サルサ初心者への解説「対人力」：服

少なくとも会場の暗闇にも栄える、明るめの服を選ぶべきです。特に上半身は目の前となります。トップスは明るい色がいいでしょう。

でないと女性なら目に入りにくい≒誘ってもらいにくい。男性なら隠れている≒獲物に忍び寄る外敵とも思わせる＝警戒される事になります。

「えーーー黒い服着たって外敵なんて思わんでしょ！？」と思った男性。想像してみて下さい。街灯が無い夜道で突然ビルの脇から黒いスーツの男性が飛び出してきたら？！　もしそれが白スーツだったら？！　どっちが危険そう？！　答えは明白だと思います。

明るいトップス＋男性はもう１つ注意して欲しい事があります。それは「普通に見える」　なぜなら女性はまず間違いなく初対面男性に警戒心を持っていて、それを氷解させるには「理解出来る」存在になる必要があるからです。

で女性が理解出来る男性服ってどんなのか。一般的な男性の８割が着ている類がいい線でしょう。大型量販店のモノ。ユニクロ、H&M、GAP、ZARAあたり？！

でおすすめはそこのカタログ＆マネキンをそっくりそのまま着る事です。なぜなら大型量販店は資金があり、腕利きのデザイナーがそのあたりを決めています。素人があれこれ考えるよりよっぽどアタる事でしょう（笑）　驚く程無地、無柄、素朴ですが、それが目指すべき「普通」なのです。

「えーそれはありきたりでイヤ」というお洒落を自称する男性、怖い事を提言します。男性はほとんどの場合、女性にウケのいい服選びを外します。詳しくはこちらを見てね。

「服が、めんどい――「いい服」「ダメな服」を１秒で決める／大山 旬  (著), 須田 浩介 (著) 」

ぶっちゃけホームと言えるほどその会場に通い詰めたら好きな服でもOKです。既に女性はあなたの人となりを知っている、初対面３秒ジャッジは終わっているからです。（ある意味服を工夫しても手遅れ）でも半分以上初対面女性を誘う必要があるのなら「普通に見える」を目指しましょう。圧倒的に有利です。

そして注意。量販店も生物の本能からどうしても「隠れる」系の色が多いです。なのでマネキン・コピーから、トップスだけは明るい色にチェンジしましょう。その方が有利。

サルサ女性の服あるある、それは黒一辺倒です。もしくはグレー、モスグリーン？！　とにかく「隠れる系」９０％ですね。本能に忠実とも言えますが、はっきり不利です。やめた方がいい。

「え？！　だってハリウッドのイブニングドレスとかほぼ黒じゃない。男性が惹かれるからなんでしょ？！」　まぁそうです。でも男性は服では無く、そこから大きくはみ出す肌色を見ています。そして「いいなぁー」と思っている。

で、ちょっと脱線します。肌色ってすっごく目立つのです。霊長類は服を着だしてから体毛が薄くなりました。いつもは着る、特別な時に脱ぐ。目立つ肌は繁殖期に有利なんですね。これも優性遺伝の結果です（だから特殊部隊は顔に黒いペイントをします。映画で見るでしょ？！）

で、サルサ会場です。もし映画スターばりに肌を露出するなら黒で良いでしょう。でもなければ服は明るめの色がいい。せめてトップスだけでも。ご参考に。

「肌の露出はどう？！」　うん、上記の様に有利です。目立つし男性は本能的に注意が向く。ぶっちゃけ年齢も関係ないでしょう。露出が圧倒的に有利です。

でも抵抗感？！　分かりますよ。男性もそうですから。もろ肌脱ぐとか恥ずかしいです。そこでモデルの佐藤かよさんの意見を参考にましょう。彼女曰く、男性に効くのは”半分セクシー”なのだそうです。ノースリーブならロングスカート。長袖なら短パン。

さすがトランスジェンダーならではの助言ですね。男性の感覚をよく分かっていらっしゃる。私も全く同感で、不思議と上下どっちも肌露するより圧倒的に惹かれますね。こちらもご参考に。