科学的研究から、サルサは幸せになるのに一番効率のいい遊びです
ええ、ちょい言いすぎましたか?! でも最も効率のいい遊びの一つだと思います。今回はその根拠をここに記してみたいと思います。
以前から漠然と「サルサ遊びたのしーなー」とは思っていました。「こんなに楽しいの、流行らない訳ないと思うのだが(実際はさほど流行ってないなぁ)」と愚痴った事もあります。
でもコロナ禍が始まってから仕事として一時期海外研究論文を読みまくった時期がありました。そして見つけてしまったのです。サルサ遊びは人間が幸せになるのに”最も効率的”になる可能性がある事を。
その根拠をこちらに示したいと思います。
「幸せってなんだっけ?!」の科学的答え
むかぁし明石家さんまさんのCMでそんなフレーズが流行りましたね。彼の答えは「ポン酢醤油のある家」でした(笑) つまり人によって、幸せの定義なんて大きく変わるのです(≧∇≦)
でも例えば科学的に見ると「幸せ」は簡単に定義出来ちゃいます。「脳に快楽ホルモンが分泌された時」ですね。「きもちいー」と脳が感じたらまぁ幸せでしょ?! これに反論出来る人は少ないと思います。
というわけでこの場ではとりあえず、「幸せは脳に快楽ホルモンが分泌された時」としてみましょう!
脳が快楽を感じるホルモン3つ
となると脳の快楽ホルモンは何か、という事になる。大きく3つあるそうです。
<参考資料を見る>
- セロトニン
分泌されると安心感や平常心を感じるホルモン。日の光を浴びる、バランスの良い食事、適度な運動等”健康的”な事をすると分泌されます。
おそらく神様は「種の繁栄の為には健康的にさせないと」と思って、そうすると気持ち良くなり、自然そう努力する様な仕掛けを作ったのだと思います(笑)
- オキシトシン
分泌すると愛や絆を感じるホルモン。人間は元来単独で自然界に生き残るのはほぼ無理な程弱い動物です。よって神様は「種の繁栄の為には相互協力させないと」と、そうすると気持ち良くなる仕掛けを作ったのだと思います。
- ドーパミン
達成のホルモン。これが分泌されると獲物を取った時に「やったーーーー」と嬉しくなる。
これまた神様は「種の繁栄の為に狩りを励みなさい」って事で、獲物を獲得すると気持ち良くなる仕組みを作ったんだと思います。
でもここで一つ注意しなければいけない事。それはドーパミン的快感です。実はこれ、追い続けると不幸になる方向なのです。一瞬は快楽を得ますが、長くは続けられないものなのです。
ドーパミン快楽は”依存症”
なぜならドーパミン快楽は”耐性”がある事が分かっているからです。要するに同じ刺激に対し、2度目は快楽度合いが下がるんですね。しかも快楽度合いは強い。それを再度得たい為、人によっては更なる追求をしたくなるのです。
<参考資料を見る>
例えば甲子園優勝をしたとしましょう。「やったーーー」となります。ドーパミンの効果、まさに達成した喜びですね。でももしPL学園(←古い?!(^。^;))だったら、現役3年間の内2度目の優勝も味わうかも。と、「やったーー」の度合いは下がるのです。人によっては物足りない事になる。「一回目はもっと気持ちよかったんだけどなぁ」
で、そういう人はどうなるか。プロ野球で優勝しようと努力するのです。でそれも叶うとメジャーリーグ?! 同じ程度のやったーを欲しいだけだとしても、もっともっととなるのです。
まるで依存症?! まさにそう。ドーパミンの快楽は依存症と同じなんですね。買い物依存症、ワーカホリック、麻薬もみんな同じです。ドーパミンの快楽を得ようとするのですね。しかもその行動はエスカレートする。周囲にどんなマイナスを産もうとね。
一つ怖い事を書きましょう。「悪口」ってドーパミン出ています。言うと快感なんですね。だからどんどんエスカレートする。もっともっと言いたくなる。止められなくなる。例え周囲にどんなマイナスを産もうとも。
(そういえば悪口言う人って際限無いよね。多分半ば止められなくなっているんだと思う。そして周囲に軋轢を産み、程なくして誰も相手にしなくなっていく、、、)
なので私は思うのです。「あえてドーパミン快楽を得るため努力はしなくていいかなぁ~」 なぜならいつまでたっても満足出来ないから。いつまでも幸せになれないからです。今風に言うと”サステナブル(持続性のある行為)”じゃない。
オキシトシン分泌を狙え
では他に脳の快感を得る方法はなにか。セロトニンとオキシトシンが残ります。そして私は推奨したい。もし能動的に努力するのなら、よりオキシトシン分泌を狙うべきだと。
(もちろんセロトニン分泌も狙うべきですが、これはある程度ベースにあるとしましょう。健康が満たされないならオキシトシンもドーパミンも出せないのだし、、、)
で、オキシトシンはどうすれば分泌→脳の快楽を得る≒幸せを感じる?! 非常に整理された具体的方法が分かっています。
<参考資料を見る>
- 仲間と楽しい時間を過ごす
友達と飲みに行って盛り上がる、チーム・スポーツをして楽しむみたいな?! 確かに楽しく出来れば「やったーーー」とは違った気持ちよさがありますよね。
- スキンシップ
異性との事ももちろんありますが、同性でもペットでも同じ効果があるみたい。とにかく物理的に触れる事。それが幸せを感じる鍵になります。
- 感謝する
ちょっと驚きですが、「ありがとう」と伝えると快楽ホルモンが分泌されるんだそうです。達人?!は感謝の言葉は自分の気持ちよさの為に言うんですね。
で、ここで理解出来る訳です。
「サルサってこれ、全部やるじゃん!!」
相手と動きをあわせて楽しむ努力をする、手を取り合って踊る、踊った後に必ず「ありがとうございました」と言い合う。それも5分おきくらいで次々にやる。オキシトシン分泌条件がこれほど揃っている遊び、他にあったら教えて下さい。私は思いつきません(≧▽≦) 要するにこうです。
サルサは幸せになるのに一番効率的な遊びの一つだ!
しかも最近の研究ではオキシトシンは脳の快楽だけじゃない、心身共の健康への良い効果がある事が分かってきています。マウスに投与するとケンカしなくなったり、協力しあったり、ツガイの絆が強まったり。
今後もサルサ=幸せを証明する、更なる事実も明らかになっていくでしょうね。そんな期待をせずには居られません。
サルサを楽しむにはコツが要る!
でこんなにいい事ずくめのサルサ、なんで競技人口増えてないの?! 私は思うのです。踊る最低限のスキルと、人間同士の付き合い方、このどちらもが”ちょっと”難しいからでは無いでしょうか。
例えばダンスの技術。正直カンタンとは言い難いですね。巷では男性3年女性半年とか言われていますが、、、そこまで努力するのはタイヘンです。
そして何よりも「全然違う性質の人と関わり合う」難しさ。普段の生活で老若男女混じり合って上下/利害関係なく付き合う事ってありますか?! まず無いですよね。それがサルサでは起きちゃう。どう接して良いのか戸惑うのです。これも意外に難しい。
私もねぇめっちゃ苦労しました(^。^;) 最初は全然踊れなかったし、クラブやレッスンで超絶浮いてましたヨ。誘ってもめっちゃ断られたしね。1回目は踊れても2回目は断られるなんてザラ。何度も何度も、散々ヘコみましたね。今思うと全部自分が悪かったのですが。
でも今はそうですね、大分克服出来たと思う。人並み程度、いやぶっちゃけそれ以上に楽しめていると思う(笑) だからその方法を教えられる?! いや、アドバイスくらいかなぁ、でも解決のヒントは示せると思うのです。あるいは誰よりもね!
楽しむコツを伝授します!!
このホームページのブログ部分は、そんなヒントを伝える場にしたいと思っています。ちょっとずつアップしますが、ぜひちょくちょく見に来ていただければと思っています。
興味が出たらレッスンもやっています。ぜひ参加してみて下さい。クラブに踊りに行くまで引率とかしながらサポートしていければと思っています!
ご意見、ご感想
[…] ただ楽しいですね。他人と関わってやる事でもありますし。 […]
[…] 、全て人が持ってくる」というコトバがあったような。私もマジでそう思いますね。疲れる時もあるかもですが(^。^;)、オキシトシン的幸せは、確実に他人が持ってきます。間違いない。 […]
[…] 違う模様で、オキシトシン的快感。さもありなんと思った。 […]
[…] 要するに他人と関わっていないと心が枯れるんですね。脳科学的?!に言うとオキシトシンが分泌されないから。 […]
[…] それは幸せ度合いです。私はごくKPI至上主義的に「脳内に快楽ホルモンを分泌させる量と頻度」の最大化が幸せ度合いと近似だと思っています。(詳しく知りたい人はこちらをクリック) […]
[…] 継続性のある一番楽しい状態を目指しているとも?! オキシトシン分泌の視点からですがね。圧倒的に有利だとも思うんです。 […]
[…] https://seis-salsa.com/20220922_afterreport_gravity/2187/https://seis-salsa.com/salsa-most-effecive-for-happinss/595/ […]
[…] ホルモンで、気分が高揚します。https://seis-salsa.com/salsa-most-effecive-for-happinss/595/ […]
[…] して人生に置き換えるとどうか。私は良い人生って「楽しい」と感じる時間が長ければ長い程いいかなぁと。(「楽しい」深度が深いのってちょっと怖くない?! ドーパミン強すぎて) […]
[…] 内ホルモンの分泌は、ソーシャルサルサと非常に相性がいいです。(詳しくは”サルサ=幸せの一番の近道!”を見てね) 私がなんとなく高揚感を感じ、「あー楽しかった」で帰れる理 […]
[…] こうなると楽しいよね。オキシトシン効果も相まってほぼ毎週、その曜日が来るのを心待ちにする生活になるのです。 […]
[…] しい?! 遺伝子学、脳医学、精神心理学的にはそうなりそうです。楽しくなった人は多数。控えめに言っても試す価値はあると思われます。https://seis-salsa.com/salsa-most-effecive-for-happinss/595/ […]
[…] しいコミュニティに参加する事が出来るからです。しかも他人と触れ合う、、、これは脳内快楽ホルモンであるオキシトシン分泌を促します。https://seis-salsa.com/salsa-most-effecive-for-happinss/595/ […]
[…] そして一つ注意事項としてはドーパミンはサステナブルじゃないから意図的に狙って行動するのはあまり良くないとなる。 […]
[…] その中で中毒性が無く、しかして強い快楽を発するものは何か。私はオキシトシン一択だと思う。それは人付き合いから来る快楽。。。これをAIは置き換え得るか。多分かーーなーーー […]
[…] られるか、褒められるか、、、それはドーパミン快楽なんですね。持続性が薄いと思われる。 […]
[…] 理由は完全に利私的です。脳内にオキシトシンが分泌されて気持ちいいから(笑) […]