サルサ初心者への解説「対人力」:会釈→挨拶にする

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サルサ初心者への解説「対人力」:会釈→挨拶にする

会釈から声出し挨拶に切り替える

同じレッスンも4回目参加となると、流石に知っている顔が増えてくるでしょう。特に”連続”4回なら「ああこの人、いつも来てる人だな」と容易に分るでしょう(これもあってなるべく連続参加をオススメしたい!)

そしてそれは向こうも同じです。こちらを見て「毎回来る様になったな」と分かります。会話はしたことないにしても、他の人に特徴を言われて「ああ、その人知ってる」て感じになるモノです。

で、それまでに以前書いた「会釈&笑顔」をしていれば、相手には多少の好感度を植え付けられているはずでしょう。

だって逆を考えれば想像つくはず?! 例えばあなたの会社の新入社員が声は出さずとも、笑顔&会釈であなたのデスクの前を毎回通り過ぎるとする。3日目くらいには話題に登れば「うん、知ってる。なんか感じいい人だよね」になるでしょ?!

で、そこからです。「この人はいい感じだな」という相手には、だんだん会釈から挨拶に切り替えるのです。といっても声を出して「どもー」程度でOKですが。

「話した事もない人に挨拶なんて苦手」の理由

でもここで、人のタイプは2つに別れるでしょうね。「挨拶なんて当たり前じゃん」vs「えーーー話した事も無いのに挨拶なんてーーー、、、」 で、ここでは後者を取り上げますね。前者は対人力高い、そもそも私のアドバイスなんて必要ないですし(笑)

男性の「挨拶が苦手」な理由

ぶっちゃけましょう。男性の8割はそうじゃないかな?! 顔は知っていても、そこから声出し挨拶はかなり時間がかかるでしょう。それには理由があるのです。

例えばサル山を観察してみる。オスは自分より順位が高いものに対して背中を向け、上位者がその後ろから乗りかかる「マウンティング」という行動をします。これにて順位の確認、引いては争い回避が行われる。

よって男性は遺伝子的に「強い相手には顔をそむける習性」があるのです。良く知らない相手にも平気で挨拶が出来るのは少数派、大多数は「とりあえず接触を避ける」傾向があるのです。

よって男性はまず「自分は遺伝子的に、知らない人との接触を避ける傾向がある」と知っておくのがいいでしょう。なので自然に任せると知り合いは出来にくい。もしそこから脱したいなら、ちょっと頑張って自ら接触していく必要があるのです。

女性の「挨拶が苦手」の理由

女性は逆に少ないでしょう。2割くらいがこのタイプか。なぜなら大体500年前くらいまで、人間の女性も集団の中で強い男性に守られながら生きていました。他の動物と一緒なのです。

で、集団の安全を確認する為に逐次お互いの声掛けもしました。集団状況変化にいち早く気づく為です。女性が遺伝子的にもコミュニケーション巧者なのはこれが理由です。

で、それでも「数回顔をあわせたくらいで、話した事も無い人に挨拶するのはなーー」という女性?! ちょっとレアかなぁ。おそらく理由は深くつっこんだ人間関係で苦労した経験があるとか?! トラウマから「挨拶とかして深く関わっちゃうと面倒かもだし、やめとこか?!」となる。

もし上記に心当たりがあるのなら同じくちょっと頑張る必要あり?! 自ら接触していくのです。そこから脱したいならね。

サルサでの挨拶は「あなたと一緒に居るのOK」の意思表示

で、上記の2タイプのオススメしたい事。それが会釈から挨拶への切り替えなのです。なぜなら簡単だし、その行動が「あなた達と一緒に楽しむつもりでいますよ」の証明になるからです。

「えー関係あるかそんな事」と思った方。またしても逆を想像してみて下さい。レッスン会場でむすーーーっとして、会釈も無しに自分の前を通り過ぎる人が居たら?! でもレッスンでは強制的にペアをやらされる。やりにくくない?! 緊張するよね?!

で、もしその人が会釈してくれた。笑顔もプラス?! 組む前にはもう一度お互い会釈し合ったりして?! その後の練習、相当やりやすくなりませんか?! 

そしてそれが会釈+小声で「どもー」だったらど?! 無言無視とは雲泥の差ですよね。「あなたとレッスンするの全然OKですよ。よろしくでーす」なんて感じじゃない!? どちらがお互い楽しくなりそうか、自明の理だと思います。

挨拶だけでいい

そしてぶっちゃけ苦手なら、その後の会話とか発展させなくていいんです。さっさと前を通り過ぎる、レッスン準備でOKです。それでも全然違いますから(またしても逆を想像すればわかるでしょ?!)

そもそも挨拶ってどんなシチュエーションでも「あなたが同じ場に居るのはOKです」の意思表示なんでしょうね。3回も会った相手、それを表現するのはほぼマナーだと思ってもいいんじゃないでしょうか?!

たかが挨拶されど挨拶。よっぽどセクハラされたとかでも無い限り、会釈→挨拶に進んでみましょう。

歩み寄るれる人が”有利”

「なんで私だけそんな事をしなきゃいけないの?! 挨拶がそんなに大事なら、相手だってその義務はあるはずでしょ?!」 まさしくその通り。”レッスン先輩方”だって笑顔&会釈&声出し挨拶はした方が良いでしょう。

でも先輩は既に仲間が居ます。会釈も笑顔も見せない新参者に、わざわざ頑張って挨拶する必要はありません。十分楽しい場になっているのです。古株はいつでも有利?! ある程度はそうかも知れない。

逆に自分から歩み寄れる人、すぐに”楽しむ”のに有利な環境に持っていけます。媚を売る必要なんてない。ただ「あなたと一緒はOK」の意思表示だけ。それでも違いは絶大でしょう。やってみる価値、確実にあるはずです。

これが私の思う「サルサを楽しくする」、最大級に効果的かつ効率的な方法だと思います。

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