サルサ初心者への解説「ソーシャル」男性:力を抜け

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サルサ初心者への解説「ソーシャル」男性:力を抜け

それでも踊るチャンスはあるはずだ

レッスン始めて2ヶ月くらい、そこでソーシャル場に立ち入ったとしましょう。レッスン仲間に誘われた、先生が引率すると言う、レッスン終わったらその場がソーシャルになった、、、

色々なケースがありますね。積極的に参加すべきだと思います。

で、前回の記事を読んでください。(男性:敢えて誘わなくていい)私はその段階の男性に限り、敢えて積極的に未知女性を誘う必要はないと思っています。

意地悪い?!レッスン仲間とかは「あの子誘ってみろよー」なんてそそのかすかも知れませんけどね(笑)

でもこれはサルサ会場の未知女性に限ります。そしてそれ以外、例えば一緒に来たレッスン仲間の女性とかも居るでしょう。その人達とは出来ればぜひ踊ってもらって下さい。

その他一緒に居たレッスン仲間・先生から「この人踊ってくれるって!」的に紹介される女性もいるでしょう。そのチャンス、逃す手はありません。

場慣れも作れるし、経験値も得られる。ぜひやる気を見せて踊って欲しいです。

至上命令:「リードの力を抜け」

で、その時にぜひ注意する事があります。

習った技を完璧にやる?! それは正直二の次。なにしろ1曲で120回くらい技を出さなくてはいけません。その内の1つが完璧に出来ても全体でみれば1/120。微々たる事でしかありません。

笑顔をKeep?! そう思えた人はセンスある。サルサだけじゃない、人生全体そうですよね。あなたは非常に正しいです。

でもこれ、難しいかもとも思っています。なぜなら”笑顔”が難しい。試しに誰かに自分の笑顔を撮ってもらってみて下さい。

大抵気持ち悪い半笑いになってません!? 練習しないと明確な笑顔は作りにくいのです。それを緊張した状況でやる?! 少々難しすぎかも知れませんね。

で、ここで私が至上命令を出しましょう(笑) 絶対的に注意しなければならない事、それは「リードの力を抜け」です。

難しい?! わかってる! でも抜け(笑)

もし何も意識しないで初めてのサルサ場で踊ったとしましょう。男性の99%はリードに力が入るでしょうね。それも渾身の力。ほぼ不可避だと思います。

なぜなら初めての照明キラキラ環境?!、話す事も難しいほどの音量、周囲にはスイスイとリードする上手そうな男達、目の前には初心者でも踊ってくれる心優しい美人。

普通の精神状態では居られない?! 緊張から自然と力が入ってしまうのです。

そこでオススメの方法をご紹介しましょう。「力抜き以外考えるな!」 これはオーバーではありません。全神経を集中させて、一曲最初から最後まで力抜きだけを意識するのです。

力が入ったリード=女性は痛い

なぜ力を入れたリードがいけないのか。理由は簡単です。「女性が痛いから」

「必ずしもそーじゃないでしょう!? 俺は正確にやった訳だし」「もし痛いなら相手が間違ったからじゃない!?」 うん、100歩譲って確かにそんな側面もあるかも知れない。

でもどんな場合でもです。女性を痛くしてはいけない。それだけは絶対に禁止事項です。例え相手が間違っていようともね。

(でも97%はリードが悪いから女性が痛くなっている。男性はそう肝に銘じるべき)

「リードが痛い」は致命傷

なぜそれほど痛くするのがいけないのか。それは将来のリピーターを減らすからです。せっかくレッスン仲間として仲良くなってきたのに、せっかく知り合い紹介で踊ってくれる仲になれそうだったのに、その一回の”痛い”リードで全てがおじゃんになります。

次は踊ってくれないでしょう。

逆の立場で考えてみて下さい。あなたはサルサ歴5年のベテラン女性です。知り合いのお友達から「この人と踊ってあげてよー」と言われた。

相手はなかなかにイケメンでさえあったとする。でも踊ると痛い。手を掴まれる、無理な姿勢で振り回される、、、

で1週間後にもう一度会って、じゃぁ踊ろうと思いますか?! 「いや、ちょっと、、、」ってなりますよね。これだけは絶対に回避すべき状況なのです。

「痛くないリード」は「力を入れない」以外では作れない

「力云々なんてどうでもいいじゃん。正確に技をやればいいんだろ!?」 気持ちはわかる。でもじゃぁ訊きましょう。そのやり方、誰が正確だと決めました?! 

先生?! 世界の端っことなる日本で教えているローカルの先生が、どうして万人に合意を得る「正確なやり方」を定義できるのでしょうか。

私の感覚、各先生個人個人で教えているやり方すら違います。つまり女性を痛くする可能性の無い、絶対的に正しい技のやり方なんて無いのです。

となると痛くしない方法は何か。「力を入れない」しか手立ては無いと思うのです。

力を抜くに全神経を集中させて

なので何がなんでもです。ソーシャルで踊る際は「力を抜いて」下さい。そして慣れない内は、それだけに意識を集中させて下さい。1曲5分、それだけを考えて踊るのです。

せめて痛くしなければ、踊ってくれた女性は「もう一度この人と関わってもいいか」と思ってくれるでしょう。よっぽど臭いとか無ければね(笑)

少なくともそう思わせる可能性はグッと上がります。痛ければまずもって、2度と踊らないとなるでしょうけどね。

ぜひ力を抜いて下さい。これはもはや男性側のマナーだと思います。

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