サルサ初心者~への解説レッスン:女性:グラっとしない工夫

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サルサ初心者~への解説レッスン:女性:グラっとしない工夫

フォローは何よりもスピンでしょ!

ペアで踊っている所を一回でも見たらすぐこれに気づくのではないでしょうか。「女性の動きはスピンだらけだな!」 そうですね、スピン以外してないとさえ言えるかも?!

で、実際習ってみるともう一つ面白い事が分かるかも知れません。「実生活でスピンってぜったいやらないな」(笑) 

仕事や家事でスピンする機会って、まぁほぼ無いですよね。殆どの人間にとってレアな動きと言えるでしょう。なので最初は上手くいかないのが当たり前。

でも初めてのレッスンから、女性ならすぐにスピンをさせられます。「ライトターン」で右回り。目が回る?! 自然の摂理です(笑)

要するにサルサ女性にとって、スピンが安定して出来るというのは上達の最優先事項とも言えます。グラッとせずに回り終える。目が回らない。次の動きにすぐ入れる。これが必須ですね。

特徴1:回数やる必要がある

上記の通りスピンは普段やりません。そして突然練習し始める。まず殆どの場合脳がついていきません。どうしてもグラッとしてしまうでしょう。

これはねぇある程度仕方ないかな。どんなにやり方が正しくても、脳が慣れるまでは難しいでしょう。数を熟す必要があります。

もちろん運動神経というか、三叉神経が太い?!人はすぐ出来たりもします。でも人によってはかなり苦戦な事もあるかな!? 概ねしばらくは努力が必要です。

よって回数やるというのは、おそらく避けて通れないでしょう。レッスンを続けるしかない。ぜひ最初からそのつもりでチャレンジしてみて欲しいです。

逆に回数やれれば出来ない人は居ません。その内出来る様になる、そんなものだと思います。

特徴2:スピンは開始より終了が難しい

実はスピンし始める所はカンタンです。スピードを上げて回りだす事だって容易い。突然2回転だって、やり始めの部分は皆出来ると思います。

圧倒的に難しいのはスピン終了時です。グラッとせずに止まる。これがすっごい難しい。慣れもあるしコツもある。

以下にコツを書いておきます。

ライトターン系スピン

回るタイミング

初心者女性に圧倒的に多い間違い、それが回るタイミングが違う事です。On1なら5,6,7で回ると習うでしょうが、これは半分本当で半分嘘ですね。

私に言わせると85%は6,7の2カウントで回ります。5は小さく踏み出す程度?! 肩のラインがちょっと捻られる程度かな。

でも気持ちは分かります。焦るよねぶっちゃけ。カウント3で手が上げられたら「まわるんだな」と行きたくなっちゃうでしょう。大体の生徒さんは最初カウント3.5あたりで回り始めちゃいます。

概ね6,7だけで回るんだな、と思ってもらえると正解に近いかも。試してみて下さい。

”顔”の向き

私は「カウント5では前を見てて」と言っています。本当は左足つま先を右足つま先の前につけてと言いたい所ですが、最近は良い教え方だと思っていません。

なぜならスピン直前に自分の足元見ている事が良くないと思うからです。で、どこを見るべきか。前を見ているのが正解なんじゃないかなぁ。胸元あたりをぼんやりと見るとか?!

つまり、顔の向きがカウント5で前、そして6,7,で回る。私はこれが一番安定しやすいスピンだと思う。やってみて下さい。

ちなみカウント7でしっかり前に向き直って目線を固定すると止まる一助になるとも思います。試してみて。

両足を地面に付ける?!

これは単なる私の癖かなぁ。でも両足を地面に付けていると、スピンが安定すると思うんですよね。理屈だとそりゃそうだよねって感じでしょ?! 片足より両足の方が安定し易いわけで、、、

でも私の感覚、両足が揃って地面についているのってそれ以上に有利な気がする。なぜならスピン中片足が上がってブラブラしているのって、安定難しくしていると思うから。

それぞれ個人の癖もありますけどね。でもなんだったら両足を地面につけて回ってみて下さい。意外とやりやすいのではと思います。


バックストップ系

カウント7で沢山回る

バックトップとフリスビーは回転軸が前に移動しながら回ります。つまりライトターン系のスピンより難しい。大体の女性は苦戦しますね。しない人は非常に珍しい。

で、コツは「カウント7でかなりの部分回る」と思う事です。実際は6でも割と回っているのですが、それでも7で殆どを回ると思ったほうがやりやすい。丁度いいと思います。

というのはこの動きを最初に見てもらうと「沢山回るんだな」と思ってしまうからです。と、なんとか最初から回る量を稼いでおきたいと思ってしまう。焦って最初回りすぎてしまうのです。

ところが男性は7で回り切らせる動きをします。二人の動きがちぐはぐになって、結局動きのシンクロが崩れてしまうのです。

フリスビーだと更にあと半回転する、女性は早めに回る量を稼ぎたく為るでしょう。でも我慢です。カウント7で回るつもりで。で、実際はカウント6半くらいから素早く回り始めているので対応して下さい。

直後を安定させる

バックストップやフリスビーで一番重要なのは直後。そこでしっかり止まって安定しているのが理想形です。逆に言うとそこが安定していればスピンはテキトーでも十分なくらいです。

安定させる一番の方法は直後のステップかな。私のバイバックストップなら”地面から足を離さない”。フリスビーなら”まっすぐ極小歩幅で右足後ろステップ”です。

こちら、参考になるかしら。足順図解とかあります。

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