振舞編 笑顔付きの挨拶をする 2

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アメリカでの挨拶文化に触れた私。そしてそれが楽しい事も体感した。でも残念ですね。そのメカニズムや優位性は理解しなかった

で、そこから帰国してサルサ開始。そんな所から今回はスタートです。

■速攻失せる自分の中の挨拶文化

日本に帰ってきて無事就職も済ませる。アメリカ帰りとの事で通訳っぽい仕事内容?! アメリカンだよね(笑) でも周囲は当然挨拶なんてしない。お得意の同調圧力迎合で私もやらなくなりました。そりゃもう速攻でね(笑)

「挨拶は下っ端が上に意地悪されない為にするもの」
「どっちが上か不明瞭なら挨拶なんて自分からはしちゃいけない」

流石にそんな事を考えながらじゃぁなかったですが。でも潜在意識的にね。そんな考えに”戻った”。それからサルサを開始したのです。

そこから苦労したなぁ。レッスンもだけど特にソーシャルで。楽しい時間なかなか作る事ができませんでした。今考えると挨拶無しに他人と仲良くなっていくって、殆ど無理ゲーだよね。

でも自分からするという、そもそもそんな発想が浮かばなかった。ちょっと当時はサルサも権威主義的な所もあって、そのせいもあったかな。やたら先輩風吹かせて威張っている人がいた。誰でもデフォルト呼び捨て&ため口とかね。(そしてそーゆーのに限って下手なんだなー(^◇^;) おっと、内緒話内緒話、、、)

「そんな奴らをさらに偉い人みたいに扱ったらいけない」

ま、悔しいってだけなんですけどね。男の意地というか愚かしさというか。

■挨拶無くして友達無し

で、となるとです。私が曲がりなりにも知人っぽくなれるのは随分長くレッスンが一緒だったとか、クローズドレッスンで強制飲み会参加したとか、パフォチームメートとか?! 雑談機会があればそりゃ流石にちょっとは親しくなる。ザイオンス効果一本足打法です(^◇^;)

でもソーシャルでは踊りたいじゃないですか。会場入って、誰も挨拶する相手がいなくて、まんじりとなく5〜6曲も踊っている人達を眺めるだけ。そしてこのままじゃ入場料もったいないってんで勇気出して誘う。で、断られる率50%かな!?

なぜか。今考えてみればさもありなん(笑) 会場入ったうすらハゲの男が不機嫌な顔で会場に佇む。そして随分経ってから青ざめた顔で歩み寄ってくるのです。顔はこわばったまま、ちょっと変質者っぽい?! 「お、、、お、、、踊ってください」 聞き取れないくらいの小声、、、

ま、私が女性なら断るね。間違いない(笑)

あの時踊ってくれた●●●さん、●●ちゃん、●●●様、マジありがとうございまづ。その御恩、一生忘れませんっ!!(≧∇≦)

■“豆鉄砲”リアクションがネックだよね

で、私がこれを変えようと思ったのは?! 特に自分から笑顔で挨拶しようと思い立ったのは、YouTubeでした。以前このブログでも紹介しましたね。マコなり社長のものです。

「なぜか好かれる人」?! 私にとって絶対必要なスキルじゃない! 興味津々で観ました。私もかなりの理屈家、マコなり社長の説明は共感しやすい。奥さんが「私の言う事は疑うけどマコなり社長は信じるのね」というくらいファンです(笑)
https://seis-salsa.com/cannotdodogattitude/2664/

でね、笑顔+挨拶。徐々にやり始めました。今日は1人やってみよう。次はあの人にもやってみよう。そしてねぇ結果。めちゃくちゃプラスでしたよ。端的に言うと「居心地の良さがハンパない」

メカニズムはおそらくこうです。会場でとある人を見る。「あーあの人知ってるなぁ」 でも挨拶はしない。サルサあるあるだよね。

で、しない理由はこうです「それほど知り合いでもないしなー」 そしてこう続く。「その上で挨拶なんてしたら向こうは“あれ、こいつ喋りかけてきやがった。なんかきもいー”なんて思うかしら?!」 でこうなる。「その可能性ゼロじゃないし、やめとこー」 皆んなもそんなんじゃない!? (私だけ?!)

実際知り合いと間違って挨拶しちゃた時の、その人のリアクションってまさにこんな感じじゃない?! ギョッとするというか固まるというか。”ハトが豆鉄砲食らった様な”ってまさにこんなんだろうね(笑) 「な、、、なんで?! 以前何か親しくしたっけ?!」

で、この続きを勝手に脳内補完しちゃうのです。「”なに挨拶してきてんだよずぅずぅしい。キモいんだよ!” と思われるかな?!」

特にさぁ美人とかやりにくいよね。ただでさえ親しくしたいモチベーションって皆んな持っている訳で。だから挨拶されたら即警戒?! そんな事されそうでね。

(実は本当の美人って割と逆?! 親しく声かけられるのに慣れていて、割と初対面フレンドリーが多い)

そして今になって思う事。『日本人だから仕方ない』 だって挨拶文化ないもの。立場的にかなり上になってから初めて積極的にされるモノ。単に未知の人から挨拶されるのに慣れていない。前回説明のアメリカ人とは、ここは決定的に違うでしょうね。

■挨拶makes居心地の良さ

でもサルサ会場、私は挨拶しちゃおうと思っています。ほぼ接点のない人はしないよ。日本人ならほぼほぼ”ハトが豆鉄砲”になりますからね。(外国人ならサルサ会場初対面でも声かけるかも)

でも例えば一度踊った事がある女性、街ですれ違って会釈したら返してくれたサルサ人、踊っている最中隣でぶつかっちゃって「すみませーん」と言ったとき「いいえー」なんて答えてくれた人!? このあたりは会場Inで挨拶してみちゃいます。

「どもー」

これだけ。その後話し込んだりしない。私、雑談下手ですしね(^◇^;) 豆鉄砲率50%くらいかな。(笑)

でもそこからが違う。自分の中で「挨拶しなくて失礼だったかな」の疑念がなくなるからです。後ろめたさというか、私はとりあえず「お前はシカト枠」という事にはしませんでしたよ、な晴れ晴れしさ?!

「居心地の良さ」

まず最初にこれが発動するんですね。

ps.居心地の良さが楽しいの入口?!

長くなったのでここで〆。次回はこの居心地の良さが「楽しい」の土台になっていくと言う話をします。多分(笑)

ご意見、ご感想

  1. […] 笑顔付きの挨拶をする 第一話 第二話 […]

  2. […] 前回で説明した通り、”知っているのにシカト”中の気まずさが消えるからですね。 […]

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