雑記:曲ハメ試してみて欲しい!

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■研究科はサルサ定着に有効!

私はちょっと前から研究科なるレッスンを開始しています。卒業生さん(今でいう普通科の)があまりにもソーシャル会場に定着しないので。やっぱり「ギリギリ普通に踊れる様になった/知識を得た」程度では、なかなかソーシャルに定着出来ないかなと思ったり。

私の場合もそうでしたね。ギリギリクラブで踊れる様になっても結局レッスン行き続け、サルサに触れる”ペース”を作っていました。「毎週この時間ここに行かなきゃ」って、生活リズム付けやすいんですよね。

そして近年は時間カツカツの人多いじゃないですか。2日1とかで就業後飲み歩いている人なんて居るのかなぁ。直帰してもヘトヘトとか多くない?! 10年前に比べ、世間は仕事キツくなっているよね。実質給料は税金爆上がりなので下がっているにもかかわらず。

だからそんな世相に”研究科”で皆に最低限週一サルサに触れられますよ、サルサから疎遠になりませんよの機会を提供したい。そんな思いもありました。そしてこれが大成功。

なぜなら研究科設置後、ソーシャル定着の卒業生さんがめっちゃ増えたのです。てかおそらくゼロ→沢山になりましたね。研究科も来なくなった人でも、ソーシャルではよく会いますなんて人が沢山になった。嬉しい限りです。

■「難しい技を教える」は意味希薄?!

で、だとすると研究科で何を教えるか、という事になります。「単なるソーシャルの時間だよ」なんてーと来ないよね。何かプラスが得られるかもという要素があって、初めて仕事でヘトヘトでも来てくれる訳で。何か提供したい。そんな感じで考えるのです。

そして多分巷のレッスンではだから「難しい技」になっているんでしょうね。確かに何らかプラスになる。習得しづらいから次に来る理由にもなる。

でもこれってちょっと落とし穴と思ったり?! だって習った難しい技、踊りに行ったらなかなかかからないから。初見では無理ポみたいな事ばっかりになっちゃう。「同じレッスン出てた人同士がその日の内ならソーシャルで突然やられても出来るか、、、」的?! 私は個人的それはやりたくなかった。

■研究科に曲ハメ練習は有効と思われ

で、開発しました。「曲ハメ」レッスンです。曲の抑揚に合わせて踊りにアクセント/ダラダラ感(笑)をつける。私がサルサを楽しんでいる9割がこの曲ハメ効果っていうのもあります。

なぜならこれはどんな初心者相手でも関係無いですからね。難しい技と違って誰でも対応可能。

それにそもそもダンス(踊り)の楽しさって曲(リズム?!)に合わせて体を動かす→トランス感を味わう事にある。そこをサルサで加速させようと思うとどうか。曲ハメは良手の最右翼に近いと思うのです。

■男性諸君、曲ハメを挑戦してみよう!

でも最近ここで壁が出てきました。女性の曲ハメ表現って、どうしても男性がやるかやらないかに依存してしまうのです。男性がアクセントしないのにアクセント入れるって可能ですが難しい!?

あまりやるとおそらくリードの流れを無視して必ずスタイリング入れようとする女性と似たことになってしまうか、、、色々考えなくてはいけませんね。頻度・程度・アクションのサイズ等。。。

私が観察する所、曲ハメをする男性はマイノリティですね。そしてやる人、概ね評判も良いような。ぜひ男性はそこを掘って欲しいなぁと思っています。男女でハメ場所や度合いが合うと、ほんとサルサって楽しいダンスですよ。

ps1:ミュージカリティーとは違う?!

「ミュージカリティーありますね」なんて言われた事もありますがごめん。私、それよくわからない。そして私がやっている曲ハメはおそらくそれじゃない。なぜなら言い出しっぺ?!のMagna Gopalさんがやっているのとはニュアンス全然違うから。

彼女はとにかく本人の表現力を磨くって感じ?! 私は二人で踊ってても”邪魔にならない” 相手がどんな初心者でもリード/フォローに影響が出ないもの。なので表現力は格段に下がる。彼女の言っているものの1/10も出来ていないでしょうね。

ps2:曲まるごと1個でニュアンスを表現?!

ちょっと前まで曲のアクセント部分でどうするか、みたいな事を教えようとしていました。でもこれって難しい。「曲をよく聴き込まないと出来ませんよね」なんて言われたり。

でも実は私、初聴でも出来るんです。だってアクセントって各32カウントごとに出るチャンスが来るのです。「今回の32カウント節ではアクセントくるかなー」と聴いているのです。でもこれ、難しいね。

で、最近試しているのが「とにかくこの曲の曲調に踊り方をあわせて下さい」練習。これがね、いい感じ。結構皆ちゃんと曲調解釈して、そんな感じのリード・フォローしてくれます。

そして発見した事。これでも十分楽しいよね。曲調解釈&表現だけでいいんじゃん?! それから出来るなら各32カウントで出るかもなアクセントに合わせた何かをする?! 私も考えてみるとそれくらいしかしていない。

皆様も試してみて下さい。ひと味もふた味も違った楽しさが出ると思いますよ。

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