技術面最後の記載になりました。男性編。それは『女性に触れる位置が悪い』 んーーーーというか位置もそうですがニュアンスもかな。そんな事を書いてみたいと思います。
◆最後の砦?! 女性の触れ方
この記事のテーマは「上級者女性が踊ってて微妙」、「ちょいちょい塩対応」の解消のヒント。で思うことは、触れる位置/触れ方は男性技術面で最後の砦かも。大抵の原因はその前段階の”踊れてない”、”痛い”、”フォロー不可能”ですからね。
つまり対象者は概ね「俺はだいたい踊れている」という人でしょう。でも時々、特にあまり知り合いじゃない上級者女性から”微妙” そんな時に解消のヒントになるかも知れません。
個人的には、これ結構重要かもと思っています。これで微妙になっているケースは多々ある?! そんな印象を持っています。
◆気持ち悪い≠嫌いの可能性
「気持ち悪い」
これは女性が相手男性のニュアンスを評する言葉として、以前は偶に使われていました。(今も?!) 私がレッスンを受けていた10年前くらいは女性インストラクターが良く使っていたかも。
でも冷静になって考えてみて下さい。これで直し方分かる?! 判然としないよね。「不快なのはわかったけど、じゃぁどうすればいい?!」 これに対する答えは見えてきません。
「単なる主観じゃね?!」「単に私の事が生理的に嫌いと言っているだけなんじゃ?!」
まぁそう思っちゃう気持ちは分かる。そしてそんな側面もある?! 私は女性じゃないので本当の所は分からない。でも今の所、私は8割くらいでそうじゃないと思っています。それが触る位置&ニュアンスの問題。
逆を言うとそれを改善させれば「気持ち悪い」の8割解消するかも。上級者女性の塩対応も軽減されるのではなんて思ったりもします。
◆触る位置注意
では「気持ち悪い」を、私が考える範囲で具体的に言語化してみましょう。まず位置。
手とその周辺はまぁOKとしましょう(じゃないと踊れない!(笑)) で、それ以外となると男性諸君はフォロワーの体のどこを触りますか?!
まぁ一番顕著なのがクロスボディだよね。色々な先生が色々な方法を教えています。私は肩甲骨の所が良いと思う。それより下、脇下やお腹周りはやめたほうがいいでしょう。
なぜならそこは神経が肩甲骨よりいっぱい通っているからです。幼稚園とかで脇腹くすぐりあったりしたでしょ!? くすぐったい所なんですね。しかも嫌悪感を活性させるその他の事情も出てきたりする。(●ってたりすると●●●がベルトの上に、、、)
バック・トゥ・バックの合図等も同じですね。かなり”ヤバい”部位を触らないといけない!?(笑) 私なんて2回目は触らない。触るフリを見せるだけです。Terry SalsAlianzaさんも触ってないしね。(←だからなんだ?!)
◆手と肩甲骨以外のタッチは再考せよ
その他良くある事。肩はねぇぶっちゃけ触らない方がいいと思うんだよな。いっそ一切辞めてみるとか?! 習った方法なのは分かるけど。
でも私は思う。好感度出しながら肩を触ってリードするのは極めて難しいと思う。なぜなら拘束力が高い割にフォロー側からのフレキシビリティさを出すのがほぼ不可能だから。手なら伸縮させて吸収出来るけどね。
正直「上手い男性」と業界的に通念化されてない内はしないほうがいい。でないと単に嫌悪感のある触り方をするリードだな、と思われちゃう。
その他変わった所では膝とか?! もぉね、論外。よほどその技を一緒にレッスンで受けた相手で、そのレッスンの直後のソーシャル・タイムとかで無い限りね。
特に足で脇腹をリードとか膝裏をリードとか?! 自分の膝で相手の手を投げ上げるとかもあったな。絶対NGで良いと思う。習った時だけやるべき事?!
「変わった事やって女性に”すごい”と思わせたい」は分かりますけどね。男性の究極の欲求でしょう。でも大道芸はやるって認識した同士じゃないと無理ですよ。成立しないでしょう。
◆触った/放す瞬間のニュアンス
そして更に強調したい事?! それは触り方です。
文字に書くの難しいなぁ擬音で許して(笑) 例えば相手の手を取る時にあたり「ムギュッ」と強く握るのは抵抗感あるでしょうね。ぜひお近くのお友達にやられてみて。実感出来るはずです。
重要なのは触った瞬間の感触ですね。「ふわっ」が理想です。この感触で女性は「この人は乱暴してこないんだな」の安心感が湧くでしょう。そして女性は安心して初めて楽しくなれる性質があります。その様に遺伝子で出来ているのです。
また手の放し際もぜひ腐心して欲しいですね。「ペっ」って感じで放さない(笑) 雑に捨てられた感じがしてしまうでしょう。これは私もフォローをやり始めて、やられて初めて分かりました(笑) これまた「ふわっ」が重要です。
◆練習方法:難しい、、、
難しいのはおそらくこれをしつこく指摘するインスト、それほどこの世に多くないと思う所です。よっぽど神経細やかか、さもなくば衝動的に他人に遠慮なくずけずけ言える精神性を持った女性インストくらいでしょう。私は後者に習いました。ある意味非常にラッキーでしたね。
つまり自分で気づくのは相当難しい事です。おそらく不可能なのでは?! 何しろ物理的に顕著な事ではないから。ふわっとでもムギュッとでも、手を取っている事には変わらないのです。
そもそも掴んでいる事に気づける人もほとんど居ないのですから。自分が相手にどんな手の取り方をしているかなんて、おそらくモニターされない限り感知不可能でしょうね。
よって練習法、、、セイちゃんサルサに一度来てもらうか!(笑) ホントーにそれ以外かなり難しい(^。^;) かなり気心の知れた女性に「NGな部分に触れてないか、ふわっとした手の取り方になっているか確かめて。そしてもしなっていなかったら即座にその場で教えて」
ね。難しいでしょ!? それこそよっぽど遠慮なくずけずけ物が言える精神性のある女性でないと正直に言いませんね。あなたが私と同じくラッキーである事を祈る(笑)
◆最後に”疑う”要素
触る場所、触り方、思った以上に重要だと思います。技巧者でも自分への上級者女性の態度が微妙、しかして他の比較的初心者なのに神対応しているケースを見たら試して欲しい。
この両者の違いは最終的にここかもしれない。そんな要素なのです。
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