先週は旅行に行ってて土日が踊れませんでした。なのでこの日は楽しみにしていました、お祭りマンボです。帰宅後も色々やりたい事があって作業。19:30に家を出ました。会場Inは20:00ちょい過ぎかな。6組程踊っていたか。早いスタートなのにこの日結構人は集まっていましたね。
そしてここからわさっと増えます。どんどんやってきて直ぐにフロアはいっぱいになりましたね。ピークは21:30くらいかな。MCタイムから帰る人が出てきた感じ。
DJミゲルさん。今回はミゲルさんぽいスピンでした。それはつまり曲頭はつまらなそうなのですが、中盤からじりじりじわじわと盛り上がる、、、こーゆー曲を選択する日本人DJ居ないですよね。私はこのトランスに誘うじわじわ感が好きで、久々に楽しめました。
いつもながら男性陣がどうだったかは無関心なのですが、女性陣は非常にいい人達が集まっていましたね。会ったら踊りたいと思う全員とは踊れなかった。それくらい良かった。お祭りは集客されている層というか、いいですよね。行って「よかったー」と思わせる部分です。
「ちょっとノリにくいかなぁ今日は」
そんな事を言う方もいらっしゃった。ミゲルさんのスピンね。確かに気持ちは分かる。曲の最初が凡庸で、「んーーーーこの曲はパスかな」と思っちゃう。なのでいつも驚くのがそこからの”じわじわ盛り上がり”
でもこれ、なかなか注意深く聞いてないと気付けないかも。私も大分最近まで分からなかった。良いと思わなかった。
おそらくね、日本の明治以降の音楽教育が影響しているのかなと思ったり。それはメロディー偏重って事ね。明治維新から音楽文化も西洋から波及されるわけなんだけど、その時のメインはクラシック音楽だったんじゃないかな。でクラシック音楽ってさ、かなりアゴーギグ入るんだよね。一定のリズムでトランスに誘うとか軽視されている。
でも例えばミゲルさんの様な中南米(アフリカもかも)の音楽文化はリズム一定を非常に重要視していると思う。そしてそれに従属した音階を載せる?! 考え方としてメロディーは脇役な部分もあるか。「少しづつの変化を積み重ねてリズム・トランスに誘導」かも。
一定のリズムってさ、人間にとってどうしてもトランスなんだって。赤ちゃんの時の1番聞く音は母親の心臓の鼓動。それを聞いて安心するみたいなのが生まれる前に染み付いちゃう。生まれてからも絶対抱っこされて、それを聞いて”安心”の癖が加速する?!
この違いが日本人DJではなかなかやらない、ミゲルさんのようなスピンになるのではないかと思っているのです。
・メロディー偏中:左脳的:頭で音楽を聴く
・リズム偏中:右脳的:魂で音楽を聴く
もちろんどっちがいいとか無いでしょうが、どっちも楽しめるとお得でしょうね。そしてこれらを半々とか、交互に混ぜてスピン出来るDJが居たら凄いでしょうね。
そんな事を思った夜でした。
ご意見、ご感想