どこに踊りに行っても、初心者でもベテランでも、楽しくなれるサルサ界の為に

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■楽しくなれるサルサ界にしたい

つい最近ですが少しくショッキングな出来事がありまして、色々考える機会になりました。その上でひょんな所から、今までモヤモヤと「私は何がやりたいんだろう」が見えてきたのです。それが

どこに踊りに行っても、初心者でもベテランでも、楽しくなれるサルサ界にしたい

ぶっちゃけ常にではありませんが十分そうなっているサルサ場もありますね。私はそういう所&そういう瞬間を、なるべく多くしていきたいんだなと。だからレッスンなんか頑張っているんだと。

そう分かるとなんか書いてみたくなったわけですそんなページを。それがここになります。久々にシリーズものの予感ですね(笑)

■サルサ技術は楽しくなるホンの一部

まずショッキングな出来事を書いてみたいと思います。ちょっとむずかしいですが個人名、および個人特定可能な要素をほぼほぼ排除しながらね。おそらく誰の事を言っているのか、私以外はわからないでしょう。(いや、あと一人分かる人は居るかも知れないが。分かって欲しくも無いが)

「$$$が居るので私、もぉここに来るのやめます」

その人はサルサの会場を去っていきました。まぁここまではあるあるかなぁ。どうしても人間相性とかあるもんね。もちろん私は常々以前から言っている様に「どんな人とも”上手くやる”のが大人のマナーだ」の姿勢。それは変わっていません。

そしてこの方もそれに則ったとも言える。私だけにそれを吐露し、それ以外には一切誰にも億日にも出さずにフェードアウトしたのだから。損したのは自分だけ。そういう意味ではマナー良いでしょう。あるあるの中でも、まぁ弁えた行儀のいい姿勢です。

でもショックだったのはその相手。私はどこをどう考えてもその人が表現するような、そんな人間には思えなかったのです。

ええ、長く知っている人です。正直素朴な、とても性格の良い人です。一緒に踊った事もある。ちょっと力が入る時もあったが、他のありがちな●●な●●●マの100倍”良い”でしょう。方方での好感度の第三者感想も多い。でもこの人はそう言わなかった。「乱暴で失礼だった」

でね、実は私も言われた途端にわかったのです。(わかったつもりです。詳細は語られなかったので本当にそうかは不明ですが) この加害者!? 態度というか所作というか、不機嫌そうなんですね。サルサは上手いんですよ。でもホントOnly初見ね、不機嫌そう。怒っているみたいにさえ感じる。

要するに分かった事。どんなにサルサ技術が上手くても、どんなに性根が素晴らしい人でも、パッと見た目が不機嫌そうだと「乱暴で失礼」な人になるのです。

■「ソーシャルで楽しめる様になる」レッスンとは

で、私は例えばレッスンでは「ソーシャルで楽しめる様に教えます」と謳っています。ポジショントークじゃないよ。本気です。逆に言うとそうじゃない、かっこよく見えますとか第三者に感心されるような踊りが出来るようにしますなんて言いません。言えません。私が必ずしもそうじゃないしね(^。^;)

でも例えばソーシャルで楽しくなる踊り方を教えても、本当の所はそれは必要条件のほんの小さい部分をカバーしたに過ぎない。例えば不機嫌そうに見えるとしたら? 目的を達成するのは非常に難しいでしょうね。相手の人間的素養に大きく頼る事になる。

「それでいいじゃん。性格のいい人とは楽しく踊れるし、悪い人とは楽しくなんて踊りにくい」

うん、そーゆー問題じゃないよね。相手にはメンタル・ポジションとして
「不機嫌に見える人ともにこやかに踊る努力」を求めるのに、自分が「不機嫌に見えない様にする努力」は放棄している。フェアじゃない。

「不機嫌じゃないのに不機嫌に見えるなんて言われても、そんなの相手の主観だヨ。そんなのに合わせなきゃいけないの?!」

うん、ここは難しいよね確かに。でもだから楽しく踊る為には、『双方の努力』が必要なのです。「不機嫌に見える人ともにこやかに踊る努力」と「不機嫌に見えない様にする努力」、もち寄せるのがマナーでしょう。

それでもどうしても嫌だ!? そりゃ本当に仕方ないね。でもそー言ってナチスはユダヤ人を弾圧した。そー言って黒人は差別された。「だから一緒には居れない」は、私は少しく恥ずべき発言だと思う。

■「楽しめる人」ってどんな人

じゃぁ「ソーシャルで楽しめる人」とはどんな人か。私は技術以外も含めたどんな人を養成したいのか。そんな事を考え始めました。今思いつく事を羅列させます。

技術面

振舞面

これは時間経過と共にどんどん変わるし増えると思われる。でも今の所見えている中ではこうですね。こんな事に腐心してくれる人がサルサ場に一人二人と増えて欲しい。

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■”すっげー楽しいサルサ会場”

そしてここから更に飛躍した考えが浮かびました。もしこれが出来る人を多く私が排出出来たら?! そしてある日サルサ会場に行って、これに努力してくれる人が8割居たら?

「あ、これものすっげー楽しいサルサ会場になるじゃん!」

そう思いません?!(笑) ぜひ想像してみて欲しいのです。例えば海外旅行をして全然知らないサルサ場に足を踏み入れる。と、その会場に居る人達が8割こうなのです。

。。。
。。

「あー皆楽しそうだな。この人達の仲間になりたいな」

なーんて思いません?! そして本当にそうなら、おそらくあなたもカンタンにこの仲間内に入れるでしょう。だって皆機嫌よくって愛想がいいんですから。

で、びっくりしたのです。私のレッスンがもしメッチャクチャ流行ってたら?! そして生徒さん全員が各々出来る範囲でも上記の努力を”サルサの常識”とか言って、みっちりがっちりばっちりやってくれたなら?! そしてそんな人をサルサ界にいっぱい排出出来たなら?!

あれれれれ、私が思う理想のサルサ界になっていかないか?! どこに行っても自分さえ同じ努力すれば、まず楽しくなるのが確実なサルサ会場が林立するのです。

「ああ、私は本当は潜在的、そんな事をしたくてレッスンとか頑張ってたんだな」

突然霧が晴れた思いだったのです。もちろん表層には「先生」とか言われて偉ぶりたい、ゲスい欲求もあるんでしょうけどね(笑)

■「努力してくれる人」大募集!

で、思ったこと。別に生徒さんだけじゃなくていいじゃん。もしこのブログでも読んでくれた人、これをやってみないかい?!(笑)

もし私の描いた理想のサルサ界「いいじゃん!」と思ってくれたなら、ぜひ一緒に作っていきましょうよ。

多分ちょっとづつで良いんだと思うんです。「今日はいつもより10%だけ、機嫌よく見せてみよう」、「今日はいつもは挨拶しないあの人に、あった途端にちょっと会釈くらいしてみようかな」 これでも十分プラスになると思われる。

だって逆を考えてみて下さい。いつもは踊ってくれるなりにもぶっきらぼうだったあの人がちょっと機嫌良さそうだったら?! いつもは踊るんでも挨拶スルーだった人が、今日は会った途端に会釈してくれた、、、その後ってかなり違わない?!

もしこれが皆少しづつやってくれるなら、会場の雰囲気は多分結構大きく変わると思うんですよね。そしてより楽しい、おそらくやる人が増えれば増えるほど段違いで楽しいサルサ場になると思う。その一員になって欲しいです。

「ほんのちょっと努力しようとしてくれる人」大募集です!!

ps:声を掛けていただけたら嬉しい!

「セイちゃん、俺今日やってるよ!」なんて、こっそりでも会場で声掛けてくれたら嬉しいです。私も全然マスターレベルじゃない。一緒に頑張って行きたいと思っています。

普段よりちょっとでいい:

  • 笑顔付きの挨拶をする
  • 機嫌が良さそうにする
  • 愛嬌ある様にする
  • 愛想を良くする
  • 楽しそうにする

ご意見、ご感想

  1. […] 楽しいソーシャル・サルサにおいて私が相当苦労した部分がこれ、”振舞面”になります。復習するとこれね。 ーーー 笑顔付きの挨拶をする 機嫌が良さそうにする 愛嬌がある 愛想が […]

  2. […] どこに踊りに行っても、初心者でもベテランでも、楽しくなれるサルサ界の為に […]

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