにやるのが正解なのだと思います。楽しい人生にしたいならね(≧∇≦)

Ps

そもそも野生動物で「楽しい」を感じるのっているでしょうか。多分いないね。飢えに耐えつつ子孫を残す事でいっぱいいっぱいでしょうな。人間に飼われている以外のは、一つとして余裕綽々で生きてなんていません。

で、人間です。10万年前は同じくギリギリだったでしょう。「楽しい」と感じる事は人生において異常だったと思います。とにかく飢えに耐え、子孫を残す。それだけ。

よって私はこう思う。「サルサで楽しもう」なんて、人間にとって異常行動なんですね。それをやろうとする事に躊躇や恐怖を感じるなんて、至極自然な事なのです。そうでないと楽して油断して、すぐ淘汰される遺伝子個体となる。

なのでサルサをするあらゆる心配事や懸念点、もってて当然です。脳から危険信号が出る。「楽しそうな事なんてやると危ないぞ!」 そういう動物だと理解した上で行動するのがいいでしょう。

ご意見、ご感想

タイトルとURLをコピーしました