■説明し辛いソーシャル・サルサ遊びの楽しさ
「何がそんなに楽しいんだろう」
実は私も自問自答しています。ソーシャル狂いになってこのかた、色々踊ってきましたよ。楽しくない時期もありました。断られる事多かったし、シラーーっとした態度で踊られた事も多数。1曲だけ踊って心が折れて、クラブから帰った事も数度ある。
でもまだ踊っている訳です。ソーシャルを辞めたりはしなかった。何故か。正直言いましょう。説明つかない(笑)
なんでこんな事を書き出したのか(笑) それは今私はサルサを教えていて、そして生徒さん達にソーシャルを楽しんで欲しいと思っているからです。それも相当真剣に。となると説明しなきゃいけないよね。「なぜソーシャルが楽しいのか」 でも答えは見えない。
■楽しくなる為のコツ/テクニックはありそう
楽しむコツがあるのは分かってきました:
- 他人の良い所だけを見るように努力する
- 物事を良い方に捉える
- 自分の楽しんでいる姿を見せる為の演技力を磨く
- 自分の実力をさらけ出し、それに対して悪びれない
- ノリを軽くする
- 服装を明るくする
- 笑顔を見せる(最近はマスクなので難しいが)
そして男性ならではとなると:
- 良く観察/選別はするが、なるべく未知の人と踊る様にする
- なるべく簡単な技だけにし、でも曲ハメに拘る
- なるべく目線を女性に向ける
でね、こんな事を色々考え実行しているとだんだん「あーーーたのしかったぁ」と共に帰路に付ける事が多くなってきたのです。今は殆どの場合そうできる。新規会場(男性が楽しむに難しい可能性がある状況)にあまり行ってないというのもあるのでしょうが。
で、最初に戻る。「なんでそんなに楽しいんだろう」
■おそらく脳内ホルモン分泌を促す”他人との交流”が楽しいんだろう
私の場合、おそらく交流が楽しいんだろうなぁ。シャイなんで(←最近は信じてもらえないが)会話なんてしないですよ。純粋に踊るだけです。でも他人と交流ってか関わるってか、それが不思議な高揚感を出すんでしょうね。
もちろん美女と触れ合えるというのもある(笑) 昔はこれがメインくらいの勢いで、だからサルサ折れなかったんだろうなぁ。でもそれだけじゃない事も最近分かってきた。私がフォローをしても高揚感あるもんね。あるいは女性と踊るのと甲乙つけがたいくらいに(≧▽≦)
ものの研究によるとドーパミンとは違う”オキシトシン”なる快楽脳内ホルモンの分泌は、ソーシャルサルサと非常に相性がいいです。(詳しくは”サルサ=幸せの一番の近道!”を見てね) 私がなんとなく高揚感を感じ、「あー楽しかった」で帰れる理由は、おそらくこのあたりにあるのだろうと。
考えてみるとリスト化した上記、いくつかはオキシトシン分泌を後押しするものですね。私がだんだん楽しめるようになってきたのは処世術的要素だけじゃない、これの実践における脳内ホルモン効果も関係しているんでしょう。
■このネタは生徒さんへの動機づけは難しい
でもさぁ生徒さんに「オキシトシン分泌しやすいからソーシャル行こうよ」って言えないよね(笑) 「はぁ?! なんか悪いスピリチュアル宗教やってんすか?!」なんてなっちゃいそう。極めて科学的なんですけどね。気持ちはわかるけど。慣れてないとキモいよねこんな話。
今の所「楽しいから一緒に行こうぜ」しか言えてません。そしてどうしてもご一緒していただけない人もいらっしゃる(^。^;) 他人と関わるとか新しいチャレンジをするとか、そのあたりに億劫に感じるのでしょうね。で、いままでやっている事のキープで時間の使い方が終わる。難しい所です。
そろそろコロナがどうとか無くなってきていますね。今までは「コロナが心配だから」を言い訳にしていた人達も逃げ場が無くなってきます(笑) ぜひ新たなチャレンジを、そしてなんならオキシトシンが出やすいサルサを、試して欲しいものですね。
今回は軽くこんな話で終了!
◆この記事に関連のイベント・アフターレポート:
https://seis-salsa.com/20221125_afterreport_gravity/2575/
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