雑記:難しい所は4カウントに区切る

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昨日レッスン中に思ったこと。備忘録としてのメモみたいに残そうと思います。現在初心者として練習している全国のサルサ・レッスン生に向けて書いてみたい。(教えているインストさんにも参考になれば)

■クロスボディの動きが掴めない

私が偶に使う手法。それは4カウントまでに細分化してやってもらう事です。例えば昨日リアルにあった話としては男性クロスボディでした。

彼は正直運動神経はある方でした。もっと苦戦する生徒さんを山ほど見てきています。でも彼は一箇所だけ、かなり苦戦する所がありました。クロスボディの力の入れ具合です。

てか”入れ具合”はそれほど問題じゃないですね。入れるタイミングとその後の動作につかみにくい部分があったようです。1ヶ月かな、なかなか難しい所にありました。

■動きをカウント4まで細分化してみる

で、昨日時間があったので細分化してみる事にしました。クロスボディの動きを2つに分けたのです。

On1ですので前半は横に避ける所ですよね。彼はなんとなく癖でカウント3から女性の背中に力を掛けてました。いかにも「今行って欲しい」みたいなタイミングですね。

でもこのタイミングだと間違いなくカウント4の”スロー時間”がなくなります。そして二人の動きはどんどん前のめり、曲に合わなくなります。

「カウント4までしかやりません。横にポジション移動、女性の背中に手を当てますが全く押しません。やってみて下さい」

と、3~4回は入るんです。力がね。でも「入らない入らない」といってやり直してもらう。と、一回全く力が掛からないでカウント4まで待つことができました。

で、その後は連続してカウント4まで力入らないで出来ました。そこからもうカウント4、後半まで続けます。見事に是正されていました。

■自分がやっている動作は自分が一番分からない

私は思う。多分自分が何をやっているのか、自分では本当になかなか気づけ無い事なのだと思います。まるで自分の口臭が絶対自分では気づけ無い様に、自分の腋臭が絶対に自分では気づけ無い様に。

でもカウント4まで細分化され、それを指摘し続けると、「あ、確かにそうやってるかもな」と気づきやすくなるんでしょう。そういえば自分もそうだった。出来る様になっちゃったから忘れてしまっただけなんですね。

■女性はカウント5で一旦止めるのがオススメ

女性はねぇOn1ならおそらくカウント5で止めた方がいいかも。カウント5が一番重要な部分だからね。多分左足、付くべき地面位置からかなり先に付いているでしょう。だから安定しない、急加速になる、ぐらつく、、、自己確認において、かなり有利だと思います。

■数ヶ月の苦戦部分もすぐ出来るようになるかもね

よって全国のサルサ初心者の皆様(笑) もし「この動き苦手だなぁ」と思ったら男性はカウント4に細分化、女性はカウント5で一旦止まるのをやってみて下さい。

例えば先生から毎回「そーじゃなくてー」と言われちゃう所とか。おそらく原因は自分がどうやっているか、自分で分からないからだと思います。そこを極端に細かく区切ってやってみる。動作検証するのです。ほんのちょっとの動きなので極めてやりやすいはず。

おそらく「たちどころ」に出来る様になっちゃうのではないでしょうか。ぜひ試してみて下さい。

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