サルサを趣味にすると人生どうなるのか

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イメージつきにくい「サルサ=趣味」

サルサ未経験者への解説いろいろ:サルサを趣味にすると人生どうなるのか

「サルサを趣味にしたらどーなるんだろう?!」 おそらくほとんどの人は想像つきにくいでしょうね。日本で普通に生活している以上サルサなんて全く接点無いんだから。

例えばテニス・スクールなら分かりやすい?! おそらく週に何回かコートに行って、コーチに練習付けてもらうんでしょう。大会とかにも出るのかなぁ。

同じダンスでもヒップホップやフラダンスならまずは基礎練習。上手くなってきたらチームに入って発表会に向けて振り付け練習とか?!

でもサルサは『ソーシャル』となる遊びの”集い”があります。しかもやろうと思えば毎日でも可能。それが人生に組み込まれたら?! 何を目指す!? 何がゴール?! イメージしにくいはずです。

解説「サルサが組み込まれた人生」

でサルサが踊れる様になったらどうなるか。モデルケースは「一通り踊れる様になった」場面。クラブやイベントに行って、まぁやろうと思えば誰とでも楽しくなれるかな~的腕前。 

会場での立ち振舞さえ間違わなければ3年目くらいからこうなるかな?!(私のレッスンなら最短4ヶ月くらいでこうなれる可能性も。男女共に前例あり!(笑))

平日

まず日々の仕事へのスタンス、ドライになります(笑) 業務時間終わっても(早く帰るのは皆の手前気が引ける等で)なんとなーーくダラダラとかしません。「じゃ、お先に!」率が上がります。

で、その代わりに考える事。「#曜日は###に行って、そうすれば##さんや##ちゃんが居るし、また一緒に踊ろうっと! だから今日は早く休まなきゃ」 これ、サルサ人あるあるですね。無駄な体力を使いたく無いのです。

そして待望の#曜日。え?! 平日なのに踊るのかって!? 多分モデルケースくらい腕が立つと踊るでしょうね。業務時間過ぎたら問答無用でフェードアウトします。何しろサルサ・シューズ会社に持って行ってるし(笑)

で、会場In。私はねぇ仕事が押した日なんかは小走りで行きましたね。そして大音量の会場に飛び込み、見渡し、仲のいい##さんや##ちゃんを見つける。「おーこんばんわー」と手を振る。歩み寄る。笑い合う。踊りだす。

そして踊っている合間、不意に時計を見るのです。「ゲ、もぉ11時じゃん!」 そして仲間も慌てだす。「あーもー帰んなきゃ!」 渋々会場を出るのです。金曜日の場合は終電めがけて走る人も多発。これも典型的、サルサ人あるあるです。

休日

独身の場合は昼くらいまで寝ているケースが多いです。なぜなら体力回復or温存のため。土日は大抵何らかイベントがあるし、盛況になりやすいんです。そして盛況=踊る相手が沢山。これが楽しいの鉄板。

場合によっては十分上手い割にレッスンに行く人も居るでしょうね。「##先生の所行けば##さんいるだろうし~」 これ、不思議と異性だけじゃない。同性でも全然会いに行くの楽しみなんですね。人間関係って上手くいくとつるむだけでも本当に楽しいです。

で、レッスン終わり。仲間と食事とかしてからクラブへGo。大抵は大盛況で相手・仲間に困る事はありません。踊りまくります。会場によっては音楽が好みだったり好きな人が多かったりとタイヘン?! 知らない内に何時間も過ぎていきます。

そして次の日。筋肉痛ですね。月曜だとそのまま出勤して「やっと(サルサ)休める~」なんて思った事もしばしばです(笑)

サルサ中毒

そしてここまで読んだ人は感づくかも。サルサ遊びは板につくと「中毒」症状が出たりします。会場に行き、仲間と語らい、一緒に楽しむ。プラス音楽に合わせて体を動かすダンスの楽しさがミックスされます。ホント癖になってしまうのです。

なのでちょっとしないと「あーーーまた踊り行きてー」 禁断症状が出てきます。無意識にイベント情報を検索したり、かばんに靴を入れてたり、仕事を朝から大急ぎで片付けようとする。。。踊りに行こう行こうとするのです(笑)

で、こんな生活は楽しいか。「ワタシ、人生変わっちゃいました~!」と告白した生徒さんも多数居ます。私も一変しましたね。常に未来にワクワクの予定がある。確固たる達成の目的なんて無いのですが、”楽しい”総量は激増です。

そんなのが欲しいあなた、サルサ試してみるのいいんじゃない!? そんな風に思うのです。

コツが要る

「そんなに楽しいんだとして、だったらなんでサルサって流行ってないの?!」 これは自然な疑問です。私は思う。なぜならサルサでこうなるには、様々なハードルがあるからです。

技術的ハードル

ぶっちゃけましょう。サルサ習得、ある程度難しいです。やり方教えてもらえばすぐ出来ちゃうフォークダンスとは複雑性もスピードもまるで違います。私が習い始めた時で「男性3年、女性半年」と言われていました。

で私が研究に研究を重ねても、やはり一通り踊れる様になるまで器用な人でも2ヶ月はかかります。なぜなら考えて動くなんて出来ない程動きのバリエーションがあるから。何も考えなくても体が動くような、反復&癖にする作業が必要なのです。

実は一定期間頻度高く反復すりゃ誰でも出来るんですけどね。それがなかなか続かない。

対人力ハードル

「他人と楽しく過ごす方法」って学校で習いませんよね。せいぜい「皆と仲良く」や「相手の気持ちになって」程度、具体的な方法は示されません。おそらく先生や親も知らないのでしょう。だから抽象的に言ってお茶を濁す。

でもサルサで楽しもうとするならこのメソッドは必須です。相手に感じの良い誘い/誘われ態度 and 踊り態度を示し、「もう一度踊りたい」と思わせるのです。じゃないといつまで経ってもリピーターは増えず、踊る相手に苦労する。これだと楽しいワケがない。

でも皆それを考えないんだなぁ。「上手けりゃリピーターになってくれる」と勘違いしているのです。まぁ最初に触れるレッスンが「上手い」を目指すので、どうしてもそれ一辺倒で染まっちゃうんでしょうね。

このブログではこれからもサルサの技術的/対人力アップのコツをご紹介して行こうと思います。引き続き見ていただけると嬉しいです。仕事の合間にアップするのでゆっくりですが、これからもよろしくです~(^^)/

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