初心者専門セイちゃんサルサ:雑記:力抜きリードをすべきだが救えない?!

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なんかどう書いても整理出来なそうだと思った。ので、エピソード順に書いていこうと思います。

■とあるベテラン男性のケース

彼は15年以上前から知っている人。名前は知らずとも(今でも知らん!)「アメリカ・プロ・スポート好き」という事でサルサ会場で意気投合していました。私はCleveland Brownsファン、彼はそれ意外様々なチームを知っていました。野球、アメフト、アイスホッケー、、、

正直良いましょう。いい男です。嘘ない、誠実、楽しい雰囲気。ポジティブで意地悪な所の微塵も無い。仕事はーー、、、しらん(笑) でも別に稼いでない事も無いでしょう。女性慣れはどうかな?! でも別に妙に力入るってわけじゃない(←いるよね! カッコつけようと躍起になる人)

でもね、彼は言うわけです。「いやー私結構断られるんだよね。やっぱ下手くそだとだめかなぁ」 その苦笑いもいい表情ですよ。裏表ない感じ。ホント、それ意外に断られる理由は思いつかないのでしょう。

でも私は99.99%で理由は分かっている。確かに上手くはない。でもベーシックを入れないで技だけで1曲過ごす事は出来ている。つまり私の標榜する「一通り踊れる」の、一番練習が必要な部分は出来ているのです。

理由:ズバリ:「痛い」!! どの女性が「踊って痛い」のにリピーターになってくれるでしょうか。否、難しそうですね。会場で会って1回は”我慢するけど”、二度目は無いかな。。。どんなに性格のいい女性もそうでしょう。

私、実は言ったことあるんです。私がフォローした後ズバリでした。「いやー##さん(←あだ名)、あなたはリードが痛いから断られるんですよ。私なんてリードこうですよ(←やってみせる)。力抜いてリードすれば断られないですよ!」

でもねぇだめなんだなぁ。「いやーセイちゃんはそう言うけどさ。力入れないとリードにならないじゃん!」 要するに私は嘘を言っている?!という認識なんですね。

それからも結構説得してみました。でもだめでしたね。頑なに変えようとしなかった。てか、試そうとしなかった。単に「上手い/下手」で断られる問題を処理しようとしていました。つまり「難しい技がスイスイ出る」じゃないから女性に断られるんだ、と。

ま、彼は人の話を聞かない的な部分はありましたけどね。会話が成立しそうでしない。自分の喋りたい事だけ喋る。サルサも自分のしたい技を力と掴みで、相手の姿勢/状態関係なくやるんでしょう。そりゃリピーターはつかない。痛いんだし。

■とあるミドルレベル男性のケース

彼は知的であろう。日本トップレベルの学力がないと出来ない国家資格系職業に着いています。まぁ結婚相手だったら女性のほとんどがベタで「いいなー」なんていうような職業ね。女性側の参加費10万とかで合コンとか開催される感じ?! つまり女モテ一人勝ち職業。分かるね?!(笑)

でも彼もサルサに関しちゃ一人勝ちではない。年収や職業ステータスなんて、サルサ女性には関係無いもんね。(てか”感知出来ない”もんね) うん、断られるのです。そんなシーンがサルサ会場で散見される。

でね、奥さんは言うんです。「そりゃ断られるよね。だって痛いんだもん」 私が見た限り、、、うん痛そう。強引ってか、リードでの”女性の扱い”?! それが悪いかなぁ。

私は彼のフォローをした事が無いので確証をもって言及出来ませんが、奥さんの言では「掴む」「ひねる」「引っ張る」「押す」 およそ痛いリード要素のオンパレードなのだそうです。若干最悪レベルよりかは力が弱いので「ギリギリ1回くらいは踊っていいか」

■力抜きリード習得は一人では無理

で、私の言いたい事。おそらくねぇパワーリードを自分で解消するのは極めて難しいでしょうね。だって自分がどれくらいパワー入れているか、自分では絶対に分からないから。人に指摘されて初めて「あぁ、そうなんだ」となる。

鼻毛が出ている、口臭が臭い、もしくは背中に枯れ葉がくっついている?!(笑) それを自分で気づくくらい難しいでしょう。敢えて言おう。不可能であると。

で、そんな自分で気づくのが不可能な要素で、如何に多くの男性が女性リピーターを失っているだろうか。誘って断られる、もしくはかなり無表情で踊られる。そんな憂い目に会うわけです。

■レッスンでは力抜きリードを教えない

例外はいくつかある。でも基本おそらくサルサ・レッスンで、力抜きリードをしつこく言及する所は無いでしょうね。忙しくてそこまで手が回らないのもある。でも歴史的にそれほどフォーカスされなかった所でもある。

それはつまりインストラクターは大半を「自分が教わった様に教える」のです。そして自分はそう教わらなかった。だからなんとなくレッスンでそうは教えない。そんな所でしょう。本当はソーシャル・サルサを楽しむのに、非常に重要な所なのに。

私の経験ではとある女性インストラクターは「痛い」と伝える人でした。超貴重だろう。まぁただ彼女は「自分は何を言っても許される」と考える特殊な性格の持ち主で、自分が思った事を誠実/正直に口に出しただけだったろうが。インストラクションのドグマとしてそれを持っていた訳ではなかった。

でもっと書きます。生徒さんが痛いリードをしたとしても、普通の女性インストラクターはあまり強く指摘出来ないでしょうね。「悪いなぁ、一生懸命やってるんだしなぁ」

このあたりが力抜きリードがあまりレッスンで言及されない理由なのではないだろうかと思う次第です。

■ぜひ救いたい、が無理だろう!

上記二人、おそらくまだサルサ界に居るでしょう。あそこまで踊れるし、まだまだサルサを楽しめる様になりたいとも思っているはず。

もし私のレッスンを1ヶ月(4回)くらい”連続”で受けてもらえれば?! 彼らはおそらくサルサ的に全くの別人に生まれ変われるだろう。「1日1回なら踊ってもいいか」が最低ライン、「あ、あの人居た。1回は踊ってもらおう!」とさえ思ってもらえると思う。

でもおそらくそんな事は起きないだろうね。これからも渾身の力を込めてリードし、あるいは更に難しい技でそれをやり、本当に心根のいい女性意外は断られるサルサ人生を歩む事になるんだろうな。

究極のおせっかいなのは承知でなんとかしてあげたくて、でも絶対何も出来ないんだろう私の悲鳴です。

ps
”連続”がマジ重要なんだよね。単発で教えても癖はすぐ戻っちゃう。毎週ペースで何度か→新しい癖つけ→戻る→新しい癖つけ→、をしないと定着しない。

逆に毎週だとね。おそらくどんなに勘が悪い人でも定着する。ちょっと教える側のスキルと投入時間が必要ですけどね。

そんな事も思った今日このごろでした

ご意見、ご感想

  1. ベテラン男性はフォローをやって、痛いリードを自分で感じること必要ですね。ただ彼のプライトが許さない気もします

    • いや、持論ではフォローやって痛いリードを感じても自分に反映は出来ないと思いますね。なぜなら女性リーダーでも激痛な人も多いから。人間自分がやられるのとやるのでは認識は切り離されているんだと思う。だからDVも戦争もなくならない。

      誰かに指摘してもらうしかないでしょうね。残念ながら(^◇^;)

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