雑記:振舞面の重要度と効果 1

Uncategorized

書き始めてね、到底1回じゃ終われない分量となりました。おそらく2回シリーズになります(3回かも(^。^;)) 露悪趣味な文章ですが、もし良かったら読んでね。

■真逆が”良し”と思っている人が多いかも?!

楽しいソーシャル・サルサにおいて私が相当苦労した部分がこれ、”振舞面”になります。復習するとこれね。
ーーー
笑顔付きの挨拶をする
機嫌が良さそうにする
愛嬌がある
愛想が良い
楽しそうにする
ーーー
もちろん技術面も苦労しましたが、実質これに一番苦労したかな。そしてこれが上手くないが故に、大分楽しくなるはずの時間を無駄に過ごしてきました。

なぜか。今なら明確に分かる。依然はこの振舞面の丁度真逆が”良い”と思っていたからです。”偉い人”になれるから!? ヒエラルキー上位の人間の態度だから?!

特に男性は遺伝子的に上下社会を形成する様に出来ています。私と同様の勘違いしている人も、あるいは少なくないのではと思ったり? 引っ込み思案、人見知りの男性とか、おそらく根底にはヒエラルキー上位指向、だからプライドが邪魔して無防備?!に人懐っこく出来ない、みたいな!?

■「偉ぶりたい」私の幼少時代

で、赤裸々に書こうと思います。なぜ私は振舞面が出来なかったか。そしてどうしてそれが間違いだとわかったか。改善してどうなったのか。露悪趣味的な内容ですが、良かったら読んで下さい(笑)

まず私は幼少時代、非常に性格が悪かったです。もっと正確に書くと”偉ぶりたい”願望が人一倍でした。偉い人になるのが人生の何よりの目標だった。今なら明確にそう認識出来る。

なぜか。おそらく私が歳の結構離れた末っ子だったのが原因でしょう。家族での会話の中で、私の意見はだいたい”却下”か”反論”されていました。

ベースに”誰かの意見を論理でこき下ろす”のが良しとされる家族風潮があったと思います。家族全員、私以外はいわゆる”天才”でしたから。(父は東大の電子工学博士号取得、兄2人も東大卒。祖父も東京”帝国”大学出身で卒業時に成績優秀の金時計をもらったらしい)

私が小学生に上がる頃には「ペレストロイカはここは良いけどここはダメだよね」みたいな会話が食事中の日常の会話でした。ね、小学一年生とか何を言っても却下でしょ?! 取り扱われません。考えてみれば当たり前。

というか正確に書くと私の話題は却下されたのじゃなくて「却下されるのが怖いから何も言わなかった」かな。ノーベル平和賞のゴルバチョフがこき下ろされるのです。何か言ったら家族皆に同様にこき下ろされ、軽くあしらわれてしまうのが容易に想像出来ました。

■偉ぶる方法:真逆な勘違い

で、それに輪をかけて困った事がありました。多分軽症でしょうが母はちょっと精神的に不安定な人でした。気に触る事が起きるとすぐに&大いに騒ぐ。喚く。場合によって泣く。モノを投げる。自分の機嫌の悪さを周囲に大々的に表現する人でした。

そしてそれを見て天才の父&兄2人はどうしたか。黙ってすごすごと自室に戻っていきました。「嵐が過ぎ去るのを待つしかない」が共通語。

で、私はそれをずっと見て、変に学んでしまったのです。「この世は能力ではなく騒いだ者勝ち。不機嫌を精一杯表現すればどんな権力者でも言う事を聞かざるを得なくなる。軍門に下るのだ」と(^。^;)

■嫌われ者は振舞面真逆から成る

そして私は小学校に入った時分から、徐々にそんな態度を周囲にしていく事になったのです。なぜなら可能性を見出したから。

「周囲は全員同い年だ。ここなら私が何か言っても論理的にバカにされる事はない。発言が尊重されて然るべき存在になれる」

ま、偉ぶりたかったんでしょうね。家庭での父や長男の様に、話した事に皆感心するように納得し、それについてポジティブなフィードバックが与えられる、そんな立場に行きたかったのでしょう。今までそんな事は一度も味わった事がない。「さぞや気持ちのいい事だろう」

で、最悪な事。私はこの感覚を味わう為、ワザととんでもないワガママを言う事にしたのです。そしてそれが聞き入れられないと喚く。全身で機嫌が悪い事をアピールしました。

そりゃ嫌われるよね。間違いない。

そしてここで更なる勘違いをしました。「あ、この方法は嫌われるだけなんだな。やめよう」とは、思わなかったんですね。「足りないんだ。もっと不機嫌な事を、さらに激しくアピールすべきだ」 そして嫌われ者としての私が、どんどん重症化していきました。

どれくらい嫌われ者だったか。例えば修学旅行ではどのメンバーに入る事も出来ず、先生が便をとり測ってもらうくらいでした。先生には「椿くん、この期間だけでいい。何も言っちゃダメだよ。黙ってなさい。それがグループに入る条件だ」

このあたりの癖でしょうね。今でもフラッシュバックの様に「他人はデフォルト私を嫌っている」なんて思いそうになる時があります。まぁそのフィーリングは、今は楽しめるくらいに克服しましたけどね。「俺、苦労したんだなぁ」とかね(^。^;)

ご意見、ご感想

  1. 面白かったです。なぜそんなに賢い方なのかのバックグラウンドが少し理解できました。
    特に自分をふりかえって分析されてる点が、他人の見ず知らずの私にもドラマのように再現される表現!

    エニアグラム心理学を扱ってるので学びになります

    • カキコありがとーございますー。家族はねー割と賢い(が商才はない(笑)) 私はどうでしょう、、、 エニアグラム心理学、、、ちょっと調べよっと(笑)

  2. […] 前回からの続きです。とても一回でアップ出来ない分量だった(笑) まだまだ赤裸々に露悪趣味しますが、私が書きたい事が大分見えてくるとも思っています。 […]

  3. […] 久々のシリーズもの最終回。以前のはこちらから見てね。 雑記:振舞面の重要度と効果 1 雑記:振舞面の重要度と効果 2 […]

  4. […] 関連記事:雑記:振舞面の重要度と効果 1 […]

タイトルとURLをコピーしました