今回広島にサルサ遠征に行ってきました。近しい友人に呼ばれたからです。イベントは大盛況と言っていいでしょうね。DJもキレてたし(笑)踊らずには居られない楽しさでした。良かった。
で、そこで思う事。もしそこでサルサ遊び(ソーシャルサルサと言ったらいいか)を盛り上げようと思うなら、ある程度の腕前というのは重要でしょう。その意味で広島は頑張っていた。そんな気もした。
というのは例えば●●。東京から電車で1時間しない場所です。イベント偶に行っていました。最近はちょっと足が遠のいているけど(^。^;)
で、そこでの特徴。会場に居る人で踊れる人は踊れるのですが、まぁまぁほぼほぼ踊れない人も多いんですね。特に男性とかは女性から逆誘いしても「あ、私踊れないんです。見学!」と断られてしまうとか。女性もライトターンがカウント3から回り始めちゃう&クロスボディがカウント3から前に出てっちゃう、、、それが頻発したりするのです。
ま、それじゃぁサルサ遊びは楽しめないよね。見学専門も頷けるかな。
そして新幹線での帰り、我が仲間とディスカッションしました。どうすればより多くの人がサルサ遊びを楽しむスタートラインに立てる様になるのか。(楽しむには”人間力”や”対人力”?!も重要だからね!)
私はレッスンに一つの要素があると思うのです。それは「同じ事を繰り返す」
広島のレッスンがどんなのかは知りません。でも例えば●●、おそらく殆どのが東京の上級者向けレッスンの形態でやっているのではないだろうか。つまりシャインを30分くらいやって、そこからペアワーク32~40カウントくらいのルーティンをやる。そしてそれは毎回変わる。
でね。上級者はそれでもいいでしょうね。既にサルサ遊び出来る腕前。欲しいのは新しい動きの引出なんですから。でもこれをサルサ遊びするまでには行かない人にやるとどうでしょうか。その場のエキソサイズ?! 1時間限りのイベントみたいなので終わる訳です。「サルサ遊びが出来るための、いかなるプラスにもならなかった」事になるのです。
「そこから後は自分の努力次第でしょ?! ソーシャル時間に知り合いと練習し合ったりとかしてモノにするんじゃないの?!」
うん。そうでしょうね。そう言うでしょう。そのレッスンを提供した人は。なぜなら彼/彼女はそうする事によって腕を磨いて来たのだから。でもレッスン受けている人、すべからくインストになるくらいの労力掛けて踊れるようになろうと思っているのだろうか。それくらいしないとサルサは踊れる様にならない様なシロモノなのだろうか。
それよりも例えば1ヶ月全く同じ技を教えます、とかするとどうだろうか。もちろんサルサ遊びまで行かないくらいの腕前に人達にです。東京では少ないでしょうが●●くらいならそのニーズも強いでしょう。赤字にならないレッスンにもなるのではないだろうかと思ったり。
私のレッスンは基本殆ど教える事を変えません。中級終了まで(上級まである)、やる事は全く同じです。繰り返して、曲のスピードでも出来るようになって、スムーズ化と挙動縮小化がある程度出来る様になるまでやってもらいます。
おそらくですが、その方が「サルサ遊び可能」までの腕前を獲得するのに有利だと思う。色々バリエーションを見せるのはその後でもいいでしょ?! そんな風に考えています。
で、広島。おそらくねぇ初心者レッスンって提供されているんだろうな。そしてそれはほぼほぼ毎回同じ事をやっているんだろうな。そしてそれが結構Workしている。特に女性?! 東京初心者~中級までにありがちなライトターンはや回りも、クロスボディはや前歩きも無かった。すごくびっくりしました。
そういえば奥さんもパワーリードやカウント外しが無かったと言っていた。どうやらあの日は男性は外部(福岡・岡山・福山・大阪)のリーダーが多かったとの事ですが、現地の人だって半分は居たでしょう。単なる勘だけど”繰り返しレッスン”が行われている、、、様な気がする。
もちろん華麗な技やスタイリングとか、おそらく東京の方が派手でしょう(笑) 幅広く習得も出来ると思う。でも楽しく皆と踊るなら?! 私は却って広島とかいいかも知れないと思った。すぐ踊れるようになる?! なぜなら凝った事やらず、王道を繰り返すレッスンをしてくれるから。
広島だけの事かも知れませんがそんな事を思った。そんな遠征でした!
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