■日本人はつくづく幸せになりにくい?!
このブログはサルサのごく初心者、もしくはサルサを知らないけどなぜだかここにたどり着いてしまった人に向けて書いていますす。サルサに限らない『何らかの良いヒント』になれば。そんなサブ・テーマです。ぶっちゃけ、サルサじゃなくてもいいって感じ?!
で、日本人は幸せになれるのかという話。なぜ突然そんな事を言い始めるのか?! 私はいろいろ考えてきた所で、特に日本的教育を受け日本社会の中で生活をしている人は、なかなか幸せを味わいにくいのではないかと思うからです。
そしてその解決としてサルサってすごいポテンシャルを持っていると思う。今現在サルサを大きなポーションそして幸せを実感している、私から言える事があるかなぁと思っています。
「まぁもし良かったらだけど、サルサ一回試してみない?!」
そんな事を最後に言ってみたい訳です。そんな御託を並べてみたいと思います。
■日本で参加出来るコミュニティは幸せに寄与しにくい
◆第24回 人生を幸せにするのは何?複数のコミュニティを持つ事の大切さ【人生論】
・自分の良さが発見出来る
・逃げ場が複数出来る
・コミュニティ毎でキャラが変えられる
要するにコミュニティに参加する事は多様な人々と交流出来、より偏りのない客観性を持つ事が出来るというのですね。その中で自分のステータスも多様化出来る、一つダメでも全てダメにならないという訳です。
でも私はこの見解に少しく疑問があります。なぜなら:
・多彩な人間層を持ったコミュニティは希少
まず一般的日本人で参加がほぼほぼ必須になるコミュニティは家族、学校、仕事くらい。このどれもに多彩な人間層はあまりありません。人種、年齢層、収入レベルで似寄ります。偏りのない客観性は得られにくいと思うのです。
で、じゃぁ今度は趣味の範囲はどうでしょう。正直コミュニティ足るモノは少ないですね。日本人趣味ランキングを見てみましょう。1位 旅行、2位 音楽鑑賞、3位 映画鑑賞、4位 読書、5位 ドライブ・ツーリング、6位 料理・お菓子作り、7位 キャンプ、8位 買い物・ショッピング、、、
ほぼ一人作業だし、つるんでも最大4人くらいじゃないか?! そしてそれはだいたいはごめん、年齢層一緒でしょ!? 特に日本人は年齢層を飛び越えた趣味の繋がりはほとんど作られない。スポーツ系とか物理的に老人・若者混合は無理だし。ゴルフやテニスなど、ごく少数の例外はあるものの。
ちなみに私が日本と限定する理由。それはほぼ知っている唯一の外国として、アメリカとメキシコは教会があるからです。毎週日曜午前中に集まる。老若男女およびどんな金持ちも貧乏も同じ席に座ります。(今は崩れ始めているかもですが)
ここはちょっと日本とは違うかもと思った。家族、学校、仕事に続く、第四のジョイン必須コミュニティ?! 「多様な交流からの客観性の育み」は、多少寄与しているかも知れませんね。
・自立出来る出来ないはその人次第
この動画では複数のコミュニティ所属による自立意識の芽生えがあるとあります。確かに言えるかも。私も高校生時代、合気道の町道場でそれを実感しました。それまでは常に何かに甘えていた。親、先生、そんなのにね。
でも自立に寄与するかどうかはかなりその人次第のモノだとも思います。サルサでも友人に依存する人多い。特定の人とだけべったり付き合い、悪口大会に花を咲かせ、友人の無断での他イベント参加に怒ったり?!
多数のコミュニティ参加が自立のチャンスを増やすとは思いますが、依存行動を減ずるかというとそんな事はない。本人次第。
・感謝は高貴な人間しか出来ない
私はこの考えをアメリカで知りました。曰く、『人間として高貴でないと感謝なんかしない』という事です。それが多数コミュニティに所属するから得られるか、、、きっかけは増えますが私は少しく疑問です。
”
「感謝の念は教養の結実である。粗野な人々の間には見受けられない」 サミュエル・ジョンソン:イギリスの詩人
”
・コミュニティ複数をメンテナンス出来るか?!
この動画では5つくらいのコミュニティを持てと説いています。確かにそれは素晴らしい。必ず時々で人間関係良好なコミュニティを持てるだろうし、心のセーフティネットにもなるでしょう。
ただそれにもメンテナンスする必要があります。程よい連絡、共同活動をする必要がある。もし共通のアクティビティとか無ければ(学生時代の友人とか?! 飲み会する程度?!)それこそなかなか関係保ちにくい。相手も忙しい訳だし。
私は客観性の育成、逃げ場等になりうる程のコミュニティの複数キープは限界があると思います。どちらかというと1つ1つのコミュニティに、なるべく多くの多様性を求めた方が有効かと思っています。
■幸せに寄与するコミュニティは『多彩な人間層』がある事
この動画作者は資産収益が生活費を超えていて生きる為の仕事をする必要がありません。その上で友人家族を参加者としてひっくるめたテニス・コミュニティ活動をしている様です。おそらくこの様なモノを”コミュニティ”のモデルとしているでしょう。
だとしたら私も完全同意です。町道場の合気道は私にとっても彼の提唱する完全なコミュニティ役割を足り得ました。老若男女、海外からの留学生も多かった。
よって自立を促し、精神的セーフティーネットとなり、客観性を育めました。学校の同級生の中で、私は少々変わり種な高校生だったでしょう。良かったと思っています。
そしてこれはサルサも同様と思います。ちょっと20代は居ないけど(居る所には居るのかな?!)そこそこ多様な人達が集まっているし、踊るという共通のアクティビティも存在。無為な飲み会だけとは違い、集まる口実に事欠きません。
■サルサ遊びはOne of the best幸せになりやすいコミュニティ
以前のブログで多様な人間関係を持つことが幸せを得やすいとか
『雑談:幸せになるコツ3選(やりたい事をやる、ありがとうと言う、多様な人と付き合う)』社会を正しい方向に導きやすいとか書きました。
『雑記:同調圧力に屈しない変わり者は社会的意義が高い』
私はこれらURLから新たに、例えばサルサ遊びを単なる参加コミュニティを増やすという意味でも、人生を楽しくするのに非常に有益であると思います。それは通常の日本人ではなかなか得られない事。”サルサって遊びが気になるなら”ぜひ一度試してみて欲しいと思っています。
◆人生を幸せにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から
https://www.ted.com/talks/robert_waldinger_what_makes_a_good_life_lessons_from_the_longest_study_on_happiness?language=ja
・良い人間関係が幸せに一番寄与する
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