雑記:振舞面の重要度と効果 2

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前回からの続きです。とても一回でアップ出来ない分量だった(笑) まだまだ赤裸々に露悪趣味しますが、私が書きたい事が大分見えてくるとも思っています。

気楽に読んで下さい。私の半生(反省?!(笑)) なんかコメントで褒められちゃってさ-今回も調子乗って書いていきますよ(≧▽≦)

■転機は全力で取り組んだ”合気道”

私がこの特性!?を多少克服出来る様になったのは高校時代からでした。合気道を始めたのです。当然ながらあまりにもイジメられるので「強くならなければ殺される」と思ったのです。

でも空手はどの道場も同級生がいました。道場全体でイジメられかねない?! 一方合気道は誰も先人がいません。これしかない、と思いましたね。殆ど人生最後の望みのつもりで、合気道に取り組みました。

出来る限り練習に行って、出来る限り全力で習得を試みる。こんなに本気になった事は、いままで一回もありませんでした。

■人生で初めて『プライドを手放した』

で、ここで私は思わぬ副作用を得ます。幼稚園以来の感覚を思い出したのです。「偉ぶろうとしなくていい」

私は会話内容が色々理解出来てくる小学生くらいから、家族から蔑まされている(と思い込み)、それがどうしても嫌でした。なので家族以外では偉ぶろうとしていたのです。でも初めてそれをしなくて『よくなった』。

なぜなら誰が見ても一目瞭然、私が合気道という切り口で一番下っ端になったからです。偉ぶれる可能性0%。イコール、肩肘張って「俺が上」アピールをする必要も無い。

今まで必死に抱え込んでいたプライドを、『全て開き直って手放した』感じでした。

■嘘のメッキが剥がれる恐怖からの開放

で、そう割り切るとどうなるか。不思議ですね。途端に人生が楽しくなって来たのです。偽物の「すごい私」を演出する必要がない。初めて自分の本当の姿を曝け出したのです。

で、今ならすごく分かる。嘘のメッキが剥がれる恐怖からの開放?! これほど気楽な事はありませんね。ほとんどの人はデフォルトがこうなのでしょうがね。

■プライド・ゼロ=他人を尊敬しやすい

そして素の自分でいられると、他人を素直に尊敬出来る様にもなります。偉ぶりモード時はうっかり他人に尊敬を示すと、自分は自動的にそれ以下になる。イコール他人を尊敬なんて論理上禁忌なのですけどね。でもそのタガが外れた。相手を凄いと思い、そう言って、そう褒めてが、問題なくなったのです。

そして合気道はその”凄い人”が多かった。特に私の通った合気会は実力主義で、先輩風を吹かせる人も居ません。100%納得の上下関係でした。凄いのが分かりやすい。

で、私も周囲と同じく大いに尊敬の念を示しました。敬語を使い、言う事をとりあえず100%聞いて、習った事が出来る様チャレンジする。今までの様に何事も斜に構えて「大した事ねーじゃん」なんて憎まれ口叩く事もしない。

■他人を尊敬=気持ちいい!

で、おそらくそれがどこか気持ち良かったりもしたんですね。尊敬を示す(他人を褒める!?)って行為、脳医学的にも快楽の模様です。私は快楽の赴くまま(笑)、半ば過剰なまでに周囲にやりまくりました。尊敬の念を伝えまくる、褒めまくる、一緒に居れて嬉しい旨表明しまくる。

とどうなったと思う?! 人生で初めてじゃないかな?! 他人が私に好意的に接する様になったのです。先輩、同期生、そしてトップ連中まで?! 「をーツバキー、今日も来たかー!!」 文字通り、可愛がられましたね。

これってどんな日常かわかりますか?! 端的に言うと毎日早く明日が来ないかなぁと思って寝る感じ(この時はほぼ毎日稽古してました) 本当に幸せな人生ってこうなのかなぁなんて思いました。分かる?!

■気持ちよくなる行動=振舞面

で今にして思う事。まさにその時の私は自動的に”サルサを楽しむ振舞面”をやっていたんですね。

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笑顔付きの挨拶をする
機嫌が良い
愛嬌を振り撒く
愛想が良い
楽しい事をブレーキゼロで表現
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ここでの最大の後悔は、私はこの時気づくべきだったという事実。これが人生楽勝モード&楽しくなる絶対的な”勝ち筋”だったのです。

でもこの時は気づけなかった。合気道だけに限定しましたね。高校の友達や家族にはおくびもやりませんでした。ま、合気道以外何も眼中に無かったので、自分がその社会のヒエラルキーのどこかなんても、どうでもよくなっていたのもありますけど。

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