雑記:AIが証明:”出来ない期間”の後に”出来る”が来る

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■上達しない悩みの殆どは気分の問題

「全然上達しなくて、、、」

私はサルサ・ダンスを教えていますが、レッスン終わりに生徒さんにはメールを送っています。レッスン解説ビデオを送る為。せっかく作ったので見て欲しいのでね。

で、時々そのメールの返信をもらうのですが、その時に頻度高く出てくるのがこれです。今回のレッスンは行っても行かなくても同じだったんじゃねぇか?、みたいな口調。

まぁもちろん日本人特有の謙遜も混ざっているのでしょうね。そして「そんな事ないよ」と言われたい!? 顕在意識的じゃないよ。潜在的にね。単純に「謙遜がマナーでしょ」もあるかも知れませんが。

で、本当の事を書きます。その殆どの場合、無茶苦茶すごい上達があるんですね。「先週のレッスン前を思い出してくださいよ。左足前で回るなんて100回中100回やらなかったでしょ!? 数珠繋ぎなんて10秒も出来なかったでしょ?! 今は1曲分続くじゃないですか!」

多分ね。「先週のレッスン前と「踊ろうとしている時の脳内アップアップ度」は同じだ」と言いたいんでしょうね。気持ち的、全然楽になってない。だから「先週から全然上達していない」なんて思っちゃうのでしょう。

つまり、錯覚なんですね。

■上達は階段式:出来ない時期がある

で、もう一つ困った事。それはサルサは95%”癖”だけで踊るものだという事です。考えてなんてやってられない。なぜなら1曲中技は110回くらい出るのだから。反射神経でリード/フォローするしか無いのです。

そしてそれはつまり反復練習を繰り返し、95%体が自動で動く様にしないといけないんですね。労力と時間が必要です。そしてシナプスが繋がるまでは?!、おそらく全然出来ない時間が続くでしょう。繋がったらスイスイなのですけどね。

これは何を意味するか。何かが出来る様になるって、おそらく『階段式』に上達するんでしょうね。やってる量に比例して出来る様になるなら手応えもあるのでしょうが、実際はそうでは無い。やってもやっても出来る様にならない時間があるのです。

「すぐやめる人は何も出来る様にならないよ」

そこには裏でこの様な事情があるのでしょう。

■AIも出来ない時期がある

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・AIは人間と同じ様な知能発達をしていく模様
・ある一定数以上のデータ量を蓄えると突然知能が向上する
・平均的じゃない/指数関数的に発達する
ーーー

つまりAIの返答精度はデータを投入し続けて、と、ある時突然ガクンと上がる。そしてそこから指数関数的に爆発的に上がっていくらしいです。

で、人間もおそらく同じだろうとの事。生まれてから脳内にデータ(言語)がインプットされていき、そこから模倣が始まって、そして突然意味のあるアウトプットをする。会話が出来る様になってくるというのです。思考パターンの解析なんて不可能ですから証明はされないでしょうけどね。

つまりAI開発から人間の習得パターンは証明されました。

『やってもやっても出来ない時期がある。でも続けると突然ガクッと出来る様になる』

シナプスが伸びるって、つまりは情報量の投入って事なのかも知れませんね。となると何かが出来る様になりたいならこれしかありません。

「続けろ。出来なくてもOKだから」

私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることです。
トーマス・エジソン

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