軽いフォローが有利
レッスンを続けて3ヶ月を過ぎる、、、まず言える事は”素晴らしい”! 3ヶ月毎週やってれば確実に習慣となったでしょう。そして練習が習慣化されれば人生出来ない事なんて殆ど無いと思う(笑)
で、それくらいになるとフォローだと大体知るべき動きは一周すると思います。毎回新たな事を習うレッスンだったとしても「これは以前のアレに似ているな」というものが殆どになってくる?!
とその状況から磨くこと。それは動き全体にかかわるモノになってくるでしょう。例えばスピン後グラッとしないとか、必要ない部分の歩幅を小さくしていくとか。で、それをやるならぜひチャンレンジして欲しい事。それが”軽いフォロー”にする事です。
まずはその利点から説明します。
早い曲についていける
もし男性から『フォローが軽い』と思われるほど機敏に動けたら!? 間違いなく早い曲にもついて行けるようになっていますね。
もちろんリードより早く動いたら”スカった”感が出て良くないでしょう。二人シンクロして動けないのと同意ですから。でも男性がまず曲ぴったりでリード出来たとして、それにぴったりシンクロさせて動けたら?!
男性は反応がいい、しかも引っ張り回す必要のない、早い曲にもリードしやすい相手女性となるでしょうね。曲にノッて盛り上がる事が出来るようになります。
つまり、二人で楽しめる曲種が増える事になるでしょう。男女ともプラスとなる、明確な利点だと思います。
乱暴されない可能性
女性が男性リードに軽々機敏、反応よくついていけたとしましょう。それは男性がリードをする上で曲に間に合わせる、カウント内で技を終了させるのが簡単になります。つまり、プラスαな力を使って女性の動きを加速させる必要が無くなります。
で、ここからはあくまで可能性の話ですが、『乱暴されない』可能性があります。なぜなら力で女性の動きを助長させるニーズが無くなるからです。
もちろんその”助長”がデフォルト、癖になっている男性は相手がどうでも力を込めてリードするでしょう。でねーごめん、半分は、、、そうかもね。相手がなんだろうと筋肉フルスロットルでリードする事でしょう。
なぜなら男性は癖でリードしているから。何かの外部要因で自分のリードのやり方やパターンを変えるのは、おそらくほぼ不可能なのです。だから「いつものように」やっちゃいます。それがパワーリードならパワーリード、残念ながら変わらないでしょう。
考えてみれば1曲100回くらい技をやるわけで、それをいちいち「次はこれ、その次はこれ」と決めていくなんて脳のキャパを超えています。それを思えば理解いただけると思います。
でももう半分の男性は、やもすると不必要なまでに力を込めてリードはしないかも知れませんね。それはデフォルトがそれほど力を込めないリードをする男性だから?! ま、そうでしょうねぶっちゃけ。
で、そういう人はよっぽど女性が重いフォロー感で無ければ力を入れないでしょう。イコール乱暴リードにならない?! これも利点と言えると思います。
フォローを軽くする方法
さて、ではどうすればフォローを軽くする事が出来るか。やもすると部分的には他のインストラクターさんには受け入れられない事もあるかも知れません。こーゆー考え方もあるんだといったノリで受け止めて貰えれば。ただ論理的には、私は結構自信ありますけどね(笑)
キーワードは男性に如何なる”圧”も掛けない様にする事。それを心がければフォローは自ずと軽くなると思います。
自分で行く・自分で止まる
私はフォローの95%は女性自身の力で行われるものだと思っています。イコール「男性の事前の動きから次に何の技をやるかを予測し、それを男性のやりたいタイミング・量ぴったりで実行する」となります。
よって女性は自分で回る、自分で移動、自分で自分の動きを止める事になります。如何に男性の力を使わずにリードぴったりで動けるか。これが肝となるでしょう。
で、私はこれを達成する(笑)分かりやすいバロメータがあると思う。それが『男性に”圧”を掛けないで動く』
男性の引っ張る/押すがまるでスカっているかのように自分の5体を移動させるのです。”暖簾に腕押し”状態にする?! そうすれば感触は軽いに決まってますね(笑)
ミソはここの”自分で止まる”という部分。実はねぇ女性の動きは狙いの位置で止まるのが一番難しいんですね。上手い下手のおそらく半分以上は「男性が望んでいるポジションで止まれるか」
止まれれば男性が制御しようとする動きに圧を掛けないで居られます。それを目指すのです。
居るべき場所・向くべき方向
こちらも女性にとって非常に重要ですね。キューバンはちょっと分かりませんが、On1、On2は共に非常に重要だと思います。つまり女性はカウント7~翌カウント1までの間、厳然たる居るべき場所、向くべき方向があるのです。
以前作ったこちらの図解が役に立つか、、、つまり男性を通した直線上に留まる・向く形で止まるのです。
男性は基本この2つが満たされる事を前提としてリードしているでしょう。それを女性が自ら積極的に実行する。と、男性はリード中に力を使ってそれを制御する必要はありません。制御用の如何なるリードへの圧がかからない様になるわけです。
手浮かせタッチ
男性は概ね女性との接触部分を通じてリードします。本当に腕がいい男性は立ち位置や手足のポジションで”雰囲気”を作って、リードの部分的な役割を果たしたりもしますけどね。
で、もし女性が指先等の男性に触れている部分に”圧”を掛けたとしましょう。例えば相手の手に自分の手を置いた時ずっしりと重さを与える。男性は「この人のフォローは重いな」と思うでしょうね。
よってこれを回避するにはどうするか。相手に”圧”を掛けない。指を相手の手の上に置いていてもわずかに触れているだけ。手の位置や高さを保つのは自分の筋力でやるのです。
特に影響が大きいのはライトターン系、手を上げられた時です。なるべく男性が上げたい量、上げたいタイミングでぴったりくっついて手を上げるのです。相手に圧が掛からないように。相手の手が綿あめだったとして、その手が一切凹まない様に。
そうすると「フォロー軽いな-」と思ってもらえるでしょう。で、軽いフォローの利点が生まれる様になるです。
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