この日は仕事の後に歯医者でした。実は一ヶ月前の予定だったのですが、行くのすっっっっっかり忘れちゃってたんですよね(^。^;) 叱られるのを覚悟で歯医者In。うん、ちょっと微妙な空気の中で歯のメンテナンスをしていただきました(^。^;)
で、そうなると終わって19:20。もぉ泳ぎに行く事は出来ません。プール20:30で閉まっちゃうのでね。となると運動は踊りに行くしか無いのです。前日かなりマジ踊りして足痛かったのですが、行きます。JBAアゲイン!
会場Inは20:00ちょい過ぎ。まぁまぁ人は居たけど、踊っているのは少なかったかな?! おそらくレッスン終わって15分くらいたった所で、ま、通常そんな感じだよね。痛い膝を擦りながら靴を履き替えます。我ながらホント、バカだなぁ。なんでそうまでして踊るんだろう。。。
で、この後はまず女性がばぁーーーっと入ってきました。あれ、女祭りかな?! 男性は日頃のご愛好に応えて頑張らなきゃな!?なんて感じです。でもそこから15分ほどで今度は男性がどどーーーっとIn。結局21:00過ぎにはイーブンになりました。かなりの盛況と言っていいでしょう。連日JBA、盛り上がっています。
DJは語るべくもない、アニキといちろーさん。この日はアニキがちょいマイルド担当?! そしていちろーさんがやらしい担当!(笑) えとね、やらしいとしか言えないな。もしその曲が人間ならかなりエッチな性格だろうと思わせる曲。うん、分からんよね。私も何書いてんだか分からんわ(≧▽≦)
またしても22:20あたりでギブアップしました。もぉ膝が痛くて踊れねぇ。もちろんDJブースでお二人にはクレーム。「良すぎだよ?! 死んじゃうよ!?!?」 そんな夜でした。
私の踊っている姿を知っている人はご承知でしょうが、私は音楽にどっぷり溺れて踊るタイプです。私は音楽に景色や性格が見える!(ダニエル・タメットみたい?! 『ぼくには数字が風景に見える』講談社) それがステキな感じだったら、もぉどっぷり浸かっちゃうんです。
で思う事。私、音楽にもそこそこレベルがある気がするんです。なんでも鑑定団の中島誠之助みたいな「いい仕事してますねー!」とか「これはいけません中にいけませんですねー」とか、曲にもあると思う。好みや嗜好ってのがあったとしてもね。
つまり、曲の傑作駄作ってあるという話。この曲だめだなぁって、作曲家が手を抜いたな、前半はいいのが思いついたけど後半思いつけなかったか、編曲家がテキトーにやった、等ね。
「お前の趣味の問題だろ?!」
昔、知人にこの曲いいかぁ?!みたいな話をした時に言われました。好みなだけでしょ?!という事です。ま、それも否めないけど貴方は感じなかった?! この楽曲における手抜き感?! 真剣に作曲してない感?! 投げやりなアレンジ感?!
昔グレン・グールドという有名な変態ピアニストが居ました。彼はバッハ、ヘンデルが好きで、逆にベートーベンは好きじゃなかったというのです。
「彼が才能を発揮したのは耳が聞こえなくなってからだ。それまではごく凡庸だった」
これを聞いた時、私はハッとしたんですよ。例えば有名な交響曲「運命」。確かにセンセーショナルなファンファーレっぽい所満載だけど、聞いてて徐々に飽きるんですよね。英雄も田園も飽きる。ピアノもソナタ27番くらいまではまぁまぁ飽きる時がある。
作曲家としては傑出した大家なはずなんですけどね。グールドの酷評にて、やっぱりそうだったのかと思っちゃった。曰く彼は作曲の才能は薄い、人生最後の最後に来るまでは。一般大衆的評価なんて、眉唾も多いのかも。
それ以来曲を聞くと、その出来は本当にはどうなのか?! 完成度は高いのか?! ある意味懐疑的に聞くようになりました。と、見えてくるんだよね。作り手の本気度とか、才能とか、献身度とか。
多分万人には共有出来ない感覚かも。でも皆様もちょっと気にしてみて欲しい。その曲は秀作かどうか。その内没頭感も味わえるのかな?! そうなると更にダンスも楽しくなるかな?! そんな気がするのです。
ps
かといって傑作ばっかり並べても良いサルサ・イベント・スピンにならないのは以前にも何度も書いた通りです。私が未だに目下一番好きなDJ●●さん(DJとしての活動は中止)のスピン、割と私が思う駄作も入っているのです。
でも曲順がすっごく絶妙で、そんな駄作曲も楽しく踊れる。いや、その駄作曲でも一部の光る部分があったから、それまでの曲順を経てどんな曲よりも殊更輝いたのかも?! やもするとあそこで傑作曲だったら、あそこまで私も興奮もしなかった?! そんな気もするのです。
例えばこれ。駄作といっちゃ申し訳ないが、ある意味単調な調子に終始する曲だよね。作曲家や編曲家の「こんなところでいいっしょ」感を感じる(^。^;)
傑作曲をレパートリーに多く持っているのがDJにとって有利なのは間違いないのでしょうけどね。そんな事を最近考えています。
ps
その意味でいうと昨日のDJさんの特にお片方。極めて作り手の”献身”が感じられる曲が多いです。ほぼ全てで鮮明に景色/性格が見える。それが私を踊りに狂わせる。膝が痛い。うん、クレームです。
以上!
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