サルサ初心者への解説「ソーシャル」男性:高田純次になれ!

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サルサ初心者への解説「ソーシャル」男性:高田純次になれ!

”高田純次”以外の言い方がわかりません(^。^;)

あなたがレッスン初めて~2ヶ月くらいの男性初心者だとします。でソーシャル場で女性に”逆誘われ”を受ける。一緒に同行した先生が気を利かせて、友達女性に踊ってあげてとお願いしてくれたらしい。

相手は先生と同レベルと思われる上級者。おまけになかなかのルックス。サルサ上級者女性にありがちなスタイル抜群の美人だ。さぁ、あなたはどーする?!

~2ヶ月だと正直やれる事はほとんど無いよね。習った技を片っ端から出す?! 大音量で曲聞いてたら頭なんか真っ白になっちゃうよ(笑) 正直幼稚園児と先生の関係に近い事になるでしょう。

で、私は推奨したいのです。”高田純次になれ!”と。意味は「とにかく明るく、卑屈になるな。相手を自分と対等の立場で扱い、出来る最大限をおどけながらやれ」

もし高田純次がその立場なら確実にそうするでしょう!? 想像に固くない(笑) そしてそれが正解なのだと私は言いたいのです。

要するに:

・へりくだるな
・出来ない自分を恥じるな
・明るく振舞い続けろ

理由は以下になります。

女性はヒエラルキーに興味無し

ここで男性に衝撃的な事実をお知らせします。女性は社会認識が男性とかなり違います。それが「ヒエラルキーに興味なし」。「私はあの人より立場が上」とか、ほぼ興味ありません。

男性は逆にヒエラルキー命ですよね。その集合体でだれがトップか、ものすごく拘るじゃないですか。マウンティング取れるか取れないかで人を判断している様な。

だから”先輩”、”上司”、”目上の人”にめちゃくちゃ拘る。その人達には敬語を使用し、また後輩等には逆を求めます。それを逸脱すると手痛いしっぺ返し?! 社会的制裁を与える的な。

でも女性はこれ、ほぼ拘りません。欲しいのは「現状維持」と「安定」 あってプラス「強い男性からの継続的庇護」?! 現在は女性でも稼げる様になったので、庇護欲求は希薄になっているとも思いますが。

つまりです。たかがサルサ、趣味の世界です。たまたまあなたより早めに練習を始めただけ。奇妙に男性にへりくだられる、敬語を使われるのは、彼女達は不自然に感じるのです。

なので敬語はほどほどに。初心者男性ありがちな踊ってくれる事に妙にへりくだったり、何度もダンス中の失敗を謝ったりするのはやめましょう。相手女性は単に気持ち悪い人だと思ってしまいます。

女性は”恋愛格上”の男性に関わりたい

これも衝撃の事実ですね。私もつい最近まで知らなかった。掲題の通り女性は”恋愛格上”男性と、殊更優先して関わりたいと思っています。

で恋愛格上男性とは何か。それは恋愛において”自分より異性にモテている”人の事。逆に下だと思う男性は友人としてはまぁ関わるが、恋愛には生理的に踏み込めない。そーゆー事の様です。

で、サルサです。もちろん女性は踊る男性全員を恋愛対象OKレベルにしたいとは思ってません。でも所詮「誘い誘われ」関係です。メンタル的に”恋愛”に非常に近しい状況なんですね。

そこで積極的に関わりたいと思う男は、自然恋愛格上と思えそうな男性となる。

で恋愛格上男性だと思える要素は何か。少なくとも踊る前にへりくだり、出来ない自分を恥じ、遊びなのに真面目・真剣・悲壮感を漂わせて取り組む男ではなさそうです。

明るく、軽く、遊ぶように踊る。出来なくてもおどける、自分自身を笑い飛ばす。そんな精神的に余裕のある男性なのでは無いでしょうか。

そしてそんな男性がその女性を今後も踊ってくれる、リピーターになってくれる可能性を上げるのです。そーやって鉄板で踊ってくれる女性を増やす。サルサを楽しむ男性の最善手と言えるでしょう。

恋愛格上男性の特徴をパクる

そしてもっというとサルサ態度だけじゃない、全体としても女性が積極的に関わりたい男性像に迫るのがいいでしょう。列記してみます。
参考:『ナンパが最強のソリューションである』零時レイ

恋愛格上男性の特徴

・髪をしっかり整える
・自信満々
・落ち着いている
・デレデレしない
・自慢しない
・余裕がある
・喋るのがゆっくり
・平気で女性をディスれる
・服がオシャレでモテる雰囲気が出ている
・はしゃがない
・目を合わせる
・美人を前にしても自然体でいられる

ちなみ、逆も面白いので紹介します。

恋愛格下男性の特徴

・髪を整えない
・自信がない
・自分を卑下する
・挙動不審
・自慢してしまう
・女性には敬語
・はしゃいでしまう
・1人の女性に執着する
・喋るのが早い
・服がダサい
・目を合わせない
・美人を前にするとソワソワする


初心者が上級者美女と踊る時のコツ

↑こんな表題ですけどね。正直に言いましょう。私も知らん(笑) 知っている人いたら教えて下さい。それ、ぜひやってみます。

でも上記の恋愛格上&格下男性の特徴から考えると、私が今までしてたのは敬語、目を合わせない、(なにかにつけて)自慢を言う、でしたね。知らなかった。

なので現在は完全撤廃しました。今のところ、、、上手く機能している気がします(笑)

そしてもう一つ言えるエピソードがあります。ご紹介しておきましょう。

彼の名はKくん。私がサルサ7年目くらいだったか、サルサ未経験として同じレッスンに入ってきました。明るくてちょっと軽い?! 「ちょっとは真面目にやれよー」なんて言われちゃうタイプ。

同じレッスンの女性からは「チャラいねー」なんて突っ込まれていました。まさに高田純次的なノリですね。

でそれから2週間後くらい?!、彼を連れて皆でサルサクラブに行きました。彼はもちろん全く踊れない。残念ながら見ているしかありません。でもその時引率した先生が友達女性を紹介したのです。

「こいつKくんってんだ。踊ってやってくれない?!」

ぶっちゃけましょう。その彼女は私の憧れの女性でした。でも雲の上の様な存在の上級者。誘うなんてとんでもない、遠くで見る事しか出来なかった人なのです。「はじめたばっかでなんて羨ましい」 私は密かに嫉妬しました。

でも同時に申し訳ないながら「ざまぁみろ」とも思いました。いつも軽くて調子いいKくんもあの洗礼を受けるのだから。私が何度も味わった、頭真っ白で何も出来なくなる、美女を前に赤っ恥をかくあの時を。

ところがです。Kくんは卑屈な私とは人間の出来が違いました。楽しそうにその女性の手を取ると、堂々と踊り始めたのです。

「オレの出来る最高の技をだすぜー!」
ライトターン、そしてその後ずっとベーシック。
「そろそろまたオレの必殺技だー、準備はいいかー?!」
クロスボディ、そしてまたベーシック連続。

その女性ね、すっごい笑っていた。どんな上手い男性と踊るより楽しそうだった。そして踊り終わった後彼が言ったのです。「次もっとすごいの仕入れてくるね! また踊ろうぜ!」

その女性は満面の笑みで答えました。「うん、待ってる。また絶対おどってね!」


私は思う。男性諸君。みんなKくんを見習うべきだ。超上級者女性を楽しませるのは、サルサが上手いが絶対条件じゃないのだ。

明るさ、軽さ、自信のある態度、相手の目を見て、敬語なんか使わずに、親しげに、楽しげに、、、このあたりにサルサを楽しくするヒントが、山盛り隠れているのでは無いでしょうか。

それを目指すべきだ、そう私は思うのです。いかがでしょうか?!

ps
その後のKくんもすごい活躍でした。どんどん上手くなって、スタジオのパフォーマンスチームでも脚光を浴び、その中で一番かわいい女性と結婚し、仕事でも海外赴任、子供も2人出来て、、、駆け上がる様に羽ばたいて行きました。

正直に書きましょう。私はまだKくんにかなりの劣等感を持っている。直接会っている時はおくびにも出しませんが、例えば「二人で飲もう」なんて言われたら断ります。それくらいコンプレックスがあります(^。^;)

でも同時に非常に尊敬している。天上人の様にね。彼は人生を楽しく生きる天才。私もそうなろうと絶賛格闘中です。

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