なんとも自慢げなタイトル。最近数人からお褒めを頂いたのでホクホクしてまして、それにまつわる雑記を書いてみたいと思います。あまり読むに値しませんが、セイちゃんファンの方ならぜひどうぞ(笑)
多分一番新人輩出してるでしょう(≧▽≦)
「多分王様のトコが新人さんを一番多くサルサに輩出してると思うな-」
この言について、私は素直に嬉しく思っています。これをやりたくてレッスンしてるしね。『ソーシャル会場に沢山知り合いが欲しい』 増やしたいんですよサルサ人口を。仲間は多い方が楽しいじゃないですか。勲章だと思っています。
そして、あるいはホントにそうかも知れないと思っています。特にコロナ入ってから?! 新人をこれほどソーシャルにプラスαしたクラスは私の所だけなのでは?! もちろん東京界隈限定ですけどね。
私はサルサも教えるのも、さほど上手くはないでしょう
でも、だから私がサルサ上手いかというと全く無関係です(笑) クラス宣伝に私の腕前は売りにしてないし、実際私より上手いのは山ほど居る。技の多彩さとかだと平均以下かも知れん(^。^;) 曲ハメ度ならトップクラスかもとも思いますが(笑)
そして「いやいや、でも教えるのが上手いでしょ」と言われるとこれもまたどうか。。。###先生とか####さんとか、もっと上手い可能性あります。受けた事無いから分からないけどね。信頼出来る情報筋では評判は上々。
じゃぁなぜ私のトコがコロナ逆風の中でもソーシャル輩出を続けられたのか、サルサを趣味として定着させられる人を出し続けられたのか。私は主に”マーケティング”と”フォーカス”が原因だと思う。
ニッチ・マーケットを攻められる環境にある
まずマーケテイング条件。単純ですね。私、スタジオ・レンタル代を必要としていません(笑) タダで借りています。代わり、普通科レッスン代はすべてスタジオの取り分。最近は研究科をスタートさせ、それは100%もらっていますが。(研究科は普通科卒業の人用カリキュラム。流石にそれぐらい頂いていいでしょと思った)
で、これは何を意味するか。私、儲かるのが必須じゃないんですね。生徒0人でも赤字にならないのです。だから集客最大化の必要無し。自分勝手にニッチなマーケットを狙えるのです。
でさぁ私より上手い先生なんていっぱい居るんだよね。だから「既存の人がうまくなるレッスン」を捨てました。代わりに「全然ダンスやった事無い人」を「ソーシャルである程度踊れる様にする」がターゲット。まさにソーシャル輩出です。
これがね、儲かるには効率悪いんですね。なぜなら新しく来た人が2回目のレッスンに来る確率は非常に低いのです。3回目になると更に低い。(3回来た人はその後来る確率がぐっと上がりますが)
ところがサルサを踊る&レッスン行く習慣が既に出来ている人を生徒にすると、次に来る可能性は非常に高いんですね。場所費をどうしても儲ける必要がある場合、ぜひともこの固い層を確保をしたくなるのです。
ここが巷の先生の、どうしても新人輩出より既存層レベルアップ・クラスにしたくなる理由です。
未経験者に絞ったレッスンが可能
そしてもう一つ巷の先生の新人排出に難しい所、それはフォーカスです。実際どんなレベルのレッスンをするのか。
で、全くサルサやった事のない人と、ある程度やった事ある人のレッスンを比べます。ぶっちゃけ、やる事全く違います。どちらもに響く&成長を促すレッスンは、同時には絶対出来ません。
(偶に「オールレベルのレッスンをします」と宣伝されているのを散見しますが、マジそんな事出来るのだろうか、、、個人的非常に疑問です、、、(^。^;))
で、例えば経験者相手を主にしている先生の所に新人生徒さんが来たとしましょう。おそらくアシスタントさん的な人が担当する!? 大本先生はマーケティングで狙った、継続的収益を最大化する、リピーター率が最も高い、経験者側を受け持つでしょうね。普通の事でしょう。
でも最近はそこにも問題が発生。15年前と違ってレッスンを受ける全体数が圧倒的に減ってしまったのです。「生徒さん常に20人はいるわぁ」みたいなレッスンって今もあるのかな?! Doubtfullです。
つまり何が言いたいのか。私は思う、老舗先生でもアシスタントさんに給料を払える人、ほとんど居ないのではないでしょうか?! 交通費を渡すのが精一杯?! 特に新人を教えて、且つウケのいい、腕のあるアシスタントさんを”常時待機”させるの、おそらく出来ないと思われる。
なのでせっかく新人さんが来てもなかなかちゃんとした対応が出来ない?! そんな事になるのではと思っています。
これが他の先生にないだろう、私のレッスンのアドバンテージです。上手い人にこれ以上教えられないディスアドバンテージを、まぁいわば逆手に取ったとも言えますね(笑) 初心者特化、最大収益を無視してそこに徹底するのです。
”研究科”設置が大成功!
今までの反省点は、「ある程度踊れる様になる」からは生徒さんをレッスンから放出した事です。私、奥さん、アシスタントさんの3人ではキャパオーバー、同時それ以上レベルの人に効果的なレッスンをする事が出来なかった。「他のレッスンに行ってください」なんて案内していました。
でもさぁそうすると単純にみんなサルサ辞めちゃうんですよね。ギリギリソーシャルで不自由無く踊れる腕だと、どうしても他で更に続ける事が億劫になっちゃうのです。せっかく慣れてきたのにまた1から人間関係やり直しかよ、、、とか?! 普通科卒業して、そのままサルサから消えてしまう人が続出しました。
なので奥さんが提案してくれました。「上レベルのレッスンやるべきだよ!」 彼女が協力してくれるなら、というので研究科をやり始めました。これが当たった!
なぜなら研究科を経た人の半分以上が、ソーシャル場に定着してくれたのです。つまり、そこここ踊りに行ってくれるんですね。こんな事は今までありませんでした。当初の目標、ソーシャル輩出という課題にやっと成功です。(10年かかりました(^。^;))
やっぱり会場に定着するまで心の支えというか、サルサに繋ぎ止めておくという意味での”古巣なレッスン”も必要なんだなと感じました。
逆にそれほどまでに新たな人間関係に飛び込んでいく、ソーシャル・サルサ場に定着するというのは難しいものでしょう。私もガチそうだったのを如実に思い出した次第です。
先日2人の男性がソーシャル・デビューしました。スイスイと楽しんでいる姿をみるにつけ、「ああ、レッスンやってよかったなぁ」と感慨にふけりましたね。これからも普通科→サルサ遊び&研究科の段階で、成功例を増やしていきたいと思います。
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