■ピロポをしたいって?!、あなたは素晴らしい!!
まずこのブログはほとんど誰も読んでいない。ましてや購読なんて一切していないでしょう。それでもこれを見ちゃった人。不運にもGoogle検索かなんかで比較的に上位に出ちゃって、自分が探しているページと思って入り込んじゃったんじゃないでしょうか(笑)
そしてそんな人がこのページを見たら思うでしょう。「ピロポって何やねん」 詳細は省きますが、簡単に言うと”女性を褒める”というメキシコ中部のマナーの事です。詳細は「雑記:ピロポ(女性を褒める)のススメ」で見てね。
で、日本でもごく僅かにこのブログを見た人が(←そうであってくれ! 何しろ自由気ままに色々書きまくっているのでね)私に言ってきました。
「ピロポやろうと思うのですが難しいですね」
で、まず一言言っておこう(笑)あなたは素晴らしい! 日本に居て、でもこの文化をやってみようなんて思うとは!! これね。マジ人生楽しくなりますよ。男性の特権かもなぁ。女性はすみません楽しんじゃって。
「せいちゃんはピロポどーやってるんですか?!」
うん。気になるよね。分かる。よって今回は私のピロポ実施方法をご紹介します。本邦(てか世界)初公開!
ただし注意書きとしてはこれは本人のキャラに依存します。特に私はサルサ界でのキャラが特殊過ぎるので、私と同じ様にやるとマズい可能性が高い。極めて高い。(てか私が既に現在マズいなんて可能性もある(^。^;))
よって良い子の皆はぜひ真似しない様に! 分かった!?
■日本人女性は褒められる事も不安材料?!
で、まず前提を考えましょう。日本人は遺伝子的に不安を抱きやすいです。アフリカよりも4倍も不安になりやすい模様。で、女性は何よりも「変わらない」を目指します。子を産み育てる必要があるのでね。予測出来るというのは重要な指針です。
よって例えば褒められるという本質的には好意的なインパクトでも、いつもと違う事が起きると不安になります。そして日本ではニュートラルに褒められるってまず無い。褒める≒甘やかす?! 「成長の阻害」と考えられている向きが強いですね。
つまり何が言いたいかというと、日本人女性は褒められると”不安”になるものなのです。それを重々理解する必要がある。
「ナンパしようとしてる?!」
要するにこれですね。その心配を払拭させる必要があるのです。
■褒めても女性が不安にならない方法
ではその不安を払拭させるにはどうすればいいか。私が考える方法は以下です:
・十分親しくなる
当たり前っちゃぁ当たり前ですよね。十分親しくなってる女性にだけピロポ使うのは絶対中の絶対でしょう。よく知っていて踊り友達たという認識があるのなら、よしんばピロポじゃない少々変な類を言ったとしてもあまり問題になりません。次も変わらず踊れますし。
じゃぁどれくらい親しくなる必要ある?! 私のオススメは踊っている以外の時間でもちょっとした雑談が出来た時です。本当は「名前で呼びあうようになってから」なんて言いたくもありますが、嘘だから言わない(笑) 名前知らなくても雑談出来ればピロポOKでしょう。
なぜなら踊っている最中以外の雑談(踊っている最中は一切喋るなと男性には言いたいが)は、必ず何らか恋愛感情とは違う話題を話しているでしょうから。「普通の会話を楽しめる相手」と思ってくれているでしょう。
なのでその後ぽろっと「今日かわいいね」と言う程度なら「ナンパしている?!」とはならない。軽薄だと思われるだけです(笑) そして褒める言葉に関しては軽薄が良いです。人間関係なんてそんなもんでOK。ピロポの趣旨でもありますし。
”
軽薄な者だけが、自らを知る。
オスカーワイルド/アイルランド出身の詩人、作家、劇作家。
”
・頑張ってたら言う
ん?! 何を頑張っているって?! もちろんおしゃれです。ピロポを言う場合は、必ずおしゃれを頑張っている人に言うべきです。
でないと人によっては「褒める理由も無いのに褒めてきた。なんかキモい」となるからです。でも例えばかっこいい髪型(くるくるとかつやつやとか)、イヤリングが特徴的、体の線が出るぴったりな服装、そして何よりも絶やさぬ笑顔!!、、、それは”頑張った”結果なのです。本人的にも「まぁ褒める理由は理解出来るわ」なんですね。
よって残念ですがいくら美人でもしかめっ面、ジャージにスウェット、ぼっさぼさの髪だったら褒めてはいけません。せいぜい良くて体目当てと思われるだけです。よっぽど親しければ別ですが。
・こっそり伝える
女性は褒められてなんで不安になるのでしょう。ナンパ目的と思うからです。じゃぁなんてナンパが嫌!? そのまま付いていくと乱暴されるかも。もちろんですね。
でも同じくらい気になるのが、「あの人に狙われているなんて噂されると嫌だなぁ」 それは他の機会損失とかじゃない。周囲のゴシップの主題にされるのが嫌なんですね。上手く行ったのか、はたまた振ったのか、、、
人は誰しも?!他人の恋路が気になるだけに(笑)、自分がその題材になるのは気が引けるんですね。
なのでそんな迷惑が掛からないようにしてあげる!? 日本限定の技術ですが、こっそり目に「かわいい」というのが良いでしょう。
注)中部メキシコではちゃんと周囲にも聞こえる様に言ってください。女性は慣れているし、周囲男性もマナーが分かっているイケてるジェントルマンだと思ってくれます(笑)
・言ったらすぐにその場を離れる
これも超・日本限定技術だな。ピロポしたらすぐその場を離れるのです。振り返ってはいけません(笑) 如何に親しい女性友達でもそう。この方が安心されます。
なぜならナンパ目的な男性は100%そこから粘着するからです。LINE教えて、メルアド教えて、どこに住んでるの、、、色々ね。でもそれを一切しない。褒め逃げするのです。
と、日本人女性はこう思うでしょう。「軽薄な奴やなぁ」 ね、狙い通りでしょ?! 我々男性はサルサでは軽薄な男性を演出するんだから。それが一番楽しめる方法なんだから(笑)
(いつか必ず書きます。男性はサルサで真面目はご法度だ、という投稿を(爆))
■重要:ピロポは自分の為にやっているのだ
で、最後に本質的な事を書きます。ピロポは何のためにやるのか。上記のリンクでの説明は「楽しくなれるから」 私は人生を生きる目的がそもそも「楽しくなる」なので、ピロポのススメは福音です。
でももっと直接的な事を書きましょう。ぶっちゃけ女性の為になんて思ってないですね。褒めて女性にいい気分になってもらおうなんて、最近は極めて副次的です。なんだったら気分良くならなくても結構。とにかく褒めさせろ的!?
と言うのは褒めると脳内の快楽ホルモンであるオキシトシンが分泌されるからです(←またかよ!) 要するに褒めるだけで男性は報酬を得るのですね。気持ちいいのです。だから言う。それだけです。
だから中部メキシコのピロパドール(ピロポをする人)は、他より人生楽しいのですね。自分の為なのです。
で、ピロポする事によって得られる:
- 女性に笑顔を向けられる
- 女性にモテる様になる
- 女性の味方が増える
- 人と会うのが楽しくなる
- 自分の笑顔も増える
は副次的ですね。あったら困るもんじゃないけど。てかあったら最高だけど(笑)
◆この記事に関連のイベント・アフターレポート:
https://seis-salsa.com/20230127_afterreport_gravity/3085/
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