雑記:一番優遇すべき客を見失うな

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今回のこの話、どう書こう。書かない方がいいだろう事は分かっている。でもどうしても書いておきたい。そんな気持ちが抑えられなかった。

誰に読んで欲しいか。絶対に当人ではない。だが同じ轍を踏まないで欲しい人達が私にはいる。薄っすらとそーゆーの伝えられる手段ってないもんかね。無いんだろうね。だからここにこっそり書いて放置します。

よってまず言いたい事。ほとんどの人は、これを読まないで下さい。ここで離脱して下さい。そして掲題にめっちゃ気になった人だけ読んで下さい。サルサ・イベント主催側に特化で書いていきます。

出来れば私が間違っていて欲しい。そんな思いも含みつつ記します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(もぉ大体の人は離脱したよね。ここまでスクロールしちゃった人はこれでおしまい。さよーならー)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■「一緒に踊るにいい人」を最優遇すべき

サルサ・イベントをやるのなら、主催側は一番優遇すべき客は誰なのだろうか。どの層なんだろうか。それを明確にした方が良いと思う。

そしてその層はおそらく「リピートしてくれる人」なのでは?! もっと書くと「もし今回の会で気に入ってくれたなら、リピートしてくれる可能性が高い人」これを最優遇すべきである。

ではどうすればリピートしてくれるか。ここが難しい。

なぜならリピート理由のダントツトップは「一緒に踊るにいい人が沢山いた」 主催者が必ずしもコントロール出来かねる所だからだ。TAX●とかその意味ではかなりいい線持っていった。「一緒に踊るにいい人」をある程度用意したからだ。

ただこれは諸刃の剣。その様な人達を集める予算が必要だからだ。つまり入場料をタダにしてあげないといけないだろう。その分儲からない。

そして更に難しいのはそれを上回る集客が望めるとびきりな人を●AXIにする必要がある。で、そんな人居る?! 友達が多いとか弟子が多いとかはあるかもだが、それでも毎回は呼び込めまい。スケジュール抑えるのも容易じゃない。

要するに言いたい事。この●AXI手法は決定打じゃない。もっというとカンフル剤みたいなものでサステナブル性(継続性)がない。

■最優遇すべき人達はそれを欲していない

で、じゃぁその他主催側は努力出来ないのか。ある人は食べ物飲み物を用意した。飲み放題とかもある。じゃんけん大会?! CDプレゼント?! 様々試されている。

でもごめん。私は「一緒に踊るにいい人」は、その方向性では自然に集まらないと思う。なぜならその人達は踊るのが好きであり、イベントに行く理由も踊りたいからだ。

「飲み放題だから行こう」「じゃんけん大会の景品がいいから」という人は「一緒に踊るにいい人」と符号しにくいだろう。つまり、ソーシャル・イベントでのリピーターを作るのに最有力じゃない。単純にそういう理由。

■DJが認識すべき「一緒に踊るにいい人」の生態

でもその次策は明確にある。それは曲。選曲の良し悪しは次策でこそあるが、主催者がソーシャル・イベントをバズらせる事が出来る最右翼施策だろう。最大公約数を抑えるという意味において、これは主催者が最も力を入れる部分である。

そしてここで、実は大きなほころびが出る事もある。「もしDJが一番優遇すべき客を取り違ったら?!」

DJは雇われの事も多い。集客にイマイチ無頓着の可能性も?! もっと言うとDJは曲をコレクションしているだけの可能性。自分の深いサルサ楽曲知識を皆に知らしめたいだけの人?! イベントをバズらせるよりもね。

てか10年前なんて90%はそうだったろう。主催者=DJでモチベーションは曲知識の見せびらかし。一番優遇すべきなのは自分?! そんなのもよく遭遇した。

私が勝手に思うこと。サルサDJは「一緒に踊るにいい人」の生態をよく観察し、それを意識したスピンをする必要があると思う。例えばそれは:

・サルサ技術が高い

「一緒に踊るにいい人」なくらいだから1曲が7分超でも楽々通しで踊れてしまう。もし「5分以内じゃないと」なんて腐心して選曲しているなら、一番刺さらなければ行けない層を無視していると同義に近い。あなたが最優先すべき客は、そんな事気にならない。

「長い曲は無駄に長いだけでサルサ技術云々に関係なく飽きるでしょ?!」とかならその限りではない。でもそうならそもそもそんな飽きる曲を選ぶなよ、とも言える。

ところが少なくないDJがわざわざ長い曲を掛け、わざわざ途中でフェードイン・フェードアウトさせる。「俺、フェードイン・フェードアウトをキレイに決めさせられるぜ」の見せびらかしがしたいだけ?! なんて勘ぐってしまいたくなるくらいだ。

これ、すっげーやりがちだけどね。

・ソーシャル経験長い

集客に有利に働くほど「一緒に踊るにいい人」は、キャリア半年以内って事はまずありえない。それより長いソーシャル経験を持っているはずである。それはイコール大体のソーシャルでかかる一般曲は「知っている」事になる。

でもそのよく知っている曲が「知らない」要素が含まれてかかったらどうか。例えば「あ、この曲知っている」となって踊り始めてみたがなんか違う。期待と違う感じに流れる。それが好きな曲だったら?! 裏切られた思いまでしてしまうのでは無いだろうか。

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ぐちぐち書いても分かりづらいのでズバリ言う。もっともこれに当てはまる、再生スピードをいじるというのは「一緒に踊るにいい人」レベルに取っては”裏切り”と取られるリスクがあまりにも高い。「いつものように気持ちよく」踊れないからだ。

やる理由は分からんでもない。誰かに「こんな早い曲踊れないよ」なんてクレームが来たのかも。でもここで一段俯瞰で考えてみて欲しい。その腕前レベルの客は集客に有利に働く程の「一緒に踊るにいい人」、「一番優遇すべき客」か?! 99%「違う」はずだ。

偶に途中で音を歪ませたり、「DJ」と合いの手のようなコール声を入れたりする人も居る。知ってるよ。DJテーブルにそんなボタンがあるんだよね。そしてボタンがある以上押してみたい?! あなたの優遇するのはあなたなのか、他人を惹きつけてくれる「一緒に踊るにいい人」なのか?!

そこまで考えれば余計な着色になるリスクが極めて高いそのボタン類、押すべきか否かの答えは出るはずだ。楽曲への”いじり”は、ほとんどの場合禁忌だと思われる。少なくともサルサについてはね。

・あらゆる曲調に対応可能

「一緒に踊るにいい人」は腕が立つ。キャリアも長い。これは自明の理である。で、そんな人はあらゆるバラエティのサルサ・ジャンルでも踊れてしまう。ある程度楽しくね。

となると「####一辺倒」ってどうか?! 例えは悪いがオフコース(←古いな!)の短調の失恋曲ばかりを10曲連続で聞かされたらどうだ?! 10曲目はどんなに好きでも流石に飽きると思う。

となるとOn2ジャズっぽい曲5連発、ロマンチカ4連発、キューバン6連発って一番優遇すべき客にとってマイナスかもな、と容易に想像付くだろう。

忘れてはいけない。DJは常に競合にさらされている。最近は中目も復活したし更にそう。客は選べる状態にある。求められてない拘りを貫いて単調になり、集客有利な「踊るにいい人」を失ってはいけない。

■積み重ねた「裏切り」は取り戻し難い

最後にここだけはどうしても読まれたくないって事を書く。離脱もしくは勢い読んでしまったなら絶対他言無用に願います。最近「一緒に踊るにいい人の期待を何度も裏切ってしまったんだな」と思う瞬間があった。

場所・時間・その他の要因は全く問題なかった。はっきり人気銘柄イベントでもある。だか「一緒に踊るにいい人」連中が徐々に欠席し始めている。理由は私の間違いであって欲しい、おそらくDJが一番優遇すべき層を見誤ったから。その人達の期待を裏切り続けたから。3度4度とね。そして足を遠のかせた。「ま、あそこはちょっとアレだし、パスしとくか」 それで集客が徐々に減少している!? そう思ってしまった。

そしてこれも私の間違いであって欲しい。一度失った期待はそう容易には戻らないかも。特に耳の肥えた「一緒に踊るにいい人」が同じ場に復帰するのは相当難しい?! この選べるご時世、恐ろしい事態である。

ps第三者の”気分”を最優先する国民性

コロナ期は散見されたが、音量を極めて絞ったスピンをしている人もいた。近隣に「うるさい」と言われたから?! いやぁ単なる嫉妬だね。自分も含めた皆が自粛しているのにお前らだけ楽しんでんじゃね-よという嫉妬。

換気タイムもそうだなぁ。「それをしないとダメでしょ!」等の嫉妬からのバッシングを気にして。換気タイムなんかしてもしなくても、バッシングする人はするんだけどね。ホント、コロナ期は皆殺伐としてたなぁ。嫉妬合戦、リア充許せない合戦。

そして思う事。その参加もしない1円も出さない人達の反応対策の為に、お金を継続的に払って盛り上げてくれる「一番優遇する人達」の願いは概ね2の次にされてきた。もしかすると日本人は一番大切な層、恋人、夫婦、子供、近しい友達、を軽視する「癖」があるのかも知れない。「近しいんだからわかってよね。あたし(世間体整えるのが)大変なの」てか?!

それよりも多くの第三者の掴みどころのイマイチ無い”気分”を最優先するのが、「褒められるべき行動」なんて考えているかも知れない。

少なくとも「日本人は商売が下手なはずだ」 そう思わずには居られない所である。

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