初心者セイちゃんサルサ:つぶやき:男性がサルサを楽しめる様になるには

Uncategorized

前回の記事の続きかも。男性編も書いてみようと思いました。同じ所もありますが、全然違う所もあると思う。
https://seis-salsa.com/girlswithhavingfaninsalsa/

運動神経は無い方が大成

これは女性と一緒ですね。男性は更に顕著かも。最初からスッと出来る人って女性より割合少ないかな。だから?! 出来る人は相当に運動神経ある、ちょっとした一握り上位者だと思いますね。

で、そーゆー人。割と熱しやすく冷めやすい。私のレッスンでも4ヶ月くらいで認定レベルに行っちゃうんですが飽きるのかな?! ソーシャルに定着する前に辞めちゃう。あらゆる新しい人と交流するというのに億劫になって。

「俺はもぉヒトカドにやった」なんて自負と、それ以上踏み込むのが面倒になったとかか?! 本当はあとちょい、ソーシャルに定着すると不特定多数とペアとなる”サルサ”ならではの楽しさに到達するんですけどね。

私の生徒さんでもソーシャルで定着、人生の一部として楽しめている人はバキバキに器用な人というわけでは無かったかな?! どちらかというと逆な人が多かった気がする。

テキトーがいい

これも男女共通ですね。そして男性はなかなかこれが出来ない。正しくやる、そして正しく出来ている事に評価が欲しい的習性がある気がする(^。^;) 正しくないと糾弾される可能性がある、くらいに思っている?!

でもサルサって相手が居るもの。「なんとなく」で進めていける”スキル”が必要かも。予定している動きが出来ない→でもじゃぁまあいいや。出来ないままで次行きましょ、くらいの抜け具合が良いというか。

なぜならサルサは所詮性質上「女性が知らなきゃまず出来ない」ものだからです。いくらリードが”正しくたって”、例えばサルサの”サ”の字も知らないあなたのお母さんとは絶対に踊れないでしょ?!(笑) 男性の動きの正しさなんて、女性の知っている/知らないに比べるとちゃんと踊れる要素の10%も無いのです。

もし「英語が得意です」という男性は、おそらくサルサはこのテキトーの点において上手いでしょう。語学はだいたい同じ、即興性とテキトーでも次に行く能力が必要ですから。でも男性で(例えば数学より)語学が得意なんて人は稀ですね。そんな気がします。

カッコつけない

これが出来る男性は多分この世に居ません(笑) 概ね100%、男性は「カッコつけたい」と思っているでしょう。なのでここではそれが覆る状況をどれくらい受け入れられるか、という話をします。

そしてこれ、サルサを楽しむにはかなり受け入れられたほうがいいです。残念ながら間違いない。

なぜなら習っている最中は、どうしても出来ない→出来ると変性していくからです。出来なくって、それでも何度かやろうとして、だんだん脳シナプスが繋がっていきます。つまり、出来る様になる回路が繋がっている感じ。最初は出来ない「カッコ悪さ」を周囲に見せる必要があるのです。例外はゼロです。

そして技術がやっとこさ上手くなってからも、この「カッコつけたい」でつまづきます。会場で女性を誘って、、、が出来ません。なぜなら上手く踊れなかった時の「カッコ悪い状態」が許容出来ないから。つまり怖くて誘えなくなります。

他にもレッスン中に先生やクラスメートに間違っていると指摘されると面目丸つぶれ?!なんて思う人もいるのかも。あからさまに不機嫌な顔を見せたり、反論したり(言い訳?!)する人も居ます。これも「カッコ悪い状態」が許容出来ないからなんでしょう。私もそうでしたよ(^。^;)

この解消法はぶっちゃけ「諦める」ですね(笑) カッコつけるのを諦めちゃう。「出来ないんすよーがんばりまーす」なんてお茶目に言っちゃうのがいいですね。そうすればかっこいいとは思われない可能性はありますが(いや、熟れた女性はこっちの方がかっこいいと思うのだが)、愛されはします。圧倒的に有利なんですが。

カッコつけようとする男性、サルサだけじゃないかもですね、人生まるごと損かも知れない。注意する必要があると思います。

明るく振る舞う

女性は信じられないでしょうね。男性は明るく振る舞うより静かでムスッと、苦虫を噛みしめるような顔をし続けたほうがかっこいいし舐められないと思っています。つまりその方がプラスだろうと思っています。

逆に明るい振舞はバカにされる、損する事と思っています。舐められる可能性があり、尊敬を得られないと思っています。そして驚くことに男性社会では、ある程度その向きは正しい。例えばヤクザ社会とかそうじゃない!? いつもひょうきんで冗談を言い続ける親分って居ないよね。怖い顔して口数も少ないのが「っぽい」訳です。舐められなんて絶対にしない。

でもサルサでもソーシャル活動を含むとなると、ここで大きく変わってくる。なぜなら命題は「相手と共同作業で”楽しい”を増幅する」作業だから。怖がらせて、反発無く不法なみかじめ料をせしめるのが目的じゃありません。

つまり男性の憧れる!?ヒエラルキー社会の上位に居る優位性を出す方法は、サルサではピュアに逆効果なのです。楽しくなれないから。単純にそれだけの話なのです。

特に日本は江戸時代より「舐められる」事に対する不利さが強調され続ける世の中でした。おそらく戦時中までそれ一辺倒。戦後からもあらゆる男性社会においてこの名残があります。多分だから皆それを目指す。明るく振る舞うのを軽視するのです。

そして更なる逆風がサルサの特殊性。男性のペア相手はほぼ確実に女性という事ですね。そして今度は男性が驚くでしょう。女性は「私の方がヒエラルキーが上」とか、全く興味ありません。本来のサルサの「一緒に楽しむ」がしたいのです。それ以外ありません。

要するに相手を舐める要素を見つけてそれを詰り、自分が上の立場に立とうという欲求がゼロなのです。だから男性が”舐められないように”必死に高難易度技を出し続けるのが理解できません。「高難易度技ばかり出す上級者。尊敬すべきだしフォロー出来ない場合でも絶対私が悪いのだ」なんて思わない。「出来もしない技を出そうと躍起になっている軽い精神異常者」に映ります。

逆に理解出来るし一緒に踊りたいし、サルサ本来の「楽しむ」という目的を達成出来る男性はどんな人だと思っているでしょうか。当たり前ですね。「明るく振る舞う男性」なのです。

これらが出来る人、私はサルサが楽しめる男性になりやすいと思う。ちょっと独断と偏見ですが、当たらずも遠からずじゃないかな?! ぜひ頭の片隅に置いておいて欲しい考え方です。

ps:絶対に誰も読まないで下さい

私一つだけ確信があって、●●●の男性って、おそらくサルサは絶対大成しないと思います。なぜならその男性は余計な「かっこつけたい」を行動に移すほど渇望しており、また●●●が無いと自分は人前に出る事も憚られる程カッコ悪いと思っている。つまり素の自分は先天的にカッコ悪いと思っているという事です。

そして●●●をして人前に出る度に「素の自分はカッコ悪い。みっともない」を潜在意識に刷り込んでいるとも言える。これで自尊心を保てるか。まず無理だよね。

サルサは手に手をとって踊るダンスです。イコール驚くほど相手に意図せず伝わる事がある。伝わる事が多いと思います。自分に自信がない男性なんだろーな、は伝わってしまいます。これが圧倒的に不利だと思う。サルサにも、そしておそらく人生にもね。

(また●●●は絶対的にバレます。最近は精度高い?! わからんけど。でもバレてないと思っているのはおそらく本人だけでしょうね。そこも裸の王様的ヤバさですね(^。^;))

ご意見、ご感想

タイトルとURLをコピーしました