ランダム&数珠つなぎの後の話
このHPの記載を信じ(笑)上手く自主練が出来たなら、レッスン半年〜1年位までに「ランダム&数珠繋ぎ」も出来ているかも知れません。そうするとソーシャルも面白い?! ある程度自信を持って女性を誘える様にもなっているのではないでしょうか
で、そうなると次に狙いたくなるのが「シンプル技以外のモノ」 いくら私が「技の多彩さは意味が無い」と言ってもその欲求は止まらないでしょう。憧れのあんな技こんな技、やってみたいと思うのではないでしょうか。
となると私も敢えて止めません。私もそうだった。さんざん憧れて色々試し、「やっぱ楽しくなるのも女性ウケも(笑)技の多彩さじゃないな」と行き着いたんです。ある程度やって初めて辿り着く結論かも知れません。
で、そういう事ならおすすめしたい事があります。シンプル以外の技の習得→実戦使用までのアドバイス。こんな意見もあるんだという感じで見て頂ければと思います。
新技はまず選別
私のクラスでは基礎8技+上級5技を教えています。これらはフォローの負担が少なく、かつ非常に一般的。大抵の女性が出来ます。「なにこれ、どーすればいいの?!」と相手が困惑する事はないでしょう。
で、これ以外を自分の持ち技にしたいなぁと思った場合。ぜひ一度立ち止まって検証してみて欲しいのです。「この技はソーシャルでやるべきかどうか」
理想中の理想は同じレッスンに出なかった女性友達にやってみる事です。「分かる? かかる? 痛くない? 大丈夫?」なんてね。
でもレッスン1年目くらいまではそんな知り合いも少ないでしょう。「新技を仕入れたら毎回これをやれ」なんて無理難題なのではないでしょうか。
なのでとりあえず少なくとも以下を検証してみて欲しいんです。そしてそれがOKなら、次の”取り入れる努力”に進んで下さい。
女性の負担はどれくらいか
「え?! レッスンの時の見本女性は出来てたよ?! 出来ないなら女性の腕が足りないんだよ。負担とかいう前に努力して欲しい」 なーーんて思う?! ま、気持ちはわからんでもない。
でもこれだけは知っておいて欲しい。この世にはソーシャルでは出来ない技もあります。そして、そんな技を教えるレッスンもあります。パフォで使う技とかが代表ですね。
そして見本女性って大抵その先生のクラスの古株生徒さんですよね?! そんな人は長い経験から先生のやりがちな技は事前にほぼ知っているんです。だからスイスイとフォローも出来る。
でも他の女性は基本見た事も無い複雑技はまずフォロー出来ません。転びそうになったり腕や指を痛めたりします。
で、質問です。痛い事する相手と再び踊ろうと思うでしょうか。いや、ないよね。末永くサルサを楽しもうと思うならこの事態は避けないといけません。新技はどうしても動作検証が必要なのです。
で、どう見分けるか。私は究極は”想像力を働かせる”しかないと思っています。「これってフォロー大変かなぁ」
もし「知らないとそこに手は出ないよ」とか「どうやってもそんな動きやって欲しいなんて伝わらないよ」というのがあるんだったら?! それはかなり高確率で無理技の可能性があります。
その様なモノはまぁソーシャルではやらない方がいいのでは?!そんなふうに考えても良いかもしれない。覚えて置いて下さい。「いたずらに技多彩を目指しても良い事はない」
やっている人は多いか
ただし習った技がちょっと無理過ぎない?! と思った場合でも、もう一つ考えられる要素があります。それは「巷でやっている人が多いかどうか」
というのは「そんなの事前打ち合わせしなきゃ絶対女性わからんじゃん」な動きにも関わらず皆出来ているという技もあります。例えばバック・トゥ・バック。
これは相手の脇腹をちょっと触るだけ(私なんて触りもしない)のリードで、でも女性はこの技の動き一連をします。どう考えても事前に練習して出来るようになっていますね。
なのにこの技、中級くらいの女性からはまず出来ます。間違いなく『やっている人が多い』からなのですね。
もし上級者男性3人くらいがソーシャルでやっているのを見た場合、その技はおそらく実際には日本に10人程やっているでしょう。それを受けている女性100人は居るかな?! かなりポピュラーな技となります。
そんな技は練習&ソーシャルで使う価値があります。これも考慮してみて下さい。
数珠つなぎ中に入れどころを考える
で、じゃぁ新技を検証した。「まぁ女性もそんなに大変そうじゃないや。ソーシャルでやってる人を見た事もあるし、大半の女性はかかるんじゃない?!」となったとします。
となると次はその技をソーシャル中どう出すかになりますね。で、前提。男性は癖でサルサを踊ります。「いつものシンプル技ルーティン」を何も考えずにやっています。それ意外の踊り方は無いと思う。
そこから私の場合は「さーてアレいつやろうかなー」と考えています。ほとんどの人もそうだと思う。なのでその方法をご紹介します。
技の開始動作に注視
何よりも重要なのは新技の最初の部分。「どの技系統から繋いで、どんな開始動作で始まるか」
例えば私の研究科クラスの技だと、バック・トゥ・バックならフリスビー、5バックなら手持ち替えスイッチで開始します。この開始直前の技を覚えておくのです。
で、ルーティンやりながら考える。「この前習ったバック・トゥ・バックはフリスビーから始まったな。じゃぁ次フリスビーをやる時になったらそこから続けて出してみよう」
まるでフリスビーを出すのは他人事ですね(^。^;) でもこれがリアル。ルーティンはオートマチックなのでね。そしてその技を”自然”に出したら、そこから先は狙った技をやってみるのです。
意外にこれでうまく行きます。サルサ技はケチャップみたいなもので、一旦出し始めたら後はどんどん出てきます。試してみて下さい。
シャドー練習が最適
そして何よりも新技を自分の持ち技にする方法。それがシャドーです。以前『 シンプルなモノを持ち技にする』でも書きましたね。
これでまず一人でルーティン内に新技が入れられるか試してみて下さい。最初は音無しでもいい。落ち着いて、誰にも気兼ねする事無い環境で、集中してやってみるのです。
そして曲をかけたシャドーでもルーティン内に入れられたら、リアル女性でもほぼ出来るでしょう。非常に効率的に練習出来ます。試してみて。
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