久々にサルサ上達方法ネタを書きます。本来は未経験&初心者の為のサルサHPであって、そんなネタを書く必要があるんですけどね。一通り書き倒してしまった感がありまして、最近は書けていなかった(^▽^;)
で、それが掲題の通りです。レッスン中、自分で「わん、つー、すりー、、ふぁいぶ、しっくす、せぶん」なんて口ずさむの、おそらくやめた方がいいだろうという話。
実は前回のレッスン後語り部で奥さんと話していて「気づき」となりました。レッスン中、奥さんの話を聞かないで自分で口ずさむのに集中している生徒さんがいたとの事です。
「でね。私の口カウントを聞いて欲しい。自分は違う所に気を回して欲しいって言ったの」
そうしたら途端に指摘している部分が上手く行くようになったとの事。なるほどそうかぁ。だから急に出来るようになったんだな。私とやっている時は(私のクラスは3人のインストラクターが3レベルのクラスを15分間隔で1順しています)この日中に男性の第一登竜門、「曲に合わせて初級ルーティンをやり続ける」習得は無理だろうなぁと思っていたのです。が、それが見事に形になっていたのです。
そして思い返す。そういえば歴代の生徒さんで「口で自分でカウントを呟く」人は概ね上達が遅く、かつかなり長い間曲カウントと動きを合わせるのが苦手だったな、と。で仮説にたどり着くわけです。初心者時期にカウントを口ずさむ人は、その行為自体に注意が向いてしまい、修正すべき事項にイマイチ集中出来ないのではないだろうか→体の動きとその微調整に、全ての意識を集中してもらうべきではないだろうかと。
で、更に思う事がありました。サルサってリードとかフォローとか関係なく、「常に他人が作り出したリズムに動きを合わせる作業」なんでしょうね。そしてそれは最初の一歩から徹底して癖付けをした方がいい。レッスン中は先生以外はカウントを言ってはいけない。自主練でも必ずメトロノーム的な何かを使う。決して自分の口でカウントを作ってはいけない。
ほぼ間違いないでしょう。曲カウントと動きが合わせられない人って、動きを自分のペース100%でやっているんですね。なんとなく曲のBPMスピードがあってる”っぽい”感じにはなる。だから自分では問題意識は持てない。けど0.1秒も狂わない、きっかり合わせでないと、相手は「合わないなー」となる。だってその人のマインドでのカウントなんて聞こえないんですから。曲と合わせているのがダンスのルールですから。
こんなサイトを見つけました
https://www.musicca.com/jp/metronome
BPMは最初は70くらいから(チャチャよりちょっと早い程度)
80でスムーズに出来るのを目標に、
100で出来れば完成とか思うといいのでは
私は特に男性はシャドー練習がいいよ、と推奨していますが、やる際はぜひこのサイトを活用して欲しいです。決して決して自分の口でカウント言わない事。この癖を絶対につけない事。それがサルサ上達にきわめて有利になる。
そんな事を思いました
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