振舞面 機嫌が良さそうにする 1

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■”自分の機嫌をコントロール”はレア思考

皆様に質問。自分の機嫌ってコントロールしていますか。「機嫌良くしよっと」と思い立って調整したりしていますか?

以前の私、その発想は全くありませんでした。機嫌の良い悪いは何かが起きて、それに対してのリアクションだと思ってたのです。おそらく大抵の方は同じじゃない?!

更に書くと私の場合だけじゃないと思う、親も学校も、そんな事教えた事無いですよね。「自分の機嫌は自分で作るものだ」 最近の自己啓発YouTubeでは偶に見る事ですが。

てか特に「機嫌は”良く”するのが良いことだ」という考え、聞いた事無いですよね。「勉強しなさい」は散々言われるのに。つまりここで分かる事。殆どの日本人?!は、「機嫌を良さそうにする(見せる)」という事に、ほぼ価値を見出していない。

■機嫌を良さそうにするメリット

では私が提唱する「サルサで楽しくするなら”機嫌を良さそうにする”」はどうなのか、それを検証していきましょう!

Q1.機嫌良さそうか悪そうか、外見で分かるか
A1.殆どの場合分かる、ですよね?!

Q2.機嫌が良さそうな人と悪そうな人、どっちが関わりたいか
A2.殆どの場合(常に?!)機嫌が良さそうな人ですよね?!

要するに”機嫌を良さそうにする”というのはそもそも実生活において、非常に有効に働きそうです。なぜなら現金な話、仕事の依頼量にも関わってくるだろうからです。

Q3.仕事を依頼しようとする時、値段やクオリティが同じだったら機嫌が良い人と悪い人、どっちに頼む?!
A3.まぁ良い人だよね?!?!

で、ここで考えさせられる訳です。近年はネット時代。例えば美味しいラーメンの作り方ノウハウなんて調べれば山程出てきます。理由無く値段が高い業者もカンタンに淘汰される。なぜならすぐ比べられるからです。

つまり上記の”値段やクオリティが同じ”は、かなりの率で起こる世の中になった。ネットが無い時代は”機嫌の良さ”が得になる事は若干少なかったが、今は大きな大きな差を生むのです。非常に重要な要素になってきているのです。

■”機嫌を良くする”軽視の理由

特に人生の目標を「幸せになろう」「喜びの多い人生にしよう」と思うなら、どう考えても”機嫌を良くする”のは有利です。なぜなら楽しく生きるには同じく楽しく生きている人とつるむのが絶対条件だからです。

Q4.楽しく生きている人は機嫌の良さそうな人と悪そうな人、どちらとより付き合う?!
A4.機嫌の良さそうな人でしょ?!

そしてここまで考えが進むと、途端に不思議に思えてくる。なぜ皆この”機嫌を良さそうにする”に、こんなにまで無頓着なのだろう。なぜ今まで人っ子一人、「機嫌を良さそうにした方がお得だぜ」と教えなかったのか。どう考えても先人の誰かが見つけてくれそうです。

で私は仮説を立てました(笑) おそらくねぇ殆どの人間は「幸せになろう」「楽しく生きよう」「喜びの多い人生にしよう」なんて思ってないのですね。惰性でなんとなく生きている。その日眼の前に起こった事に対処しつつ、未来を不安視し続ける。そんな人生なのでしょう。

だから、「機嫌を良くして人生を楽しくしよう」という発想がないのです。「機嫌が良いように見せる」に価値が無かったのです。

■「幸せになろう」なんて人は殆ど居ない

考えてみれば当たり前なんですけどね。なぜなら人間の遺伝子は10万年前から、進化の意味では全く変わっていないからです。生まれてすぐから飢えに耐えつつ、なんとかかんとか生存し続け、とにかく子孫を増やすべく”努力”。そして子育てが終わった頃に寿命が来る。そーゆー生活に体も精神も最適化されてデザインされているのです。

つまり、遺伝子は「幸せに生きるべく努力する」なんて予定してません。「苦しみつつでも生存し続けるべく努力する」だけを構成しています。だから人は「つらい人生を送リ続ける」方がイメージしやすい。「楽しい人生を過ごす」なんて想像出来ないのです。

「人は誰しも幸せに生きようとしている」なんて言われる事もありますが、私は完全に嘘だと思うね。殆どの人は惰性。眼の前の事をリアクション的に処理しつつ、近未来の不安を募らせる。

「あなたにとってどうなると幸せですか」

答えられる人居ます?! 私はかなり少数だと思う。そしてこの状態は目的地が分からないまま漕ぎ出した船の様。一旦「楽しい人生にしたい」なんて決めれば、「機嫌を良く見せる」なんてテクニックも思いつくのでしょうが。

ps.逆説:幸せになるのは怖い

どこかで読んだ。こんなサイトもあります

多分幸せって殆どの人には怖い事なんだと思う。なぜならそれを一旦ゲットすると、今度はそれを手放してしまう悲しさを味わう可能性が出てくる。人間は未来の1000円ゲットよりも、100円確実に失わない方を選びます

そもそも生命体はどれでも、「幸せになる」様になんてプログラムされていないでしょう。生まれて、生存して、子孫を増やして、死ぬ。その過程の幸福感なんて追い求める様デザインされていないのです。

でもソーシャル・サルサをやるというのはこの延長線上にありません。「この時間を楽しむ」以外のメリットが無いのです。マズローの法則でいうと3段階目より上のステージ。精神レベルが一歩進んだ人用のもの!?

要するに「楽しく生きたい」と思った人がやる事なのです。それには「機嫌を良さそうにする」が圧倒的に有利。次回はそんな話をしていきます。

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  1. […] 機嫌が良さそうにする 第一話 第二話 […]

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