■今後イベントはvsGTを考える事になる
正直言いましょう。昨日のCalle Ochoは人入りはそれほどでもなかったです。特に途中はちらほら感結構あったかな。楽しんで踊るには十分ではあったものの。そして聞く。おそらくその理由、中目GTと被ったから?!
そしてこれから中目GTと被るなんて、おそらくほぼ毎日起こるんでしょうね。人入りはどうなんでしょうかね。3年も開くと以前の隆盛を知らない人ばっかになっているかも知れません。そう、GTは一時期一世を風靡したのです。
理由は広い、床がいい(ちょっと滑り過ぎるという意見もあるが) そして一番なのがおそらく開催時間が限定的(18:30~21:30) 来る予定の人が一時期に全員集合するのです。「いい人がいっぱい居た」感がある。盛り上がってる感満載なのですね。
カリべとかさぁ開催時間長いから、ポロポロ人が来るんですよね。だから閑散とした時間もあって、イマイチ来ている人全員が「すっごい盛り上がっていた」と思えない。延べでいうといい人いっぱい来ててもね。勿体無い所。
■人が多くなくても閑散感を出さない方法
でも昨日のCalle Ochoは閑散とした感じは出ませんでした。出そうだったけど踏みとどまった。来ていた人も「人居なくてさぁちょっとつまんなかった」とは言わないでしょう。超前半に居てすぐに帰った(かPepe行った)人は別だけど。女祭りだった30分ばかりがあった。。。
で、なんで閑散感を出さずに済ませられたか、私の見解を書いておきたい。
・大音量
何よりも音量が大きいと非日常感が出ますね。今やJBAもPepeも、そしておそらくRe-openのGTも音量を絞れと言われているでしょう。今音量十分で開催出来る所、廃墟?!ビル最上階のCalle Ochoだけなんじゃ?! あ、新宿Looseも容赦ないね。最高。
そしてダンスのエンタメ性って何にあるかと考える。陶酔感じゃないかなぁ。技やスタイリングを競技の様にやりたい人にとっては違うかも知れないが。(でも相手は迷惑かも知れないが、というのも付け足しておく)
・光源を絞る
昨日のCalle Ocho、途中から光源をかなり絞ってました。で、これが陶酔感を上げるのはなんとなく理解出来るでしょう。
でもそれ以上に効果がある事、それは冷静になって周囲を見渡さなくなる事です。で、例えばちょっと参加者少ない折に「あーー$$さんも帰るんだ。ますます人減るなぁじゃぁ私ももぉ帰ろっかなー」とか「大分少なくなっちゃったなー。他に移ろうかなぁー」とか思わなくなる。
てか時計が目に入って「あーーこんな時間か。もぉいっかなー」になりにくい!? 踊っている人をその場に釘付けに出来るのです。
他の主催者さんは光源について、あまりにあまりに無頓着だと思う。行政が「$$ルクス以下にしてはいけない」みたいな事言ったのを気にしている!? 1000回に1回も見にも来ない(もっと来てないだろう)のに!?(笑)
・飽きない曲順
これはいつも言える事ですが、曲調がずっと一緒って飽きると思う。そして飽きたら「さて、ぼちぼち帰ろうかな」とも思いやすいんじゃ?! だって飽きるんだもん。
「曲なんて何にも気にしていません」なんて言う人もいました。確かに気にしていないんでしょう。どんなのでも踊れれば踊りますって感じ?! でも潜在意識的に脳への単調な刺激から「さて、ぼちぼちいいか。十分やった」となるのでは?!
同曲調の連投に極めて無頓着なDJさんとかもいますが、それは再考した方がいいのではと思ったり。新宿Fiestaでサルサ、バチャータの1曲交代というのを体験したが、単調にならないという意味では全然楽しめます。飽き様がない方法(笑)
■周囲のクレーマーをどうするか
で、ここまで書いて思う事。もしかするとイベント主催者って無頓着ってか、何らかでクレームを言われる事を極度に嫌がっている?! それも一度も喰らってないけど、想像でクレームの可能性を考えて?!
・音量
何にでも文句を言う人は居て、これが一番言いやすいよね。「うるせー」
特に高齢者のクレーマーはその時だけ皆が真剣に相手してくれるのでエスカレートする。要するに相手してほしいだけ。でもクレームばっか言う、世間に文句ばっかり言う一緒に居たくない嫌な奴なので誰も相手にしない。負のスパイラルなんですけどね。(どこの話をしているとかは言わない)
つまり言われる可能性は常にある。これを気にしてたら「音量は小さくしておこう」ともなるかなぁわからんでも無い。
・光源
本気で行政が乗り込んできて「これ、$$ルクスより暗いよ。そこで音を出して踊っちゃダメだよ!」なんて言われるとは流石に思ってないでしょう。
でも成功したイベントだと嫉妬した誰かが警察に通報する?! うーーーーーんコロナ期のPepeの話を聞くと大いにありえるかもな。主催者が気になっちゃうのは仕方ないのかなぁ。
必殺技だと思うんですけどね。イベント会場を暗くするのって。集客失敗してもまぁまぁ盛り上がる事は間違いない。
「暗すぎて相手の手が見えない」という人も居た。でも本当?! 私はちょっと懐疑的。そこまで見えないほど暗くはないし、サルサ踊るって半分くらいは暗黙知でやってない!? 明るくたってあまり見てなくて踊っていると思うよ(笑)
多分星の王子様カレーしか食べた事ない人が「こんな辛いカレー食べた事ない。こんなに辛くてもいいの?!」と驚いているってだけなんじゃ!? サルサはレッスンから始めるのでいわゆるダンスクラブ経験をした事無い人も多いでしょう。それで雰囲気に面食らった!? それだけなんじゃ無い?!
つまり主催者としては、それをクレームとして受け取る事もない。「あー驚いちゃった?! でもまぁ慣れて下さいよ。この方が皆盛り上がるし楽しんでいただけるんで」でOKでは?!
Ps:日本人のスパイト行動大好き傾向に対応する
日本人は稀代のスパイト行動大好き人間です。おそらく平安時代より培われた住んでる場所の移動禁止および職業選択権の欠如がそうさせたんでしょう。つまり、「他の誰かが(自分がしてない)いい思いをするぐらいなら、私が損してでもそれを阻止したい」
https://youtu.be/vtGYmQpIbYw
で、これにサルサってものすごく合ってしまう。出来る人は非常に楽しめる一方、出来ない人は「けっ」どころじゃないよね。自分が”絶対”出来ない『男女が手に手をとって、あるいはくっついて、それを次から次へと?!』 そりゃ風紀じゃないなんじゃないと文句をつけて、潰したくもなりますよ。
私が今の所考えられ得るこのスパイト行動に対抗する手、、、思いつけません。大半のサルサを楽し”め”ない人達の阻止するモチベーション、躱わせなかろう(^◇^;)
せいぜい見つからない様にやるしかないかな、、、そんな事を考えてしまうこの頃です。
◆この記事に関連のイベント・アフターレポート:
https://seis-salsa.com/20230514_afterreport_ikkyokunyukon/3899/
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