雑記:サルサは特殊な習い事:週一回は必須かも

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■サルサは英会話に似ている

サルサの先生は、つまりは趣味の領域の先生です。ゴルフのコーチ、ウィンドサーフィンのショップのスタッフ、スキューバ・ダイビングのインストラクターと似ていますね。要するに生徒さんはそれを習得する事が必須じゃありません。

で、たとえばスキューバや陶芸の先生は、別にその時を楽しませれば良いのでしょう。本格的に陶芸家になりたいとか、ドリフトダイビング(超危険だが魚影がすごい)をしたいと言うなら別ですけどね。

でもサルサはどうでしょうか。私的にはかなり”英会話”っぽいなと感じます。ちょろっとやればやっただけ出来るというものではない。知識と経験を積みつつ、”使い慣れる”必要もある。

端的に言うと”癖”を作る必要がある。考えてやるんじゃなく反射神経?! そうしてようやくそれを使って楽しめる様になるのでは。

■中途半端な英会話は「相手に迷惑をかける」だけ!?

で、それがもし中途半端なら?! ほぼほぼ全く楽しめないでしょうね。2週間くらい英会話学校行って、それから一人でアメリカに渡航。チケット買うとかはなんとか出来るけど、例えば空港で隣に座っている人が話しかけてくる。

「あ、そのキーホルダーのキャラクター、私も好きで集めているんですよ!」

この後どーなります?! ま、楽しい会話なんて無理だよね。あわあわ言って、向こうも「こりゃだめだ」となって種火に水がかかったみたいに会話が終わるんじゃ?!

逆にもしある程度自由に言いたい事が喋れたら?! 多分その場を100倍楽しく過ごせたでしょう。「どこで買ったの?! あなたの国でも売ってるの?! なんでそれを知ったの?!」 盛り上がるはずです。そんな馬鹿でかい人生の楽しさの違いが出るのです。

で何が言いたいかと言うと、サルサもそれに近いかな。少なくとも8種くらいのバリエーションが”癖”にならないと、ほぼ全くお話にならないほど”出来ない”でしょう。相手も同様「こりゃ難しいな」で1曲過ごす事になる。そんな遊びなのです。

特に一番の特徴は「相手が必ず居る」事ですね。そして「自分が出来ないと迷惑がかかる」!? レッスンならいいけど相手はソーシャルに楽しむ為に来ている。大抵のベテランダンサーは優しいから1曲くらいは付き合ってくれますけどね。

これがゴルフ、ウィンドサーフィン、スキューバ、水泳、、、一人で完結する習い事/趣味と違うところです。

■月に2回の英会話学習は意味があると思う!?

そしてじゃぁ英会話を習おうとしましょう。月に2回くらいレッスンに言って、空港でキーホルダーの話でギリギリでも盛り上がれる様になるでしょうか。まぁ無理そうですよね。

どう少なく見繕っても週1回は教室へ行かないと!? そして自宅で復習も必須だろう。それも毎日?! キッチンで一人習ったフレーズを口ずさむのです。30回とか?! でもそれならギリギリ半年で、なんとか違いが出せそうじゃない?! (そのフレーズをどれにするのかがかなりのキモでもありますが(^◇^;))

そして私はこう思う訳です。おそらくサルサもそうでしょう。週1回はやらないと、たとえ今出来ている事も出来なくなるのでは?! 習った事のキープも難しいでしょう。そんな遊びなのです。

■”習っている感”で済んで欲しく無い、、、

でね、私は未経験者専門のレッスンをしている訳です。そしてそこに来た殆どの生徒さんは最初サルサをそうは考えてはいないんです。「楽しいですね。また時間が出来たら来てみようと思いますー」 こう言う人が殆ど。

そして残念ながら私はこう返答しています。「それじゃぁ習った意味ないかなぁ。サルサの本番は”教室の人達と交流”じゃなくソーシャル会場なので」

その後こうは絶対言いませんよ。でも内心では「それじゃぁいざ本番では、迷惑かけるだけの人になっちゃうかなぁ」

もちろん先生によっては”教室の人達と交流”、つまり”習っている感”をゴールにする人もいるでしょう。その方が儲かるもんね。なるべく長い期間自分のレッスンに来させれば、収益は安定します。

でも私はそれはちょっと、、、(^◇^;) ソーシャルに馴染めばその楽しさはレッスンの100倍以上ですからね。私はそうだし、ほぼ全てのソーシャル定着卒業生さんも「人生めちゃくちゃ変わりました! めっちゃ楽しくなりました!!」と言ってくれます。

私は別に本業があるし、サルサで儲ける必要が特にない。赤字にならなきゃいいだけです。ぜひ皆にも楽しくなって欲しいなぁ。人生まるごとそうなるのでね。

なんかねぇ大学の趣味サークルに入っているみたいな楽しさなんですよ。集まって共通の楽しい事をやる。しかも毎回他大学サークルとの交流会になっている、みたいな?!

■毎週習う”覚悟”を決めてみたら?!

なので提言したい。もし私からサルサを習うなら、ぜひサルサに興味を持てるかどうかで試してみて欲しい。そして持てそうなら”時間を切り裂いて”、まずは2ヶ月は毎週続けるつもりになってみて欲しい。

なぜなら「時間ができたら」はまず来ないからです。人生必ず何かやりたい事/やるべき事が出てきちゃう。抜けると気まずいかなぁの残業時間、家族の用事、「今週は疲れた」の休養欲求、、、

そしてほぼほぼ保証できます。セイちゃんレッスンを毎週1回ちゃんと取り組んでもらえるなら、男女とも一通り「迷惑をかけずに」踊れるようになれるはずです。ま、他の先生でもそういう所もあるでしょうけどね。サルサは確実に英会話よりカンタンです。

もしサルサに興味出ましたら、ぜひそんな感じで取り組んでみてください。週一回なんて、案外どうにでもなるでしょ!?(←私の今までの人生楽勝すぎですか?!(笑))

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