掲題は奥さんと話してた時に出た言葉を元にしています。
「今まで胸を張った状態で人前で振る舞った経験がないんだろうね」
これねぇ、私は分かる。外国がどうだか知らないのでこう言うのはアレですが、敢えて「日本人」と言及しましょう。なかなか胸を張って人前で振る舞う人は居なかったろうなぁと。
というのは日本は”嫉妬の国”ですからね。海外の大学の心理学研究でも証明されているのです。日本人はたとえ自分の利益になったとしても、それが全く関係ない第三者の利益にも繋がるなら『しない』傾向が強いのだそうです。
「いや、私が得するのは分かるよ。でも何の努力もしていないあの人達も得をするのなら、私はそれをしない」
つまり自分を犠牲にしてでも、それを得るにふさわしくない人が利益を得るのは許せないという訳です。「ズルいよ、俺は努力しているのに」と嫉妬するんですね。おそらく長い江戸時代の、どう頑張ってもヒエラルキ上位に行けなかった時代に醸成された思考でしょう。
で、この傾向がなぜ”胸を張った状態で人前で振る舞え”なくなるのか。そんな事をすると「出る杭は打たれる」可能性があるからですね。何か小さな失敗をした際に余計に叩かれる事になる?! なりそう?! なんて思ってしまうのです。
「あんな偉そうにしてたのにあんな失敗なんかしてねぇみっともない」
「調子に乗っているからよ。謙虚さが足りないんだよね」
こんなバックラッシュに会い”そう”だから、最初からしおらしくしていましょう的?! 実はそう考えてしおらしくする人”こそが”、誰か偉そうにしている人が失敗したらそう言うのでしょうけどね。
独断偏見なのですが、私はこの癖は小学生時代に確定すると思われる。日本で”胸を張った状態で人前で振る舞え”る小学生、スクールカーストの最上位5%くらいじゃないかなぁ。あとは「万一の失敗におけるバックラッシュを喰らわない様」、胸を張って堂々と振る舞う事はなるべく避ける。
つまり後々何か失敗した時も、少なくとも「態度が実力に見合っていない、謙虚さが足りない」と思われないようにね。
でも例えばサルサを上手くなろうと思ったとしましょう。特に女性だな。(男性はまだ私の中で考察が固まっていない) 動きやスピンを安定させようとすると、どうしても胸を張った姿勢でないとやりにくくなります。もちろん踊れはするんですが、動きの効率化には無理が出てくる。よって性格が陰キャだろうがなんだろうが、胸を張る練習をする事になります。
そして奥さんは言うのです。「姿勢を良くすると性格も変わってくるよね。明るくなるし、積極性も出てくる。踊りやすいやかっこいいだけじゃないよ」
≒「これまで姿勢を良くしようと思ったことなかったんだろうなぁ。結果縮こまった、ちょっと暗い、消極的な行動を取る傾向が強かったんじゃないかなぁ」
私はそれを言い切るのはまだちょい観察不足。でもそんな気もする。サルサがめっちゃ上手い女性ってやっぱちょっと堂々としてるというか、振る舞い的にスクールカースト上位5%の人達っぽい感じするね(笑) 陰キャじゃないよねどうしても。
もしもですよ。女性でサルサをどうしても上手くならなきゃいけない環境に置かれたとしましょう。とこれまたどうしても姿勢矯正は行われる。意識して背筋を伸ばす、顎を引く。でプラス腹筋や体幹筋肉が鍛えられる。どんだけするんだってくらいスピンさせられますからね(笑)
と、その女性は多分性格も変わるでしょうね。もっと明るく、もっと人生に積極的に、そして同様な仲間が増えるでしょう。ふさわしくないかもだが敢えて言えばスクールカースト上位5%的人達?! そうじゃない人から言わせると一種のパリピ?!
人生が変わると思います@女性限定な話でした。
結論:
サルサが上手くなると女性はパリピになっていく。なぜなら姿勢を良くするから
ps
じゃぁもともとスクールカースト上位5%の人は何がちがったのか。多分生まれつきの性格は半分にも満たないと思う。それよりも体格的優位性や根本的な見た目?! そこらへんからなんとなく「私は他より優れている」の自信が植え付けられるんでしょうね。で、堂々と振る舞える≒姿勢もよくなる?!
んーーーそんな気もするし違う気もするか?! 考察は続く、、、
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